「新幹線エクスプローラ」300系特集
取り置き本を受け取りに行ったはずがレジに一緒に持っていきました。
まあアレだ、新幹線の季刊誌なわけですよ。こんなものが世の中に!と思われるやもしれませんが、これはうちの両親が新幹線スキーな幼児のためにアマゾンで見つけた物です。なかなか読みでがあってイイですよ。おすすめ。大人向けの鉄道本なので写真もすばらしい。
で、今回は300系新幹線特集です。
300系ってなんだよとそもそもそこから入るわけですが、のぞみが最初に出来た時にでてきた新幹線ですね。のぞみ登場の裏側を語る特集なわけですが、私のような根っからの文系人間にも読みやすく書かれて分かりやすく面白い内容でした。
あと、これは300系じゃないんですけど、今東海道新幹線でメインで走ってるカモノハシっていうかアヒル型の新幹線についても触れられています。一番新しいN700系なんかどこぞでスリッパ呼ばわりされているのを見ましたがね(言い得て妙だ…)
カモノハシ新幹線700系についてこう書かれているわけですよ。37ページより、
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上野:「(前略)あれは輪切りにすると、切った間隔ごとに面積が変化する率が常に一定なのです。だから外観はちょっとへんな形に見えるかもしれませんが、輪切りにするとデータ的にはきれいなまっすぐな線が出るのです。」
編:「そういえば700系はサイドから見ると、びしっと芯が通った直線的なデザインです。」
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(※上野=東海旅客鉄道株式会社 新幹線鉄道事業本部 車両部担当部長 上野雅之氏)
(※太字はこちらで勝手に強調しております)
そ、そうかやはりへんな形に見られてるって作ってる人も思ってるのか!
うちは車で出かけると東海道新幹線の高架が見えるのですが、700系がガーッっと通り過ぎていくのを見て、あれ?と思いました。横から見るとカモノハシじゃないのですよ。カモノハシとは全く違う。
カモノハシがイケてないと思われる方!横から見て下さい。流れるような流線型が、200km/h超の速度で突っ走る姿は、カモノハシ型のイメージとは全く違います。
だからまあ、あれは紛れもなくカモノハシなんだけど、あんまりイケてない呼ばわりしないでやってくだされ。
…ってなんだこの文章は(苦笑)
はあ、そうですかと一言で失笑されそうですな。まあいいや。
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