サンデー漫画

「神のみぞ知るセカイ」1巻

えーと結構話題になっている「神のみぞ知るセカイ」を買ってみました。

ギャルゲーの「落とし神」こと桂木桂馬。現実(リアル)なんてクソゲーだと言い切る彼は、女子は女子でも2D女子のみをこよなく愛する。落としたギャルゲヒロインは一万人、リアル女子を「精度が低い」と切って捨てる桂馬は、リアル女子からは「オタメガネ」と渾名を付けられ、お互いに必要としていない模様。でも桂馬って顔はかわいいんですよ!(ここポイント)

そんな彼の前に現れたのがドジっ子悪魔少女のエルシィ。彼女の任務は、地獄を脱走し、女性の心の隙間に隠れ潜むという「駆け魂(かけたま)」の回収。心の隙間を埋めれば駆け魂ははじき飛ばされる。心の隙間を埋めるのは恋がイチバン!桂馬はエルシィと悪魔の契約を結んでしまい、駆け魂狩りを続けなければ首を落とされることに。

かくて2D専門の桂馬は3D(リアル)女子を攻略する羽目に陥る。”落とし神”桂馬は己が攻略したギャルゲーのルートと方法論に則ってリアル女子を次々と撃破していく!

…というストーリーです。
いやいや、これ非常にオモシロいですね。評判がいいのはコミックス1巻収録の美生編のようですが、連載1話の完成度ときたら素晴らしいモノですよ。
設定の説明、主人公の桂馬と悪魔少女エルシィのキャラ立て、桂馬の武器たるギャルゲ方法論と、桂馬をアシストするエルシィのアイテム。エルシィの登場シーンのインパクトに、駆け魂捕獲に至るカタルシス。桂馬とエルシィの二人のキャラが光り、次の物語へと繋がるオチもよくできています。
なんていうか、失礼な言い方をしますとアルバトロスはバトルものを描いてねと雑誌サイドに言われて描いた漫画なんだろうなあ…としみじみ思わされます。こっちはまるで水を得た魚のようなイキの良さ。なんたって前作とは主人公のイキイキ度が違う。

新世界の神!的なキャラはデスノートの夜神月の系譜ではありますが、我らが桂馬君はギャルゲ界の神。もんのすごく狭い世間の神です。器が大きいんだか小さいんだかよく分かりません。
しかし、真面目な顔と抜群のルックスで「現実なんてクソゲーだ」「3D女子は精度が低い」等と堂々と言い放つ桂馬のはっちゃけぶりは主人公としてサイコーに魅力的です。本作において「鎧を外した」のはツンデレ女子じゃなくて桂馬を描く作者様ご自身ではないでしょうかね?

この漫画はこの勢いで行けばすごい!!と、思わされる1巻でした。末はアニメ化、みたいな(何いきなり大きく出てるの…)


ここからははげしく余談。
女子的には、桂馬のカワイサが素晴らしいですね。桂馬がギャルゲから借りてきたくっさい恋の告白やらちゅーシーンやらを真っ赤な顔してやらかす様は最高。
理知的な眼鏡にカワイイ顔立ち、とんがった趣味と圧倒的な理屈にそれを語り尽くす多弁さ、しかしさりげなく優しい性格。桂木桂馬君は素晴らしい!是非女子にもおすすめしたい漫画です。女の子もみんな可愛いしね。

個人的には桂馬が攻略されればいいのにと思わざるを得ません。己に立てられたフラグと戦う桂馬!イエイ!
出来れば男子に攻略されるといいよと思うのですが、それは無理ってもんですよねえ(←死んでこい)てか「神のみぞ知る~」で検索してきた人に怒られそうです。ゴメンナサイ…(なら最初から書くなよ)

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絶対可憐チルドレン 6巻感想

「絶対可憐チルドレン」6巻を買ってきました。
漫画段ボール詰めが完了していないのをいいことに。

というわけで感想~なわけですが、この巻と言えば不二子ちゃんですなあ。不二子ちゃん推進の「皆本とチルドレンをくっつけよう!」プロジェクト。


ごめん、キモい。(爆)


えーと個人的には「管理官はどこまでマジなんだ?!ああゆうこと言ってるけど実は裏の意味があったりとかしない?」というようにまだ疑っているのですが、ぶっちゃけ10歳の女の子と20歳の男性を現段階で恋仲にしよう、と20歳の男にプッシュするのは、正直サンデーでやるような漫画ではないと思います。モラル的にまちがっている。ギャグっぽく使ったからと言って済むようなものとは思いません。正直それは、人間としてのモラルがなっていない。まー管理官は80のくせに若いナリをしているせいで感覚が麻痺してるのだろうと思いますけど。80でアレじゃ10歳と20歳の年齢差などものともしないだろうなあ。

これがチルドレンが主役の少女誌掲載漫画で「憧れのお兄さんをゲットしちゃえばいいのよ!」とけしかける悪いオトナがいる、という話なら微笑ましいと思うんですけどね。そうだよこの漫画、な○よしかなんかに載ってれば問題なし!(と、友達に言ったら「だって漫画家さんのパーティーなんかに行ったらひとりだけ浮くよ?」と言われました。)

つーわけでこの巻の展開は「キモいなー、マジでこれで行くの?正直ついていけません…」なんですが(正直だなあ)

これって、「チルドレンという10歳の女の子三人が皆本ラブ☆」な漫画としては非常に微笑ましいし、憧れのお兄さん皆本とくっつきたくてあの手この手だったり、皆本とくっつくところを妄想する、とゆー展開じたいは非常にアリだと思うんですけどね。というかそういうのは10歳の女の子っぽいと思う。それが少女の夢として少女誌に載ってるなら、憧れのお兄さんは実際には10歳の女の子が大人になるまで待ってくれる王子様なので問題ないと思うんですね。だけど、皆本に対して、今10歳の女の子を恋愛対象として見据えなさい、という展開はどうなのかと思うわけです。

そしてもっと根本的には(モラル云々というよりも)、「10歳の女の子の他愛ない王子様ドリーム」というテーマは、サンデーに載ってても雑誌的にはたいしておもしろくもないんじゃないだろうか、と思うわけです。それはアリだけど雑誌が違うよ、みたいな。そんな感じです。

話変わって前半に掲載の「パンドラの使者」どうも本誌で読んだ時一週飛ばしていたことに気づきました…(なんで気づかなかったんだろう)その一週を補完してみて、サイコメトラー(賢木・紫穂)の戦闘能力とその限界…とゆーのがよくわかりました。そう、敵の動きが読めたって、ついていけなくちゃ意味がないのだ(笑)ほんとーに賢木はいいキャラです。今週まで本誌でやってたのでも思いましたが。

エスパーのバトル描写ですが、チルドレンの強大なパワーと、まだ10歳の子供であるが故の未熟さ、というのは上手く表現していますね。不二子ちゃんに手もなくひねられるチルドレンですが、おそらく予知の未来では超度7の力を使いこなす最強のエスパーとなり、「女王」「女神」の風格も身につけているのでしょう。その未来を考えると、いつまでも10歳で皆本とうだうだやってやれれば幸せなんだろうなーとつい考えてしまいます。


ところで管理官が「三人とも取られる」と言ってますが、よく言われるように紫穂は未来のビジョンに出てこなかったり、兵部が通り名みたいなので呼ばなかったり、紫穂は果たしてあの未来で薫や葵と行動を共にするのか?とゆー疑問がありますよね。そのへんはどうなんだ。管理官は皆本のプロテクトされた思考を読んだだけなので単純に「三人とも」と言ってるだけなのか、あるいは「紫穂はパンドラ側につかないのではないか?」という読者の予想をひっくり返す展開を示唆するのか、どっちでしょうね。

あの未来で薫は皆本に「知ってる?皆本、あたしさ。(大好きだったよ。愛してる)」だったわけなので、薫は皆本に好きと伝えないまま道が別たれてしまったのではないかと予想できますよね。個人的には、紫穂と皆本がくっついて薫が言えなくなってしまった、みたいなベタな予想を推したく(ベタだ、てゆーかそういうの好きだな)
と言っても椎名先生が真っ向から三角関係の破綻するような物語を志向するとはあんまり思ってないんですけど。

名前占いじゃないですが、紫穂というのは紫の上+女三宮のふたつの名前を背負っており、特に紫の上と言えば光源氏の本命な存在、紫穂→皆本ラインって結構強固だと思うんだけどなー。ところで名前占いで言うと朧さんは柏木ですか。光源氏を裏切る柏木なのかー。これで朧さんが裏切り者だったら(それもベタな予想ですが)サクラ大戦をプレイした時のショックを思い出すなあ。
薫をライバル視する少女が「澪標」の澪だったり、名前に関しては結構考えて原典から引用されていますよね。

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絶対可憐チルドレン5巻 おまけページに関する妄想

絶対可憐チルドレン5巻に、連載用没設定がついていたわけですが、椎名先生のコメントは、なにかの妄想の足しにしてください、と。
ならば妄想するのが努めではないですか!
つか、こっちの皆本見てみたいですよ主任!!(って誰に呼びかけてる)

というわけで。
元・特務エスパーだった皆本少年は、まるで名探偵コ○ンのようなイメージです。カオルとそっくりとか書いてあったけど、いや、まるでコナ○くんですよ。しかし成長した○藤新一は類い希なる才能を失っていた…!じゃなくて。皆本は任務中の負傷で能力を失い、額には傷跡が残された。この設定が兵部に引き継がれているわけですね。というか、負傷で能力を失った設定を直接持ってきたのは目下ヤマダコレミツなわけですが、とにもかくにも、高校生皆本は超能力を失い、失意の日々を過ごしているそうです。

というわけでですね、ここからが妄想なわけですが、この皆本に兵部がちょっかいを出すんですよ。「君はノーマルが憎くないのか?君の能力をさんざん利用し、能力を失った途端君を放り出した連中を」とかゆって皆本を動揺させるわけですよ。
「兵部、おまえの目的はなんだ!」
「僕はエスパーを解放する」
「僕はもうエスパーじゃない」
「僕のところに来い、失われた君の能力を取り戻してあげるよ、坊や」
まあそんな感じで。
ちなみに出来れば皆本の制服はブレザーでお願いしたいところなんですが。だって兵部が詰襟ですから、差別化と言いましょうか。いやいや、皆本のネクタイを引っ張る兵部が見たいとかじゃないですよ!(今思いついた)

…すいません。傷心気味、しかし過去の傷の癒えかけた皆本を誘惑する兵部ってのが楽しそうだとそれだけです…(爆)まあ、少年サンデーに載る話ではないかも知れないが。

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遅ればせながらサンデー50号感想

なんだか大変遅くなりました。サンデー感想です…もう明日水曜日じゃないですか…

*ジャぱん
宅配ピザとパン屋のピザねえ。パン屋で一人分買う方が値段としては安いから、それはそれでセールスポイントになると思うのですが。でもイタリアってふつーに街中でピザ売ってるよね。一人で食べられる量で。
…っていうか、真面目に突っ込むのもアレなんですが、客がヒザになるようなものが店で売れるわけがないだろうがー!!その時点で東たちの勝利だってば!
いや、真面目に突っ込んでもなんですな。

ところでアニメはパネルを25枚にはしないらしい…そうだよな、さすがにそうだよな…

*ブリザードアクセル
バカップルは完全に顔芸が売りになってしまいましたな。これはこれで面白いけど、なんか面白さが違うような気もしなくもないっす。ショートプログラムは圧勝!ってことですけど、こんなガンガン上手くいっていいものなの?気持ちの良い勝利というのは少年漫画の定番ですが、勝ちすぎな気もしなくはない。インフレの後にはバランスのいい挫折もあるのかなあ。って心配してもしょうがないですな。
っていうか、以前の白帝の試験の時にずいぶん脳内妄想イメージ劇場だったのでてっきりその路線で行くのかとも思ったんですが、今回のペアはテクニカルな説明に即したものになりましたな。あまり同じものを続けると飽きそうだからいいかも。試合、7回戦だし長いしね…

*結界師
ラブリーなお婆様式神は一家に一人いてもいいくらいラブリーだ…式神さんはご本人と表情がまったく違うところが芸コマですなー。この漫画は爺様婆様がラブリーで魅力的なのがステキです。シニアがティーンより活躍する漫画。

*あいこら
見てるだけならまだともかく、腰のくびれにタッチってえのはぶっちゃけ犯罪者一直線だよな…それにしてもハチベエのパーツフェチを理解できる辰巳くんも相当なタマだと思われます。この漫画の男キャラは変態しかいないのか?!
あやめ姫作成のダンボールの足は明らかにイケてないですな。まあでもそれを差引いても、先生の足は(あれはどう見ても変なんだけど)胸がでかすぎるとバランス悪くないか?つうことでハチベエ好みのパーツを全部集めたら必ずしもイケてるとは限らないような気がする。

*ハヤテのごとく!
ヒナギクを苛めるハヤテの姿が楽しそうなのが新鮮です。
そういえばヒナギクは高いところが苦手だったんだね。思い出しましたよ。
しかして空気の読めない桂先生、またしても空気の読めない勝利。執事はどうなる?

*あおい坂高校野球部
そうか、競馬だったのか。でも来月って8月だよね?もし甲子園に出られたとしたら8月だよね?右京はどうするつもりなんだろう…
そんでもって右京の弱点=スタミナ不足っぽいところが早くも敵にバレる。じゃあ次から引っ掻き回そうとするんだろうな。スタミナ不足の敵ピーを攻めるなんて、敵の監督は実に楽しそうにやってくれそうです。どうするバッテリー、どうする鈴ねえ。これでなすすべもなかったら彼女どうにもならん(爆)ので、なんか対応策を練るのかな?

*道士郎でござる
うわ、846ページからの展開が痺れる…健助オトコマエだ。かっこいい!こんな普通そうなのになんてかっこいいんだ!

*絶対可憐チルドレン
「いいなーアレ欲しい」
…皆本は本当にモテモテ(死語?)ですね。
サンデー男性キャラ受けっ子属性&自覚のないモテ属性というカテゴライズを今勝手に思いつきましたが、皆本はかのハヤテ君に勝るとも劣らない素質をお持ちだと思います。
最近受け受け言っててスイマセン。おかしいなあ、皆本からこのブログ感想がおかしくなっている。って皆本のせいにするわけじゃないんだけど!!
受けっ子属性が欲しいかどうか分かりませんが、こんな人々が一方で存在するのにフェイスレス@からくりサーカスと来たら(漫画を超えて比べるな)

というわけで、意外と指揮能力が高かったことが判明した皆本。うーん。ま、言われてみたらチルドレンは皆本の話聞かないから指揮能力もへったくれもないかも。あっさり薫は捕獲されました。薫の悔しそうな顔と、明に乗り移った薫がラストのコマで「皆本!」と叫ぶオトコマエな顔がステキ。
是非初音の暴走から皆本を守ってください、薫さん!…って念動力がないから無理?
チルドレンがここまで「皆本にアレするコレする」と言ってるから少なくとも皆本には引き分け以上は約束されているのかな。このノリだと多分オチは「そのかわり僕が勝ったら」の条件行使、なんだろうなあ。

*こわしや我聞
既に藤木先生のブログで最終回告知がなされておりますので、最近急展開なのは「ページが足りないんだなー…」と現実的な感慨を改めて抱いてしまうわけなんですが。
なにを書こうかなあとずーっと考えていたのですが、最終回にまとめて感想を書こうと思います。

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サンデー感想49号

定例サンデー感想。それにしても私がサンデー絡みの記事を上げ始めたのは波多野君の悪口が書きたかったからですな(苦笑)ヒートアップしていた去年の秋がなつかしいです。私が週刊連載モノを追いかけるのが好きなのはこのリアルタイムの高揚感が味わえるからなわけです。
今週はおそくなってしまった…午後から旅行に出かけてきます(笑)

*クロスゲーム
「若葉の死が微妙に落す影…って、あだち先生はベテランなだけあって本当にこういうのうまいよなあ。先週に引き続きしみじみ思う。今、若葉の存在をクローズアップできるのは第一部での彼女の描写から来るわけですが、それにしてもほんの数話で「忘れがたいエピソード」を各キャラに積めるところが技巧を感じます。そしてそれが出来るのはサンデーというフィールドならではなんだろうな。

…で、青葉ですが、別に料理ができなくてもかまわないと思うんですけどね。
先週のナポリタンみたいなのは漫画のお約束だし。
しかし、今週はなんかツッコみたくなりました。自分で食べる年越し蕎麦はインスタントで、病気の妹に自作のお粥を食わそうとするのか(笑)だって自分で「蕎麦ゆでて葱切ってそばつゆ薄める」という過程をパスして、まともなものを食そうと思ってインスタントなわけでしょ?その腕前なのが悪いってんじゃないよ。でもさ、それで自信たっぷりにマジで病気の妹に粥を出そうって!なにそれ!!(笑)いっそ自分で作った蕎麦がまずかったというオチならある意味分かるんだけど!!
まあ、「少年漫画の料理ベタ」ネタにツッコんじゃいけないんですけどねー。とりあえず今回、「若葉への思いと青葉自身のコンプレックスと光に対する感情」というのがよりクリアになったと思うし。

しかし光が知ってる「流行ってた料理漫画」って年代的にナンなんだ?ってツッコんじゃいけないよね。うーむ、それにしてもあだちヒロインでメシが作れないなんてレア物だ。

*ジャぱん
毎週ツッコミどころをありがとうこの漫画…外伝は「さすがの猿飛」だったよね…懐かしい(ハヤテ外伝はきまぐれオレンジロードだったわけですが)リアクションが元に戻らない!っていうのがなんかもう、世界観が異常すぎて逆に可笑しいです。
そして次はピザ職人か。じゃあピザ系なのか。チーズなりトマトなりが名産地…?

*MAJOR
前々からなので何も今週言うところではないんですが、すいません私薫と寿也の区別がつきません。野球やってないときの寿也が薫に見えたことが何度も。

*結界師
「一緒に泣こうと思った」…あたりや、「しないよ、そんなこと」と時音が良守を次第に対等に見るようになってきている視線の変化が非常に自然で、わざとらしくない描写でいいなあ。

*ワイルドライフ
すごい、これが噂の取材そのまんまの回か!ハウツーものか!…別の意味で感動、ってスイマセン。先週のように「一緒に運ばれちゃえ!」みたいな破天荒なノリは結構好きなんですけど。

*ハヤテのごとく!
恥ずかしがりながらも変身して違う名前を名乗るというマリアさんに萌え。実は私はマリア派なので(ハヤテ×マリア派という意味ね)、こーゆー形でマリアさんプッシュしてもらえるのは嬉しいです。これでマリアさんがめっちゃ強かったら彼女のオールラウンドプレーヤーぶりが発揮されるじゃないですか!
…あ、一応ハヤテに絡むキャラ単体としてはナギもヒナギクも伊澄も好きですよ?
(いや、それは要するに女の子キャラが好きなんじゃあ…)
WEBサンデーバックステージによると「ブルマかスパッツか迷っていた」らしい畑先生。そのわりに萌える体操服カットを何度も投入するとはこれいかに。

*あいこら
すいません、ハチベエの言ってることはわかりません(笑)

*絶対可憐チルドレン
今回は皆本がひっくり返され勝負は痛み分けってところだろうか。いや、引っ張った「もし僕が勝ったら」ネタが生きてなんかするんだろうなあ。僕の指揮能力で!と仰っていましたが、「ザ・ハウンド」チームはどうやら皆本の知らないところで能力限界がある模様。合成能力で超度6から7に相当するとは言っても元が2から4だからそのへんは限界があるということなのか…

チルドレンが勝ってもある意味面白くないし、でも皆本が「チルドレンが僕の指揮に!」と言ってるのもなにか違う気がするので、そのあたり皆本もなんかへこまされそうですな。だって皆本、多分「自分の指揮下のエスパーの能力の限界について」理解してないよねえ?

ところで紫穂の髪型のモコモコ度(っていうのか)ダウンしてるよね。最初のは書きづらかったのに最近慣れてきてああなったのか、それともモコモコがあまり好評ではなかったのか、どっちなのでしょうか。最初のモコモコより今の方がかわいいですけど。そして朧さんの髪型も変わりましたな。片目を隠す前髪がとれたっつうか、前髪が目にかからなくなったというか。えっと、今の方がいいと思います。

兵部さんが出てくると緊張感高まっていいんだけど、兵部さんと関係ないところで繰り広げる話も面白いので両方バランスよく見たいですな。特務エスパーって今のところ子供ばっかりですけど、ある程度の年齢の人間もいるのでしょうか。バベル自体はそんな新しい組織じゃないと思うんだけど、超能力の高い子供をはやめにスカウトしてきて…っていう組織なのかな、葵なんかもそうだし。いや、それでもちょっと年齢高い人がいてもいいと思うのだが、これから出てくるのかなあ。

*ブリザードアクセル
靴紐ピンチはどうすんだ?と思ったらこういうスマートな方法でピンチ脱出、ですか。まあ、転んじゃったりしたら致命的だし。しかし吹雪はここ数回でやたらイイ男になってしまった…当初フィギャー言ってた人はどこに?!なんか古典的な少女マンガの理想の恋人みたいですよ。(ちょっと違う)
思ったほど脳内イメージ劇場ではなかったですが、本番はこれから?(っていうかフリーの時?)今回劇場なのはフロストクイーンカップルの顔、表情だよなあ。あれが一番面白いです。驚き顔がちゃんと毎回違うのが面白い。
そして驚き役としてやはり五反田登場!うう、こんな役で(泣)ベタに「なんだこの歓声は?!」って。ところで五反田、吹雪を吹雪と呼ぶのはともかく、六花のことも名前で呼ぶのか…白帝の人ってフレンドリーなんですね。

しかしこれ、ペアも勝っちゃうのだろうか。思いっきり勝ちそうですが、そんなうまく行くのかよー?!普通は「はじめは順調、どこかで決定的に行き詰る」って展開だと思いますが、この漫画ナチュラルにインフレしそうでもあり怖いな(笑)

*こわしや我聞
そんなわけでやっぱりあの機械が洗脳アイテムだったわけですが、やっぱり気になる。寝る時どーすんだよ!あんなのでどう睡眠を取れと?!突っ込んじゃダメ?
その”マインドコントローラー”を我聞&國生さんの二人でぶっ壊したわけですが…おお、代償に國生パパの鎖骨が。でもまあ我也パパなんか一瞬死んだか?!って感じだったし、まあ鎖骨くらい(ヒデエ)
つーか牙王さんは高見の見物してる場合かよ?!と思ったら一応部下を連れてきたのですね。いや、そんななら最初から投入してもいいじゃないですか!言っちゃダメ?おそらく来週以降己の行動について説明してくださるのだと思いますが、うーん。こわしや側は絶体絶命ですが、ここで味方投入とかなるのか?
やっぱりところどころページが詰まってるような感を紙面から受けてしまいますのでそのあたりは非常にもったいないものがあります。國生さんのゆびきりエピなんてもっと見たかったよ!絶対あったはずなのに!!それを出せば「おお、國生さんはお父さんとこんなゆびきりエピの思い出を持っているからこそ果歩ちゃんや社長とゆびきりしたに違いない!」とか思うのに。

そんなわけで次回、クライマックス。どうなるんだ一体…

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サンデー48号感想

今週のサンデー感想ー。
いつもより長いかなと思ったので「続きを読む」にしてみました。


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サンデー47号/「絶対可憐チルドレン」感想拡大版

1.ふつうの感想
(チルドレンの魅力を語り倒すバージョン)
皆本にだけ見えている扉の構図をほんとに数年後にやったら公序良俗に反するとかゆって皆本が怒られること請け合いだなあ。それにしても兵部の能力って便利だな。紫穂が透視しようとする構図なんて、本来の身長差を考えたら、手を伸ばして皆本に触ろうとするくらいで顔があんな近くならないわけだよね?でも、ああ見える。すげえな兵部の催眠能力。ブラボーって感じ(なぜ喜ぶか)そして思いっきり胸を意識せざるをえない状況下で「多少手足が伸びて見えたからって」などとイキがる皆本さんは意地っ張りで素敵です。いや、チチとシリとフトモモを意識してるだろう、あんた(笑)ところで371ページの皆本の「なぜです!?これが原因で僕がミスをやらかすとでも!?」は、安永航一郎な表情に見えました…(サンデー時代を思いおこすと古いネタ)

さて、ジムでトレーニングに励む皆本さん。皆本を発見した紫穂。皆本を心配する演技が大変わざとらしいです(笑)バレバレやん!しかし今回のポイントはなんと言っても葵。紫穂の上にテレポートする葵のふともも(から離れろ)。ヤバいくらい今回の葵は可愛いです。ブラボー眼鏡っ子!これを「大人になったらコンタクト」では威力が半減くらいはしますよ、椎名先生。
そして真打は薫。彼女はスク水で来ましたよ!
うーん、薫的には露出を上げて色気発揮!と思ってるんですが、個人的には水着で迫る薫よりも、紫穂や葵の短いスカートから見える美脚の方が萌えをそそると思うんですが。って、今回なぜふとももから離れんのだ私。
つうか皆本は「逃げるから追われる」って本質的に理解してなさげなのが可愛いヒトだなあ。
それにしても、大人になりたい少女たちの自尊心をくすぐる兵部さんの技はたいしたものっつーか、あっさり兵部に乗せられるあたりがむしろチルドレンたちが年相応の子供だってことなんだよなあ。最初からだまされ気味なのが無邪気な薫ですが、薫は「破壊の女王」という未来を背負っている分、だまされやすいのが微妙に切ない。悪に誘惑されても悪い方向に誘導されても本人がどうであるかなわけで、薫もあっさり兵部に乗せられきるわけじゃないんでしょうけど、無邪気で単純、いや純粋な分、世の中に起こった痛い出来事もまるっきり受け止めてしまうんだろうなと思う。そのへん薫は他の二人より扱いが難しいかなー。

2.言われたからにはマニアックな女性読者視点の感想
(兵部の真意というか、皆本に止めを刺すための最終兵器はなんだろう)

兵部は皆本をどうしたいんだよ!!(笑)
なんだよなんだよ、そんな誤解を招く台詞言ったって引っかからないぞ!!

…などと、サンデー読んでイキがってる時点で十分釣られてるわけですが。
それにしても「少年サンデーの進める低年齢路線」を蹴飛ばすような展開とはなんじゃらほいと思っていたら、最終ページの煽りはアレですか(笑)なにをやりだすのかと期待していたら斜め方向を行かれてしまいましたよ!

とは言っても、「マニアックな女性読者」云々は編集さんの煽りですから本編と切り離してもよいところだと思います。それにしたって椎名先生はどうしたんだいったい。なんですかあの兵部さんの誤解しろといわんばかりの最後の台詞は。いきなり独り言で誤解を招くような台詞を飛ばさんでもいいじゃないですか。誰も聞いてないからにはあれが本音でありましょうが、誰かが聞いてたら「兵部は薫狙いの幼女萌えな上にホモかよ節操なさすぎ」と誤解するじゃないですか。
そういう誤解を煽りかねない台詞ってことなんだろうなあ、あの煽り文句は。

椎名先生は本来、可愛く、かつ性格の過激な女の子をわんさか出していかにも少年誌的なライトHなコメディを志向する方だと私は認識しております。なんですか?先生はジパングで「殿に萌えます」系統のファンレターをいっぱい貰って、新たな萌えを自覚してしまったのですか?(イヤそれ以前からあったにしても)

さて、椎名漫画はオンナノコの可愛さが持ち味であるが故に、逆のハナシ狙ってないがために、椎名男性キャラにはそれはそれでまた、たいそうな魅力があると思うわけですよ。

というわけで「絶対可憐チルドレン」において、皆本光一氏は女性ファン層の支持を大いに得られるポテンシャルを持った萌えキャラだと思っております。皆本はかわいい。からかいがいがある。個人的にはもう少し襟足が短いほうが好みだな(聞いてないよ)
ついでに皆本の魅力のひとつは、背広姿です。あのようにかっちり着込んだ露出のなさがいい。露出が高いのと同様、露出のなさというのは萌えるのですよ(だから聞いてないよ…)ああ、もっと研究員風情な格好もしていれば、皆本は背広萌えと白衣萌えを両方獲得できるキャラだったかもしれないのに!なんてゆーか健全すぎる人は面白みがないとも言えるわけですけど、普通で善良でからかって面白くて健全だから皆本をからかうと大変面白い。磨けばいくらでも光る、サンデー屈指の男性萌えキャラ、皆本光一。

…すいません、そろそろやめておきます。やりすぎました。悪ノリして過剰に書いてるのであまり引かないでくださいー。わあ。

さて、兵部→皆本についての基本認識。
えっと兵部は前回までの展開を見るに、おそらく過去に、エスパーに理解を示す普通人(ノーマル)の相棒に裏切られてますよね?皆本がチルドレンたちをどう扱うかは、かつての自分を見ているような気持ちにもなるわけですよね?
兵部さんとしては、皆本は面白くない素材であると思います。君だっていつかその手を離すさ、と語っているところを見ても、過去の自分を投影しているらしいですから。皆本が今いいヒトな分、どうせ裏切るんだろうと思っているし、その分いけすかないと思ってるんでしょー。なので、薫がたった10歳である現在は皆本を構うのだと思う。

現状の薫はなんだかんだ言って兵部の守備範囲外なのではないでしょうか。未来の「破壊の女王」たる彼女には魅力を感じてるんだろうけど。いまのところ、未来の女王である薫を監視しつつ、行動面では暇つぶし的に皆本をかまってるわけだし、現状、兵部が興味を示しているのは皆本なのでしょう。

ところで私としては、前回兵部が皆本のことを「いぢめがいのあるおもちゃが見つかった」などと表現していたことから、今回のイベントは、ジャブ一発嫌がらせ暇つぶしその一なのだと思っていました。だけど兵部さんはどうやら一気に勝負をかけるつもりらしい。ちょっと意外でした(笑)こう、もっと、長期スパンで考えていると思っていたのですよ。

だけど今回兵部さんは、皆本を永久に自分のものにする(すげえ誤解を招く表現だな…)とか言っている。
というのはつまり、多分、皆本の精神を一気になんぞ悪い方向へ導いて、「仕上げ」とやらで完璧に兵部の支配下に置きたい、んだよねえ。

兵部の本来することは、チルドレンたちを直接負の方向性へと導くことで、それが善なる皆本と対をなすってのが定番だと思っていたのだが、いっきに皆本を負の方向に導くとは、やるな兵部さん。チルドレンたちの保護者・導き手を先に精神攻撃するとは。シンプルな光と闇の対立構造ではなくなっている。なんか、どっちかというと歪みを生じさせています。だってこのエピソード、兵部さんが描かせているらしいですから。彼はいまや、ありがちな「敵」というベタな役目を超えて暴走していますよ。かつてルシオラがかわいく「やっぱりヨコシマには美神さんなのね」とか物語の流れに沿うべく自分から納得していたのとは正反対の暴走っぷりです(さりげなく地雷)

というわけで、週刊連載のキャラが勝手に暴走するというのは読者としては見ていて楽しいので、もっとやれ兵部!って感じです。
がんばれ兵部。負けるな皆本!いや、皆本は負けないだろうけど。そんな、一気に支配されてどうするよ。というわけで、今回のエピソードのオチ=「皆本が負けないこと」は分かっているわけですが、兵部さんが繰り出してくる技には期待しております。ズルいなーとは思うけどね。だって、兵部が皆本にやってることははっきりいってだまし討ち
じゃないですか。自分はだまし討ちをしておいて、君みたいな理解者ぶってる人間は好きくない、みたいに言われても、兵部は昔傷ついたという前提はあるにしても、皆本にしてみたらフェアじゃないよなー。

ところで兵部の未来を予知したのが伊号のじーさんだということになると、兵部は伊号のじーさんにいい感情を抱いてるわけないよなー。いや、イルカにそのへんの機微を理解しろっつっても難しいのかもしれませんが。絶対防げない予知っていうとベタだけどトロイ戦争のカッサンドラを思い出します。最悪の結果を知っているのに、どんな手段を講じても防げないというのは物語的によくある流れなんですが、それって運命というよりも、やはり人間の意志が介在しているのだと思う。人の意志が物事の経過と結果を決める以上、あながち最初から諦めたものでもないと思いますけどねー。

って最後だけ真面目かよ!
やあ、次回が楽しみです。皆本ファイトー。

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サンデー47号感想

ジャぱん
あ、やっぱり今までの流れで後出し有利と見せかけておいてひっくり返すのか。今回のリアクションは島耕作よりは他社作品じゃないけどねえ。すっごい技と見せかけて負けてしまった「へ」さんの敗因はいかに。あんなもん地元で作れる人いないですよ!とか、そういうのではなく?(それは最初からネタが振られてたからね)どうでもいいんだけどラストのコマの黒柳、はいてないって言っても通じるかもしんない…って本当にどうでもよくてすみません。うわ、思いついちゃったんだよー!

ワイルドライフ
梱包って(笑)しかもオーストラリアから日本へって…大丈夫なのかよ…いや、大丈夫なんでしょうけど。最終ページでやられました。

ハヤテのごとく!
いつからかブルマはなくなったわけですけど(古い)んーでもブルマよりスパッツのほうが全然いいよなーブルマなんて冬は寒いし不便じゃんて関係ない。ところでハヤテは使用人部屋…じゃないな、台所にテーブル置いて和食ごはんなのか。執事ルック&マリアさんはメイドなのになんて和風な。ところで今回のオチ、私は一位をとる!って、オチとして「最後から一位」ではダメでしょうか(爆)そしていきなり登場した数字、賞金総額一億五千万円。ハヤテはがんばって借金を返したい、のでしょうな。えっと総額ってことは全部あわせて一億五千万?じゃあこれからハヤテ在学中に五つの行事を適宜盛り込んで…ということになるのか。こういうの見てると、畑先生ってイベント配置が上手いなあ。そのうち試験もあるしね(まだ先か?)

結界師
…先週「まさかー?!」と思ったんですが、今週も「えええ?!」と思ってるんですが、…とりあえず次週を待ってみますです…

クロスゲーム
ワカちゃんは光を好きなまま死んでしまった。大好きなワカちゃんが好きだった光。ああ、そりゃ今後もなかなか青葉は光を認めることが出来ないだろうなあ。それにしてもコミックスたった1巻ほどのエピソードで青葉が若葉を大好きだったエピソードを盛り込んで後に回想で引っ張るとは、ほんとにあだち先生は技巧派ですな。さて、新キャラも登場して、今後の展開が結構楽しみかも。

あおい坂高校野球部
そうだよな今は好々爺に見えても監督暦30年のじじいだもんな。敵のプレーを読もうとする時の表情がいかにも老獪です。前回の流れからすると鈴ねえは監督らしいことしなきゃ!って展開のような気もするけど、人間そんな急成長するものでもないような気もする(だってそれこそ向こうの監督は30年だもんなー)いや、監督ができることなんて限られてるしって言っちゃえばその通りなんですけどね。でも本人が自分の力不足(?)を実感している以上、この大会を通じて鈴ねえもいいところを見せないと、と思う。しかしあんな爺に読み合いで勝てるとも思えないモノが。

ブリザードアクセル
練習試合って言っても地味地味じゃないのね(笑)吹雪にとっては最高の環境じゃん。そして定番の新聞記者(男女ペア)登場。うーむ、なんてスポーツマンガらしい展開…さて久々に黒塚さん登場です。吹雪が試合に出てるから「元気そうだな吹雪くん」なんでしょうが、すっかり画面から消えている五反田も思い出してやってください(泣)それとは対照的に(?)なのかどうか、愛されてるなあ晶さん。どんな華麗な演技が繰り出されるのか今から楽しみですよ。私としては女子もスキなので、女子の演技は結構前から楽しみにしていたのですが。最近めっきりヒロインとしての地位を確立した感もある六花ですが、プレッシャーに弱いことが判明。つうか「結果を出さなきゃいけない!」という気持ちが先行して、なかなか自分の演技ができないタイプだったんだろうなあ。フィギュアをやりたい気持ちが、勝たなきゃ、上に行かなきゃ、結果を出さなきゃ、という気持ちに負けていたのかな。それを解きほぐして自分らしくいさせてくれる吹雪って今のところ六花にとってはまるで王子様だよな(と、少女漫画風に)

今回受けたポイント:
「みんなかぼちゃだと思えばすぐ慣れる」などと古典的な表現をした陣くん

こわしや我聞
番司がバリエーションに富んだ技でこんなに活躍する日が来ようとは…!よ、よかったね。でもページ数の都合なのか技の変化に割り当てられるページが少なくてかわいそうです。ところで水の仙術の水はどっかで持ってきてるんじゃという理屈が一応判明。番司はこの技のためにトラックに水積んだのか。で、空気中の水分も使えるようになった、と。番司が使えるってことは、かなえさんやさなえさんも使えるんですよね。一方我聞たちは本丸?へ侵攻。神楽さんは中ノ井さんの知り合いだったことが判明。つうことはさなえさんの技を戦時中から見ていた、らしい。なんか遠大な物語ですな、ちょっとびっくり。(どうも軍籍のさなえさんを見るとサクラ大戦を連想する…)
ところで反仙術兵器ってゆってずいぶん巨大ですけど、仙術ってのはそんなに叩き潰さねばすまないよーなものすごい組織的な存在なんだろうか…どうも、表の職業が解体屋とか神社とか、そっちの地味さ加減が印象的で、裏ですごいことをやっているというよりは裏でこっそり働いていると思ってしまうよう!あんな巨大な装置作って殲滅しなきゃならんとは、神楽さんは仙術にどんな思い入れがあるのか、来週以降が楽しみです。

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サンデー46号感想

というわけでサンデーの感想です。

*ハヤテのごとく!
やっぱハヤテのキャラはそっち方面に狙って書いてるとしか思えない最終ページの「助けてくださってありがとうございます…(ハートマーク)」でした。
いや、もう今回そこだけつうか。

*焼きたて!ジャぱん
先攻は負けるというルールが適用されるのか、それともひっくり返るのか。でもここまで大見得切った展開で負けるのもアホのようです。つか、「負けるかも」って言ったからには負けないんだろうなあと(笑)東の最後の工夫が勝つのか、それとも”へ”さんが自滅するのかどっちだ。

*あいこら
そろそろ「単なるラブひなのコピー設定ではない独自性」というのが完全に確立したようですな。まさかこういう漫画になるとは…つーか今まではハチベエ以外のフェチ変態がさんざっぱら(というほどでもない?)登場したわけだけど、今回はハチベエが普通に変態です。いや、変態っつーか凝り性っていうか。
切り貼りして文章を作るっていうとまるで新聞の文字を使ったよくある脅迫状のようですが、声を切り貼りして自分好みのエロいボイスレコーダーを作ろうとは…その台詞別の意味に取るとヤバいよね、というシチュエーションは意外とそのへんに転がっているモノなのですな。っていうかよくこんなネタ漫画にするよ!よくこんなネタサンデーに載せるよ!すごいよ井上先生!
なんか、感服しました。

*ブリザードアクセル
扉絵の晶さんがエロくて素敵です。さすが鈴木先生!!
(ここで終わりそうになった)
中身は、えーと。


いきなり三回転半飛べるようになってるよ…さすがのインフレです。さすがマッケンジーのコーチの甲斐もあったのか、あっさり着地まで見事に決めているではありませんか。うわ、さっすがー(と言っていいのか…)このままでは四回転半で収まってくれそうにありません。どうしよう、5回転半くらい跳んじゃったら(やりそうだ)アクセルジャンパー認定を受けつつある吹雪くんは5回転で止まらなさそうですよ。

しかし、吹雪はともかく六花も吹雪に釣られてそんな急成長していていいものなのでしょうか。滑走順を見るとどうもペアから始まるそうですが、のっけからすごいビジョンが見えるんだろうなあ。面白いから是非見せてください。きっと会場中がすごいイメージを目撃してしまうに違いありません。ジャンプ漫画はバトルで掲載順を上げてナンボっつー気もしますが、サンデーはどうなのだろうか。
ところでそろそろ五反田くんの立場がなくなっています。というか、まるで最初からいなかったもののようです。うわあ立場ねえ…泣ける。いや、そろそろアイドル近衛くんも立場なさげだけど。まわりのエリートを順調になぎ倒しつつある吹雪は多分敵なしだなあ。現ライバルは陣だけど、そのうち村雲さんが立ちはだかるのだろうか。そんで終いには吹雪に敗れ、お蝶夫人ポジションとか(違う)
定番どおり3-3で残りが最終滑走の吹雪にかかってくるとかゆー展開…になるのかな?

*クロスゲーム
あだち漫画は昔から漫画の展開のためなら暴れ牛でも街中を走らせるから(※みゆき)強盗くらいはいるよ!大丈夫!
(なんの感想だか分からなくなってきた)
とか突っ込んでしまいますが、なるほど日常エピソードで主人公の才能を見せるエピソードの魅せ方はやはりテクニシャンだなあと思う。青葉もかわいいよね。

*絶対可憐チルドレン
椎名先生が本領を発揮してきたよーな気がします。やはり、ライトエロあってこそ椎名高志、…なのだろうか。さて、皆本をいぢめて遊ぼうとターゲッティングした兵部さん。まあ、確かに皆本はイジると楽しいかもしんない。
んーでもなんか、紫穂と葵の服がこう。ずぼっとしてるってゆーか、特に紫穂がワンピなぶん、実際より太めに見えるような気がします。
今回はホラーをこわがってる紫穂がかわいい。そこに尽きます。

つーわけで次回も兵部さんの嫌がらせは続くわけですが、これは完全に遊んでるよなー(笑)でも、保護者面は五年も持たないって、五年経ってもまだ15でしょ?15と25じゃヤバいだろう。せめて高校生になってからってそういう問題じゃないけどさー。
兵部さんはおそらく「信じていた友達に裏切られた」系の過去をお持ちと見ますが、皆本への今回の嫌がらせはもっと単純に嫌がらせしているだけに見えますので、まだ本気じゃないんだろうな。ってゆーかズルいよね。ノーマルに「超能力これから使いますから」と言わずに超能力使ってイジめてそれを克服しろとゆーのは、フェアじゃないよーな気がする。

*あおい坂高校野球部
厚実高校の監督の「スパルタ指導から方針を大転換、成績が上向き」って、ある意味鈴ねえに言って聞かせたいタイプじゃない?だって鈴ねえって、今年ラッキーにも個人的信者が入ってきただけで結果残してるわけじゃないすか。(と、私鈴ねえにはぶっちゃけキツいのでした)
そりゃ、スーパー一年生五人組が在学中は野球部人気盛り上がるだろうけどさ。
どうもこの漫画、試合に入る前のエピが足りなくて個人的には毎回敵を応援したい。いや、それはそれでこの漫画のライバル校が魅力的に描かれてるってことなんですけど。今回の敵もいいなあ。
てゆーかあっさり五人組が甲子園っていうのもこの手の漫画としては意外性がなさすぎだしいっそこのへんで負けると面白いんじゃあと、割と注文ばっかになってしまいます。

*こわしや我聞
ま、巻いてるなあ…この展開。
あっさり暴走する展開も、反仙術をあっさり國生さんが使ってしまう展開も、あっさり囚われてる我也さんも、いかにもな巻きっぷりが感じられますな…せつない。つーか、週刊連載の漫画がクライマックス局面を迎えるのはそういう流れであるのでしょうが、あからさまに巻いてると切ないですな。
ところで國生パパンが肩に乗せているブツは仙核を吸収する装置なのでしょうか。

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サンデー45号感想

*絶対可憐チルドレン
あ、「梅枝」(”うめがえ”に訂正だそうで)と「ナオミ」なのか…それで上司が谷崎なのか…まんまやな。まー谷崎も源氏あるし。
谷崎主任と比べると皆本は健全極まるなあ。その分薫ちゃんにエロ成分が注入されているわけですが(笑)なんかでも谷崎さんと皆本、年は16違うけど地位は同じなんだよね。まあ、「現場運用主任」とゆーのは特務エスパーの指揮官ポジションらしいのでエラいのかエラくないのかよくわかりませんが。つーか皆本が若いのか。ハタチって一般では大学すら出てないもんなあ。

この漫画は毎回楽しい紫穂の毒舌があるわけですが、今回は「無理よ薫ちゃん」が最強な気がする。そして今回の女の子スキーとしての萌えどころはナオミさんのブラさらけ出しよりも、葵の柄物パンティであると思います(間違った方向かもしれん…)ところで皆本の理想って具体的にはどんなだろうとちょっと聞いてみたくもあり。

おそらく椎名先生は女の子キャラが得意とゆーことだとは思うのですが、そうは言いつつ、男性キャラもとても魅力的だと思うのですよ。ジパングの殿などもそうですが、皆本もまた、常に受身に立たざるを得ない立場で(チルドレンに構われ今後兵部に揺さぶられることも予想され)本質的には善意を試されるとゆーオイシイ(きっぱり)ポジション。え、椎名漫画ってもしかして男キャラにつくファンは狙ってないの?
もし狙ってないのだとすると、狙ってないからこそ描ける素晴らしい才能があるのではないでしょうか。と、ちょっと間違った方向性で期待しております。最初はどうしても子供三人相手に常識を説こうとする立場かと思ったけど、がんばって子守をする若造が同性の年長者に精神的にイジられるというのは楽しゅうございます。

*見上げてごらん
富士丸パパがそっくりなのはベタだけど笑えました…
特訓はちょっとアイ○ールドの東京タワー編を連想しました。ああゆうの定番だよね。

*こわしや我聞
第一研編は普通にクライマックスかかった展開だと思うのですが。
今までの伏線も美しくまとまりそうな気もするのですが。
でもここで終わってしまったら國生さんセーラー服とか國生さんナースとかいまだ登場しない國生コスが消化されないよー(泣)と、大変ゆがんだことを一瞬考えましたすいません。それは多分消化されるべき事柄ではないのだと分かっていますけどね。つか、どうやってセーラー着るんだよ。いや、メイドも巫女もなしとげた藤木先生なら、セーラーを着せるシチュエーションくらい朝飯前のはず!(だから黙れ)

さて本編ですが、なんだ若様ってよその若様だったのか。こわしや我聞とゆー漫画はある意味ベタが売りだから、「真芝の後継者」くらいやってくれると思って勝手に妄想したのにー!(いや、それ妄想ですから…すみません妄想炸裂で。大変陳謝)
つーか若様、繊維工業の老舗の若君なのになんでメカニックの天才なのだよ(笑)どんな設定や!つーかメカニックの天才が真芝を乗っ取り返したって、もとの会社は復活させられんよーな気が…そ、それとも特殊繊維とかも得意なのか?老舗の新しい技術?いや、最初から特殊繊維を防具に組み込んでいるならいきなり繊維工業言われてもははあと思うかもだけど、なぜそんな脈絡があるんだかないんだかなご実家なのですか若君。と、若様の設定は実はツッコミどころが多いような気もしますが、でも若様だからいいや(笑)

そして我聞って、性格的に割と正論な説教をかます人だよね。若いのに。イヤミじゃないのが性格だと思うんだけど。でもああゆう説教は本来ある程度年齢のいったおっさんがかますもののよーな気もする。

で、前回の回想と同じ場面で再び登場した國生パパ。明らかに肩になんか重いもの乗せてますが、あれは洗脳アイテムの一種だったりするのだろうか。それともなんか治療道具とか…?つーか重そうだ。

*MAR
ところで私これ途中から読んだクチなんですけど、これで最終決戦をして、どのようにその先に続くものなのでしょうか…いや、続きようはいくらでもあると分かっているし、スノウは定番としてつかまってしまったんですけどね。
スノウはお約束で生贄系なのか?そうなのか?最近近所のコンビニに「烈火の炎」(いま「劣化」と出ましたよ。なんのイヤミだその変換・爆)のラストあたりを収録したシロモノが置いてあるので、非常に懐かしく読んでしまいました。

*ブリザードアクセル
最後にキスが来たけど、この二人はナチュラルにお互い心を開きあっているよーな気がします。ものすごい正統派なラブストーリーだよなー。理想の足に踏まれて喜ぶフェチ漫画(あいこら)の次に載ってるとギャップがスゴいカンジ。
キスシーン未遂もかわいいですが、未遂後照れてる二人ももっとかわいい。ううむ中学生だー!(おかしな感動の仕方をする)
ときに「一応居場所はハガキで知らせてある」なのね、吹雪。どうなっていたのか微妙に気になっていた設定を教えてもらってしまいました。同じような状況で共感する二人、しかし六花はあんなドレスっぽいの着て使用人を従えて、時代がかったお嬢様な気もしなくない。そして六花パパは安西先生なのにやり手なんだなあ(いや、安西先生がやり手でないと言っているわけではなく)
ラストの小雪の「不潔よー!!」はもはやお約束と化したなあ。オチの定番とゆーか。

*あいこら
さて、その理想の足に踏まれて喜ぶフェチ漫画ですが(※褒めてます)、最初単純なハーレム物の皮をかぶっているけどどーなるのよ、と思ったけど、順調にフェチ漫画としての行程を突き進んでいる?のかなあ。つーか、なにがいいのか、最近やっと分かってきました(ぺこりとアタマを下げる)
なんつうか、どうしてこういうよくわからないパーツにはまるフェチばかりバリエーション豊かに登場するのですか井上先生の漫画は。まるで汲めども尽きぬ泉のような(大袈裟)
そして、一見まっとうそうなこと言ってる主人公(先週とか先々週とか)が、実は究極のパーツフェチであり、青いツリ目や理想の巨乳に好意を持つからこそ女の子の心を打つ台詞をかませるとゆーこの漫画の基本設定は、ぶっちゃけ詐欺のような気がします。だって胸にコンプレックスがある女の子に「君はじゅうぶん魅力的だよ、そのままでいいんだよ(胸が)」なわけでしょ?詐欺まがいの一見さわやか主人公だ…
でもなんかパーツフェチが当たり前のような顔をして闊歩するこの漫画にあっては、意外とハチベエは全てを丸く収めてさわやかハッピーエンドに持ち込んでしまう気もしなくはありません。

結界師
正守に憧れつつも己をコントロールできなかった限が、良守と出会って等身大の形で向き合うことで自分の力を使いこなせるという展開はイイなあ。こういう良守の持ち味はなかなか単純に言語化できるものではないと思いますが、主人公としてとても健全な。

ハヤテのごとく!
「恋愛に必要なのはつれない態度!」って自分の漫画に教えられました。でもその漫画はどんなジャンルなんですかー?!そんなこんなでこの漫画も1周年。「まさかこんなに売れるとは思わなかった」ってゆーのは私も思ってるクチです(笑)いや、スキですけどね。

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