ドラマ「八日目の蝉」初回・感想
「八日目の蝉」ドラマ初回を見ました。
全6回ということで、希和子さんの逃亡生活を描写しつつ、その時赤ちゃんだった女の子が育って今どうであるかも追いかける、という展開であるようです。
とりあえず初回すごくおもしろかった!
檀れいさん演じる希和子が秋山家へ忍び込み、赤ちゃんを見つめる顔の生気のなさが凄かったです。あれ、首を絞めて殺しちゃうところだったんですよね。そこから一転、抱き上げて逃げまどう展開に。さらっと色々なところで嘘をついてその場を切り開く希和子は、元々こんなことをする人じゃないでしょうにと思わされました。
初回の希和子は、友達の家から慌てて飛び出すところまで。原作既読なので展開知ってるんだけどどう来るか楽しみですよ。
で、これ、あかんぼがかわいいですねー。いやもうほんとうにかわいい。
しかし。あかんぼが猛烈にかわいいだけに、こんなかわいいあかんぼが大人に振り回されているのが可哀想でなりません。しかもあのあかんぼが育ったえりなちゃんが、ドラマで見ても、ぜんぜん幸せそうじゃないんだよね。彼女が今に至っても幸せそうじゃないのはあの三人(両親と希和子)のせいなんですよね。とても切ないです。
この話、丈博さんは判で押したようなダメな不倫男の典型だし、奥さんは子宮のエコー写真をファックスで送りつけるあたり「いくらなんでもそこまでするのか?」と思わされ、だからって希和子さんが「薫、私を許してくれますか?」と言ってみても、それはそれで希和子可哀想!と思えるわけでもありませんでした。なぜだろう…
あと、インパクトのあったシーンをちょっと列挙。
*ひさしぶりにたっかいホテル取って(本人達談)、希和子が丈博をふとももに乗っけて、丈博が陶酔っぽい表情で、希和子もしあわせそうに「こどもができたの」というシーンはなんか凄かった!その後どうなるか、見え透いているだけにいたたまれない。
*そのあとの場面では、同じホテルはホテルでも、打ってかわって安手の照明ないかにもなホテルなんですね。このコントラストが効いてるなー。
*土砂降りの雨の中をあかんぼを連れ出す(しかも生後六ヶ月ってことは2月だよね…?)って…演出上そうなのか?しかも部屋着だから寒そうです。なんか買ってあげて!
*小田原まで繰り出したところで「おお東海道線!」と思いました。原作ではあのお友達は事情を知っていて丈博さんをボロカスに言っていたような気がしますが、それも見たかった(笑)
そんなわけで、原作と違う?ところもあるんだと思いますが、初回非常に面白かったです。次も見ます!
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