アニメ 純情ロマンチカ感想(1・2話)
AT-Xで流れている「純情ロマンチカ」をちまちま見ております。近所のツタヤにはロマンチカ入ってないんですよねえ。宅配で借りてもよかったんですがいい機会なのでAT-Xを申し込んでみました。
1・2話はウサギさんと美咲君の話です。漫画で読んでたけどアニメで見ると凄いなあ…1話。これはギャグが非常にいいですね。1話Cパート、「何故鈴木さんが鈴木さんであるか」一生懸命語り、それに対して美咲君の「でも日本で一番多い名字は佐藤さん」とツッコミが入るのがサイコーでした。あのウサギさんの愕然とした顔ときたらもう。
そうそうちょっと真面目に考えたのですが、美咲君のバイトってなんのためにやっているんですかね。学費はおにいちゃんが出してくれてるんだよね?そのお金を将来返したいってことなのかなあ。美咲君は、うさぎさん家にもお金一銭も入れてないようだし。
普通それって失礼だと思うんですよ。バイトする間もなく勉学に励んでいるならともかく、実際に小金を稼いでいるにもかかわらず、世話になっている相手にお義理でも差し出さないというのは、世間一般に見たら変な話です。
しかしウサギさんは世間一般の人ではない(笑)うさぎさんレベルのお金持ちだとお義理で入れる一万二万三万とかいう金額は貰ってもなあって気もします。つーかそんな3マンなんてウサギさんから見たらははした金にもカウントして貰えないよ!
ということなので、そこはタカヒロにーちゃんと話がついていて、「家賃はいっそ無し」ということになっているのかもしれません。
で、美咲君はいかんせん未成年でそのぶん世間知らずだから「オレは家賃代わりに家事全般をやっている」でイーブンになっている、と思ってるのかな。で、先日(っていつの話よ)タカヒロにーちゃんに「いつまでも他人の好意に甘えていてはいけない」と言われてからこっち、そういうことにもちゃんと気づく大人に成長する、と。
そう考えるとタカヒロにーちゃんが新巻鮭をあんなに沢山送ってきた理由というのも分かります。おともだちに世話になりまくってるわけだからねー過剰な御礼と言うことで。
…そこまで真面目に考えなくても良いですかそうですか。
ってこれ感想なのか?どっちかというと考察ですね。
はっきり言ってアニメの1・2話にあたる部分は「これこういう設定だから」で押し切るしかないものがあるというか、真面目に考えてはいけないものを感じます。まあ、それはそういうものだと思うので、これは、高橋美咲というキャラにいかにノレるか、という部分にかかっているのだと思います。
純情ロマンチカ(ウサギさん&美咲くん)というのは、本当に、ある種の少女マンガコード(まあ、導入なんか見ると少○コミック的なものも含む)で描かれた王道作品なんだと思います。
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