« February 2010 | Main | April 2010 »

March 2010

ドラマ「八日目の蝉」初回・感想

「八日目の蝉」ドラマ初回を見ました。
全6回ということで、希和子さんの逃亡生活を描写しつつ、その時赤ちゃんだった女の子が育って今どうであるかも追いかける、という展開であるようです。
とりあえず初回すごくおもしろかった!
檀れいさん演じる希和子が秋山家へ忍び込み、赤ちゃんを見つめる顔の生気のなさが凄かったです。あれ、首を絞めて殺しちゃうところだったんですよね。そこから一転、抱き上げて逃げまどう展開に。さらっと色々なところで嘘をついてその場を切り開く希和子は、元々こんなことをする人じゃないでしょうにと思わされました。
初回の希和子は、友達の家から慌てて飛び出すところまで。原作既読なので展開知ってるんだけどどう来るか楽しみですよ。

で、これ、あかんぼがかわいいですねー。いやもうほんとうにかわいい。
しかし。あかんぼが猛烈にかわいいだけに、こんなかわいいあかんぼが大人に振り回されているのが可哀想でなりません。しかもあのあかんぼが育ったえりなちゃんが、ドラマで見ても、ぜんぜん幸せそうじゃないんだよね。彼女が今に至っても幸せそうじゃないのはあの三人(両親と希和子)のせいなんですよね。とても切ないです。

この話、丈博さんは判で押したようなダメな不倫男の典型だし、奥さんは子宮のエコー写真をファックスで送りつけるあたり「いくらなんでもそこまでするのか?」と思わされ、だからって希和子さんが「薫、私を許してくれますか?」と言ってみても、それはそれで希和子可哀想!と思えるわけでもありませんでした。なぜだろう…

あと、インパクトのあったシーンをちょっと列挙。
*ひさしぶりにたっかいホテル取って(本人達談)、希和子が丈博をふとももに乗っけて、丈博が陶酔っぽい表情で、希和子もしあわせそうに「こどもができたの」というシーンはなんか凄かった!その後どうなるか、見え透いているだけにいたたまれない。

*そのあとの場面では、同じホテルはホテルでも、打ってかわって安手の照明ないかにもなホテルなんですね。このコントラストが効いてるなー。

*土砂降りの雨の中をあかんぼを連れ出す(しかも生後六ヶ月ってことは2月だよね…?)って…演出上そうなのか?しかも部屋着だから寒そうです。なんか買ってあげて!

*小田原まで繰り出したところで「おお東海道線!」と思いました。原作ではあのお友達は事情を知っていて丈博さんをボロカスに言っていたような気がしますが、それも見たかった(笑)

そんなわけで、原作と違う?ところもあるんだと思いますが、初回非常に面白かったです。次も見ます!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

日本語「ぢ」と「じ」の謎

ただいま実家に帰省中です。
『日本語「ぢ」と「じ」の謎』(光文社知恵の森文庫)という本があったので読みました。
「ちきゅう」なのに「じめん」ってなんで?ヘンじゃない?というのが、タイトルのあらましです。

この本では、所謂旧かなづかいから現代かなづかいへの移行でこのような矛盾が生じ、また当用漢字なるものを定めたために本来の意味と違った感じが使われるようになり、日本語は変貌を遂げたのであり、そこには大いなる矛盾が生じたのであり、どうしてそのように変わったか、その背景が語られています。

どこかで聞いた話ではありますが、「漢字をなくしてしまおう」という運動は確かにこの日本にあったようです。しかもお上が主導で。それは結果としてみると間違っていたとはっきりいえることでしょう。漢字からカタカナひらがなを生み出したり、明治時代に新しい言葉を日本語に落としこみ生み出した先達らは素晴しい。日本語の無限の可能性とも言うべきものを示しているのですから。

一方でいま流行しているメールのことばというのはこの本ではどっちかというと否定的な向きに捉えられておりますが、極めるところまで言語を簡易化するというのも、ある種の進化であるような気もします。言葉を使っている人たちが言葉を変えていくのは止められるものではないですしね。

そうは思いつつ、この本を書いたかたが主張されている日本語の持つ美しさ、格調高さを守り伝えることの大事さに共感するところがあります。「肝心」は「肝腎」だったんだよ、という内容もいくつも載っていますが、それは単純なクイズとして掲載されているのではなく、こういう成り立ちがあってこういう漢字を当てられていたものだったのだ、ということで、所謂旧仮名遣いや旧字体はやたらむずかしいものではなく、むしろ論理的にそうであったと説明されています。現代仮名遣いはそのへんの論理性をすっとばしたところで成立しているので、「ぢ」と「じ」の矛盾が生じる、と。

そんなわけでコンパクトに読めますし面白い内容でした。お奨め!だと思います。あっという間に読めますので、ぜひ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

おさるのジョージ

NHKの土曜朝にやってるアニメですが、子供が気に入っているので一緒に見ています。
黄色い帽子のおじさんの名前はなんなんだとクレジットを待っていたら本当に「黄色い帽子のおじさん」だったのでちょっと驚きましたが、彼のジョージへの態度は頭が下がります。エエ人だ。水道詰まらせても家中水びたしにされても怒らないんだぜ!スゲエ。

で、ジョージですが、これ、おさるじゃなくて幼児が同じ行動を取っていたらウザいような気がするのですね。ウザいものを見て楽しむみたいな感覚というか。ジョージも「時計を戻しちゃえば夜更かししても大丈夫!」とか思いついて遅刻したりするわけで、上に書いた通り水道詰まらせた上に家中水浸しにしたりもしますからね。でもジョージは何故か憎めないんですよ。(勿論、やらかす反対にめっちゃ役に立つ行動も取っていることは取っているんですけど)おさるだからか?おさるなんだけどめっちゃ賢いからなのか?(でも一方で物凄くあさはかでもある)愛らしいチャーミングな動きがイイのか。ついジョージに見入ってしまいます。なんか今私の一番のお気に入りのアニメはコレのような気がしてきましたよ!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

「大井川に橋がなかった理由」

「大井川に橋がなかった理由」を読みました。
箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川。その大井川は、橋がなく、船でもなく、人足が徒歩で旅人を渡す、という形態を取っていたわけですが、それはいったいなんでなのか?という本です。

江戸時代の橋は木造だからいったん造ったらそれで終わりではなく修繕しなくてはいけない、だからなんでもかんでも橋をかけるわけじゃないんだそうで。橋を架けるコストに見合うだけの交通量がないと、そもそも橋は架からない。まずそこで目からウロコでした。で、川を渡るのに舟を使ったりするわけですが、今度はその船賃を真っ赤っかな宿場財政の補填に使っているために旅人は実際のコストよりも余計に通行料を支払わされているんですよ、という話も出てきて、なんかこれは今にも通じるなにかがあるようで非常におもしろい。

さて大井川ですが、人足が川を渡って旅人を渡すというシステムが確立すると、値段としては高値設定になったんだそうで。何故かというと、常時人足を確保する必要が生じるので、システムを廻して行くためにコストが上がるんだそうで。するとおカネがかかるのを嫌って、大井川を渡る以外の迂回ルートを選ぶ旅人も出てくる。すると大井川利権(?)サイドとしては儲かる話を取られてはたまんないから役人に手を回して迂回ルートを潰そうとする。
うーむ、なんてありがちな話でしょうか。で、しかも、この本を読むと、幕府のお役人は大井川を渡る時におカネを取られないらしい。しかしパンピーの旅人や参勤交代で来た人は払っている。ええーそうなのかよ!

というわけで、なんとなくこの本全体から「旅行先でぼったくられるのは昔から変わらないよ!」と言われているような気がしてしまいました(笑)

従来言われている説(幕府は、軍事上の理由から橋をかけさせなかった)に対して、様々な観点から反証する内容はとても分かりやすく面白い本だと思いました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

紙端国体劇場さんの鉄道擬人化キャラソート

「青春鉄道」の紙端国体劇場さんの鉄道擬人化キャラソートってのがあったのでチャレンジしてみました。
長いので続きを読むでドゾ。

Continue reading "紙端国体劇場さんの鉄道擬人化キャラソート"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« February 2010 | Main | April 2010 »