仮面ライダー17話/18話
仮面ライダーをちまちまと消化しています。おもしろいんだけど設定がおかしい。毎回変だよ!先週分はこんなでした。
17話 「リングの死闘 倒せ! ピラザウルス」
ショッカーがプロレスラーの強靱な肉体を改造人間に。(なんでも、毒ガスを噴射する改造人間なので、改造の素体(?)が強くないと自分で毒ガスにやられてしまうらしい)
↓
プロレスラーのタイトル戦で毒ガステロ計画。タイトル戦には、日本の政財界の要人が一同に集まって観戦するので、その会場で毒ガスを噴射すれば日本は大混乱!ショッカーが日本を掌握!
ってプロレスに日本の政財界の要人が集まるのかよ!一人二人ならいいけどなにその設定!(しかもセットの会場が大変しょぼいのでVIP席などどこにあるのか)
いや、普通に国会議事堂とか襲撃すればいいじゃないか…ショッカーの考えることはよくわかりません。
18話 「化石男ヒトデンジャー」
ショッカーが山の中に秘密基地を造る。基地の番人となる怪人は、ヒトデの化石を怪人に改造したヒトデンジャー。日本を破壊するためのミサイルを製造するショッカーの野望を打ち砕けるか!
「プロレス観戦に日本の政財界の要人が一同に介する」みたいなオモシロさはないですが、まず、パンピーが行楽やらハイキングに来まくる手近な山に分かりやすく基地を作るなと。もっと隠れてやれよ!
しかも番人は悪目立ちする真っ赤なヒトデ怪人です。もう、ライダーに見つけてくれと言わんばかりです。
確かに、ショッカーとしてはライダーを倒すことまで織り込み済みだから見つかってもいいってことなのかもしれません。でも根本的に、もっと山深くで見つからないようにやればいいだろうと思うんですよ。その脇の甘さがショッカー日本支部のヘボいところなのではないかと思います。
なんかショッカーはあくどいんだかバカなんだかよくわかりません。
どっちかというと、ありあまるリソースをくだらん作戦に費やしているような気がする。そのくだらなさが子供向け番組であり、こういうものを大人になってもう一度見ると「いや、その設定ないから!バカだから!」という楽しみがある…んだろうか。
ふと、アニメの悪役ってそんなものすごい悪いこともしないでギャグっぽいので、作戦がバカでも世界観として統一性があるんではないかと思いました。
なまじショッカーは怖そうで悪そうなことをやっているだけに、作戦面でのバカっぽさがツッコミどころとしてとても楽しいです。
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