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April 2009

「新幹線エクスプローラ」300系特集

取り置き本を受け取りに行ったはずがレジに一緒に持っていきました。
まあアレだ、新幹線の季刊誌なわけですよ。こんなものが世の中に!と思われるやもしれませんが、これはうちの両親が新幹線スキーな幼児のためにアマゾンで見つけた物です。なかなか読みでがあってイイですよ。おすすめ。大人向けの鉄道本なので写真もすばらしい。

で、今回は300系新幹線特集です。
300系ってなんだよとそもそもそこから入るわけですが、のぞみが最初に出来た時にでてきた新幹線ですね。のぞみ登場の裏側を語る特集なわけですが、私のような根っからの文系人間にも読みやすく書かれて分かりやすく面白い内容でした。

あと、これは300系じゃないんですけど、今東海道新幹線でメインで走ってるカモノハシっていうかアヒル型の新幹線についても触れられています。一番新しいN700系なんかどこぞでスリッパ呼ばわりされているのを見ましたがね(言い得て妙だ…)
カモノハシ新幹線700系についてこう書かれているわけですよ。37ページより、

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上野:「(前略)あれは輪切りにすると、切った間隔ごとに面積が変化する率が常に一定なのです。だから外観はちょっとへんな形に見えるかもしれませんが、輪切りにするとデータ的にはきれいなまっすぐな線が出るのです。」
編:「そういえば700系はサイドから見ると、びしっと芯が通った直線的なデザインです。」

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(※上野=東海旅客鉄道株式会社 新幹線鉄道事業本部 車両部担当部長 上野雅之氏)
(※太字はこちらで勝手に強調しております)

そ、そうかやはりへんな形に見られてるって作ってる人も思ってるのか!
うちは車で出かけると東海道新幹線の高架が見えるのですが、700系がガーッっと通り過ぎていくのを見て、あれ?と思いました。横から見るとカモノハシじゃないのですよ。カモノハシとは全く違う。
カモノハシがイケてないと思われる方!横から見て下さい。流れるような流線型が、200km/h超の速度で突っ走る姿は、カモノハシ型のイメージとは全く違います。
だからまあ、あれは紛れもなくカモノハシなんだけど、あんまりイケてない呼ばわりしないでやってくだされ。

…ってなんだこの文章は(苦笑)
はあ、そうですかと一言で失笑されそうですな。まあいいや。

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ホットケーキ修行

Pan_5

アンパンマン型のホットケーキパンを生協で取り扱っておりまして、ポイントを突っ込んで買いました。
どれくらいのサイズかというと…プラレール比(何故プラレール)
Anpanman_5
最初は真っ黒レベルにしていましたが、今はこんな感じに。
でも一番最初のはやはり焦げ気味…
これ、結構小さいので扱いが大変でした。片面はアンパンマン、もう片面は普通の(テフロンの)小型フライパンにひっくり返しております。

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「風と雲と虹と」感想-2 平一門のみなさん

というわけでその2ですよ。平一門のおじさま方について。

1.国香おじさんは一番腹黒だと思う
黄門さまがこんなところに・第一弾。まっさきに死んでしまいましたが、国香叔父さんが実は一番コワかったよーな。良正叔父さんが将門とガンガンに喧嘩してやりあってるのは見ていてわかりやすいんだけど、国香おじさんは仮病して領地のこと誤魔化しまくったり、源家といっしょになって「将門を殺ってしまえ」と冷酷でしたからねえ。
その一番コワい人の息子が太郎貞盛です。太郎は父が死んでも「フーン」って感じで仇を討とうともしない。村岡の叔父さんには「父の死をあまり悲しんでいないように見える」とか言われている。太郎のスタンスはどう見ても今生きている小次郎>>>死んじゃった父親です。太郎、冷たいな。
ニコニコしていて実は一番怖い国香の息子の太郎は、親の死よりも小次郎を選ぶ。いや、小次郎を選んだって別にかまわないんだけど、太郎の怖さは、親の死を大して悲しんでいないように見えるところ。そして本人も、親が殺されても悲しくないという自分の心を自覚しているところ。

人当たりがよさそうなんだけどじつは心が冷たい国香が殺された。その長男もやっぱり心が冷たくて父親の死をさして悲しんでいない。
なんだ、そっくりじゃないですか。っていうと怖いですな、うーん。

ところでコレを見た後でTBSチャンネルで大岡越前を見ました。
国香おじさんが小次郎の部下に!そういえばそうだった。いい因縁で生まれ変わってよかったですね!(違う)

2.良正叔父さんだけは許せない!って思っちゃったよゴメンナサイ
本当に蟹江敬三の熱演が過ぎて「将門、良正叔父さんだけは殺っちまえ!」とか思いましたスイマセン(笑)それくらいに憎たらしい役回りでした。最後は酒に溺れてショボかったけど、結局良正叔父さんは良兼叔父さんがいないと大がかりな戦も出来ないから、所詮そんなもんだってことですな。(っていうと容赦ないな)
正妻にスーパー正論をかまされて返す言葉もなかったあたり、本当にダメだなあと思いましたが、逆に素直にやりこめられてるあたり心底悪いヒトではないのがよくわかります。てか、将門への恨み憎しみが度を超えてるんですよね。

3.石を投げられる良兼叔父さんはかわいそうだったと思う
詮子に焚きつけられて引きこもりから戦争に駆り出されていた時はしょうがない人だなあ(笑)と思っていたのですが、将門の館に夜襲をかけた折に良子に槍を向けられて、それを見てこれは可哀想だと思いました。
うん、そりゃ寝込んじゃうね。敗走する時、ボーゼンとしすぎて石投げられてもされるがまま当たってるし。
良兼叔父さんは柔和な顔して将門を丸め込もうとする人で、こういうタイプはありがちというか、タイプとしては国香おじさんの方が怖いように思います。見ていてわかりやすいよね、良兼おじさんのほうが。
良子に幸せになって欲しいはずの親としての気持ちが、詮子の焚きつけに毎回毎回負け続けるあたり、業ですねえ。まーそういう女を後妻にしちゃったんだからしょうがないと言ってはミもフタもない?
良子が将門敗戦で一時的に帰ってきた時の様子や、そもそもの良子のあの性格を見るにつけ、この一家は非常に良好な関係だったんですよね。それを壊したのは詮子。そのことに良兼は気づきながらも詮子を手放せなかった…んだよね。うーん。

そして最後。小次郎パパです。
今回のリピートで、前回見逃した初期放映分を見まして、どんな人なのかわかりました。
ダメだこりゃ、と思いました。ええ、そりゃもう。小次郎のピュアさはいったいどこから生まれ出でて来たの!と思っていたら、このパパですよ。まさに、この父にしてこの息子あり。
息子小次郎の民人(たみびと)に対するわけへだてない接し方を先に見ていて、今回小次郎パパの民人に対するわけへだてない接し方を見て、まさにDNAと思った次第です。

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「風と雲と虹と」感想-1(貴子と良子)

時代劇専門チャンネルで現在リピート放送中の「風と雲と虹と」ですが、去年の初放映時、全部見終わった後になんか感想をいっぱい書いたのがありまして、どうやら下書きだけで放置していたようで。

せっかく、今回の放送で未見だった分を見たもので、アップしてみることにしましたよ。アホのように長いですが(汗)まあそれはいつも長いからな…
いっぱいあるので分けてアップ。初回はヒロイン二人、貴子と良子です。
以下。

********

貴子はサユリでなければ成り立たない役ですが、サユリでなかったら多分許せない(笑)
今こういう役を大河に出してきたらフルボッコにバッシングされる様が目に浮かびます。でも非常に味わいのある役ですね。小次郎と一緒に太郎が屋敷に来た時から、貴子は太郎のことも気になってるんだよね。それで小次郎に「一途な小次郎さまは素敵です」アピールをする。で、太郎のことは「浮気心のあるお方」と言ってあしらう。そういう態度なんだけど、ああ太郎を意識するからこういう言動になるんだよね…感がビシビシ。

小次郎・太郎・貴子の三角関係はなんだか「School Days」を見ているような気がしました。あ、この場合、小次郎=言葉で太郎=世界で貴子=誠ですね(男女逆かよ)。言葉の知らないところで誠と世界は彼女を裏切り、それをある日言葉は知る。最悪のカタチで現実を突きつけられる。
それを思い出しましたよ。小次郎の知らないところで太郎と貴子は彼を裏切り、小次郎は、貴子の寝所に忍んでいく太郎を目撃する…
BGMのポンポコは笑うところですか?と思いましたが。うん。あれはどんな演出?

そうは言いつつ、貴子は自分ひとりで小次郎を裏切ったりはできません。自らの意思を持って生きるように育っていませんから。それが都の姫君というもので。貴子の乳母の手引きで、太郎は貴子と二人きりになり、また太郎は貴子の寝所に入り込むことが出来た。
善良な貴子は小次郎を裏切ろうと思ったわけではないと思う。太郎に強引に抱きしめられ押し倒され…ああこのまま手籠めにされちゃうのかお姫様可哀想だねえ、という展開が来るのかな?と、思った。
だけど違うんですねえ。ココが貴子の本領。乳母の差し金で太郎と二人きりになった貴子。太郎にちゅーされた貴子はすっかりとろけてしまって、太郎に「乳母殿が来る、しゃんとしなさい」と注意されてしまう。そこで貴子は呟く。
「だあってえ…」

この場面、心が震える思いでしたよ(笑)か弱く美しい都の姫君が、「女」というものを丸出しにする。スゲー。

で、結局貴子は小次郎を裏切ってしまう。
ここで太郎ちゃんと幸せになっていればそれはそれで筋が通ったかも知れませんが、人間というのは弱いものでそうはいかない。太郎ちゃんは所詮貴子のことを恋のゲームのお相手としか見ていないから、他の有力なお家柄の姫君の元へ通う。貴子は、太郎が自分に対してことのほか真摯だったから受け入れてしまったというのに、騙された気持ちになる。太郎に「男女のことはそういうものでしょう」と浮気当然な発言をされて(まあ、実際当時はそうだわな)貴子は愚痴る。
「小次郎さまならばそうではない」と。

もう、グダグダな人なんですねー。生真面目な小次郎と、男ぶりがいかにも魅力的な太郎の間で揺れて、小次郎に失望したかと思うと、今度は太郎と小次郎を比べて小次郎の方がいいと言う。エエエそれどうなのよって。

いや、小次郎と太郎どっちがいいかなーというのはそりゃどっちも魅力的なので揺れるのはとても分かる気がしますけどね。貴子さまは、前述の通り都の姫君で、己の意思を持つようには育っていません。
だから、裏切るつもりはなくても状況がそうなると裏切ってしまう。強い心を持っていないから。その場で流されてしまう。

って、誰の話だこれ。そうです太郎ちゃんの話です。太郎は小次郎を裏切るつもりなんかなかったんですよ。良兼おじさんの陣所へ向かった時。だけど状況に流されて小次郎を裏切ってしまった。その場に流されて。

そうなんです、貴子と太郎はとても良く似ています。同じように小次郎を愛し、同じようなカタチで小次郎を裏切る。

その貴子が遊女に身を落として、小次郎に拾われて、板東へついていって、いくさが起こる。小次郎敗戦の知らせを聞いて貴子は太郎のところへ逃げようとする。小次郎はそんな貴子に失望せざるを得ない。
これ、反射的に逃げようと思ったんでしょうね。その反射っぷりが日和見で、なんとも弱く人間らしい女性です。小次郎が言うとおり、この人は都の女なのです。
貴子は、小次郎にすがりつき、「小次郎さまの手で殺してください」と願う。
陰でコソコソ逃げようとした女が今更、「貴方が死んだら私を殺して」とか言い出す。だって、そう言うしかないじゃん。言い訳できないじゃん。悪く取ればそんな感じです。貴子は本当に弱い。都の女だから、自分一人では生きていけない。
だけどこういう、本当に弱い女を、その弱さをきちんと描いているこの作品はとても魅力的です。

そんな風に、心ならずも愛する人を裏切り、状況に流され続けてきた貴子は、最期は無残にも雑兵に乱暴され殺される。なんて悲惨なんでしょう。
これ、良兼軍に貴子たちが捕まった時、貴子が太郎の縁者だって言ってれば助かったかもしれんのですよね。だけど貴子はそうしなかった。その結果、無残な最期を遂げた。貴子は自らの最期だけは選んだのかもしれません。

ところで貴子の屋敷が焼けた時都のくぐつの会話を聞いてると、アレですな。「貴子さまの家が焼けちゃったんだね」「助けてあげようか」「だってあの姫君は小次郎さまを裏切って太郎とくっついた女でしょ?ほっとけほっとけ」こんな感じだったと思いますが、てことは貴子が小次郎とくっついたままだったら助けてくれたんですか?くぐつの面々ってどんだけ小次郎派なの?
いや、小次郎なら、たとえ板東に帰っても誰か都に残しておいて貴子の屋敷が火事になったらすぐ手配したと思うんですけどね。

あと貴子が遊女やってたのを板東中に言って廻ったのは源護ですかい。あの展開はそうだよね?後の話を見ると良正おじさんも知ってたようだし、知らぬは太郎ばかりなりですか?(真樹が喋らなかったろうから)

さていっぽうで良子です。これはもう完璧なまでにヒロイン性格ですね。小次郎を想い、彼を明るく支え、父と対立しても愚痴もこぼさず、子供を守り、小次郎のかつての恋人貴子のことも気にかける。
何処に出しても恥ずかしくありません。ただ、こういう性格なので、物語的なインパクトは実は弱いのかもしれない。強烈な印象を残すという点では貴子さまだよな…性格がいいより、多少アレな方が物語的には輝く、と思う。

そんなこと言ってますが良子は本当にいい人です。「良子は板東の女」って自分で言ってますけど、他に登場する板東の女は源三姉妹とかですからね。板東の女も色々だ(当然です)都とか板東とかそういうのを超越して、良子はヒロインとして人格者なのですよね。

小次郎のことを好きだったけど、いざ彼に略奪されてみると「他の人のものになるから欲しくなるなんてずるいわ」ですから。なんて筋の通った人だ。良子がこんな素直で筋の通った性格だし、良兼さん家はうまくいっていたんでしょうね。あの後妻が来るまでは。

最終回、どうなるかと思ったけどやっぱりちっちゃい子が殺されるのを見るのはイヤなもんなので、良子と豊田丸が逃げ延びてよかったです。代償に、桔梗が殺されちゃいましたが…

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大河ドラマ「太平記」

時代劇専門チャンネルでやってるものでちまちま見ております。
ようやく先週分を見終わったところですが。「風と雲と虹と」もそうでしたがすぐ周回遅れになりますよ。今見ると、当時の人気タレント枠みたいなのが分かって面白いですね。時代を感じる。
そして足利・楠木両弟がどっちも直情系なのがなんかおかしいです。
柄本明の高師直は食えない感じでいいですな。あれと弟が…と思うと怖い。

で、どきっと来たのがじつは後醍醐帝でした。
後醍醐帝が隠岐に配流となった折、随行して色々世話したのが佐々木道誉なんですが、後醍醐帝が隠岐島に渡るのでここで佐々木道誉と別れる…という場面。後醍醐帝が、自分によくしてくれた佐々木道誉に言うのですよ。
「そちはまだ若い、生まれ変われ、生まれ変わって朕に仕えよ」とそのように。
これは凄いな。やんごとなき御方でなければこんな論理でモノは言えない…!これはちょっと嵌っちゃう問答無用の引力があるよなーと思いました。

で、話の本筋に戻りますと、これ弟は両方直情径行なんだけど、兄は足利も楠木も戦に持っていくまでに葛藤するタイプなんですよね。そういう意味ではなんか似てるように思います。
で、「世の中をよくするために戦う」と彼らは言う。
しかしそれは所詮儚い理想であって、世の中をよくするために立ち上がり戦った結果は、結局のところいい世の中でもなんでもなかったと思うんですね、「太平記」の時代というのは。多分この話もそーゆー展開になると思うのですが、とりあえずこの先を期待して見たいと思います。

あと、大河ドラマはどれもそうですが、これもまた音楽(主題曲)がかっこいい。
これは、転調するところが好みだなあ。かっこいい。

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