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ドラマ「八日目の蝉」三回目感想

「八日目の蝉」三回目を視聴。
薫がかわいいですねー。おなかいっぱいな気分です。今回でエンジェルホームを逃亡、ラストは夜の遊園地。

今回「おお!」と思ったのはその、エンジェルホームから逃亡するところです。その前に、希和子が薫にほのぼの絵本とか読んであげても「フーン」と思ってみてたんですよ(根性悪いな)だけど、急にエンジェルホームから逃げ出すことになり、希和子が薫を怒鳴りつけて言う台詞。
「静かにしなさい」「黙ってて」「歩きなさい!」
二人でほのぼの絵本タイムの時は、ぶっちゃけ、ああ、親子っぽいものを演出しているつもりなんだね、くらいにしか思わなかったんですが、希和子が大人の思惑丸出しで薫を怒鳴り飛ばし無理矢理歩かせようとするその時、不思議なことに、彼女ら二人は今までで一番親子に見えました。

おそらく希和子としては逆で、ワークの合間に手を振り合ったり、夜に絵本を読んであげたり…そういう時に「母と子の幸せ」みたいなものを感じていたのだと思います。
エンジェルホームから逃げる時は自分の都合で、犯罪者だから、ヤバくなったから次の場所へと逃げることしか考えてなかったんだと思います。だから、子供に対する気遣いをする余裕がまったくなかったのでしょう。
でも、実際には、小さな子供と一緒にいるというのはそういう時もあるのではないかなあ。
子供を怒鳴り飛ばすこともあるってほうが、「夜、ほのぼのと本を読んであげる時間が幸せでした」みたいなものよりも親子としてはリアルなものを感じました。
「歩きなさい!」って無理でしょー、あんな山道なのに(笑)と、端から見ていると分かるんだけど、希和子にはそんな余裕ないですよねえ。
怒鳴った後、ぐずる薫を見た時の希和子のなんともいえない表情がよかったです。単純に、ああ悪かったな、とかじゃないですよね、あの顔は。ままならない状況に直面した人間の顔だなーと。その表情がすごく良かったと思いました。

さて、今回の話はオリジナル部分があり、サライさんの過去、久美さんの子供…そういう色々な「母親」を描き出していたのだと思います。とても伝わってくるものがありました。ひとつひとつの台詞が、希和子の状況に被さってきて効果的だと思うんですよね。籍を抜いた子じゃあ小学校にも行けないわ、どうするの?とか。
久美さんの「ほんとの母親じゃないくせに」みたいな慟哭も、なまじ子供が新しい母に懐いているように見えるからこそなんだろうなあと。サライさんの過去は、あれはホントに映像で見せられると怖いです。ああいう過去を持つ彼女が「自分の子供だったら本当に可愛いと思ってるの?」と怒鳴るところが怖い。

そういえば、ドラマの希和子の不思議なところは、子供の実母(つまり不倫相手の奥さん)に関する感情がすっぽり抜け落ちたようになっているところです。自分が連れ去ってきた子供を「薫」と思い込む過程で、そこを都合良くそぎ落としているかのように、実母の存在を忘れているように見えるのです。
実際にはイヤなこと言われてイヤガラセもされたわけですから、不倫相手の奥さんを憎むこともあるんじゃないか?と思うんですが、奥さんの存在を思い出すと、薫が自分の子供でないと思い出しちゃうからなのかなあ?

次は小豆島ですよね。このドラマは本当に映像が綺麗だから楽しみです。

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