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December 2008

純情ロマンチカ三題(ロマンチカ編)

うさぎさんと美咲君ですが正直王道なので、先はあまり気になりません(笑)いやほら、先が見えるから(笑)というか別にどの組も先はあまり気にならないっつーか、多分みんな幸せでしょうから、そういう意味で気にならないっつーことですが。うさぎさんはなんと言ってもあれだな。〆切関連がいいな。あのはっちゃけ方が素晴らしい。逃亡の仕方もダイナミックです。
あ、あと鉄道模型があるんだよね。きっと一室Nゲージなんだよね!すげー。
そういえばトワイライトエクスプレス乗ってましたな。あれはお昼頃出るから、美咲が電話したの何時よ?とか計算してしまったですよ。

ところで美咲君のキャラ立ちはいまいち納得いかないところがありますヨ。ぶっちゃけ、あれだけやっておいて、ウサギさんがすきかどうかもわかんね、という態度が非常に納得いきません。最初から内心好き、で言わないけどずっと好き、というなら判る。だけど美咲ってウサギさんを好きなことをどうもいまいち判ってない節があるんだよね。そこが謎です。で、君は好きかどうかも判らない相手にああいうことを何度でも出来るのかね?と。
掲載誌の都合で毎回ああゆうシーンが入らなければいけないという事情があるならそれはそれで構わないとも思うんですが、それでも美咲君の腰の据わらなさはええええーと思うなあ。

美咲は女の子でもよくね?という声を時々見ます。実際そうでしょう。美咲は、「普通の男の子」とうさぎ父に評されていますが、そんなことはありません。彼に男の子らしい要素はひとつもないじゃありませんか。趣味も特にこれぞ男の子!って感じではないですしね。だって旅情湯けむりサスペンス好きなんでしょ?あの好きになり方は、「年頃の男の子がみのもんたの番組が好き」と言われているのと同じくらいの違和感があります。

しかし美咲君は実のところ、女の子に置き換えることすら不可能です。何故かというと、女の子なら、仮にもヒロインキャラなら、好きだとも自覚しない相手と何度もああいう行為はしないであろうからです。そこがなんとも。美咲君のキャラは、形ばかりでもパーツ部分でも男である意義はひとつもないし、かと言って女の子としても成り立たない(そもそも女の子だったら住み込みしないけどそういう問題じゃなくてね)

毎回ああゆうシーンが必要であり、なおかつ連載を長期に継続させるとなるとああいうキャラになっちゃうんですかねーなんともわからんですな。

ってなんでこれだけこんな項なのか(汗)

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純情ロマンチカ三題(エゴイスト編)

さて、エゴイスト組ですね。
ヒロさんいいなヒロさん。もうなんていうか、存在自体がツッコミどころ満載です。
あんたどんだけ破綻してるんだよ!と見ていて苦笑が止まりません。常に冷静であるべき、みたいなことをヒロさんがモノローグでのたまった時は吹きました。だってあなた野分のことに限らずキレまくりで感情まっしぐらじゃないですか…

ヒロさんはよく「野分を好きになったことで自分は変わってしまった」みたいなことを言うわけですが、そんなことはないです。ヒロさんは昔からずっとヒロさんじゃないですか!ウサギさんをわざとらしく待ち伏せしていたヒロさんが野分と付き合ったら野分の花屋バイトを見に行って1/7の確立でわざとらしく待ち伏せするわけですよ。

恋すると自爆行為的であるというのはウサギさんの時も野分相手にしてもやってることあんまり変わらないし、むしろウサギさん相手に片恋してる時の方が報われない分行動がやばかったという。野分一筋で頑張っているヒロさんはむしろ野分によって更正したとすら言えるかも知れない(いや、片思いと両思いの差ですから)

そうそう、ヒロさんってプライド高いんじゃなくて臆病なだけじゃね?とか、ヒロさんはなんだかんだ言ってプライド高いとか自分でのたまってるけど野分みたいなタイプにずぶずぶ嵌りたいんだよこの人、野分くらい重い相手に思われるのが好きなんだよ、と2巻まで読んで思っていたら、篠田さんが似たようなことを言ってくれて心から同意してしまいました。気が合うな篠田さん!貴方みたいな人は大好きですよ。

ああ、あと宮城教授になってヒロさんをからかう道も捨てがたい。ヒロさんで遊ぶ教授といい、ヒロさんを堕とそうとする篠田さんといい、私は野分くんよりこーゆー人たちと趣味が合うようです(笑)いやいや野分のよーな人がヒロさんの側にいるからこそ、そういうのもいいね!と言ってるだけですよ?!(だから何)

ところでヒロさんが野分を好きになったのは野分がヒロさんを好きだからですよねー。
その証拠に、ヒロさんは野分にあっさり流される。相手の情熱に押し流されるのは、相手に思われている充足感を強く得ることが出来るからですよね。
だからヒロさんには、寡黙だけど情熱的に自分を思ってくれる野分が必要なんですよ。何故野分は寡黙でなければならないのか。それは、寡黙でなければ、必ずウサギさんのことを気にして追求してくるからです。そういう意味で、出逢った当初の野分は徹底的にヒロさんのために存在しています。
なんだけど、人は、恋愛の相手というのはそんなに都合良くばかり出来てはない。ヒロさんは野分の寡黙さに救われていますが、逆にヒロさんのような「実は求められたい」存在不安の塊みたいな人には、野分の寡黙さが辛い。相手のいいところが自分にとって辛い部分にもなる。
だからまあ、結局ヒロさんは自分が変わらなければならないわけです。相手に言いたいことを伝えて、自分が壊れる程の勇気を振り絞ってでも、自分が野分君を必要としていることを訴えなくてはならんのです。

そういえばヒロさんは教授と居るときには割と真っ当な性格をしていらっしゃる。(どんな意味よ)ちゃんと社会生活営んでるじゃないですか!みたいな。
だから本当はお互い大人な方がヒロさんの真っ当な面が出るんだと思いますが、ヒロさんは根がああいう人だから野分のような存在を求めてしまうんでしょうなあ。ああ、そうか。ヒロさんは野分といる時より、他の人と接している時の方が普通の態度ですよね。野分といると駄目な態度になり易い(苦笑)そりゃ、お前といるとなりたくない人間になる!ってキレるかもしれん。と、今思いました。

あ、あとヒロさん面白いなと思ったのは、ファミレスで待ち合わせして野分君が来なかった時ですね。いや、傘買ってこい!とか、ファミレスに入れ!とかじゃなくてね。そういう問題じゃなく、単純に「野分が来なかった」と思ってるところが。
ちょっとでも野分が事故にあった?とかそういうこと考えないのかしら、と。

以上、延々書いてるよーに私はヒロさんが大好きなんですが、それはヒロさんが猛烈に身勝手だからですね。ヒロさんには純情エゴイストの冠がついてますが、エゴイストに申し訳ないくらいヒロさんは破綻してると思うよ?(失礼な)ただ、野分に関しては20代前半の、しかも一番センシティブな時期からの地続きの関係なので、ああなるのかなーと思います。
ってなんか凄い物言いですので最後にフォロー的なことを少し…(爆)
ヒロさんの話で一番好きなのは篠田さんが出てくるやつです。
あれはヒロさんのいいところが非常に出ている話だと思います。あの話を読んで思ったのは、ヒロさんは真っ当に幸福を志向する人である、ということなんですね。真っ直ぐで堕ちないし、変な罠に嵌らない。ヒロさんが自分を誰よりも愛してくれる野分を選んだというのも、ヒロさん自身が幸せになりたいと願ったからだと思うのですよ。ヒロさんは実際にお坊ちゃんでお育ちもよさそうなわけですが、それより前にあの話を見て、ヒロさんは健全に真っ当に、いい育てられ方をした人なんだなーと思いました。

ところでヒロさん家はどこだ!と推理してしまいましたよ。
文京区在住、東大に通っている、書店街から一駅であり、チャリを持っている。さあどこだ!

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純情ロマンチカ三題(テロリスト編)

純情ロマンチカに目下はまってます。袴姿のお嬢さんが大正時代を舞台にラブロマンスを繰り広げるのかと思っていたらBLでした(爆)
アニメでやってるので見てみたら原作まで買っちゃったよ!
感想いきますよ!まずはテロリスト組だ!これが一番好きです。宮城教授が坂道を転がり落ちる様は素敵です。ヒロさんも言ってましたが人をからかって遊んでいるとああいう目に遭うのですよ(違う?)

しかし。
教授ーホモじゃない人は高校生男子を押し倒していきなりあそこまでやらないと思いますー!しかし教授はホモのつもりはないらしいです。
ということはですね、教授はホモでなくてもあれくらいは出来るわけですね。てことはだ。教授は2巻で待ち合わせで野分に会えなくてヨレヨレになってるヒロさんにあれくらいはやるつもりだったということですよ。(断言)

野分の伝言をスルーした教授がいったい何をするつもりだったのかとずっと謎だったのですが、あれをやりたかったのですね!なんだよ野分あと数分遅れてくれば良かったのに(死)っていうかロマンチカワールドのジャストタイミングは半端ないよね…ヒロさんなんか二度も忍くんに教授との絡み(違う)シーン目撃されてるし。

あ、話がヒロさんになってしまった。スイマセン2巻を読んで以来気になっていたもので。ヒロさんじゃなくて教授と忍くんです。忍くんはいいですね。彼を見ているとキャベツを炒めたくなります(お約束)最新刊ではカボチャに目覚めたようですが。
てか忍のあの料理の仕方はいったい。
あれ、「勉強もなんでもテキトーにやったら出来た」結果、ああなってるんですかね。手順を踏んで努力するという過程がまったくない(笑)つまり今までなんでもテキトーにやって出来ていたので、忍君はなんでも出来るようで、スゲー不器用なんでしょうな。と、思うことにしました。

一方の教授。
学部長の娘を嫁にもらった縁で学部長息子(忍)を押しつけられた件ですが、私的には全然おっけーですね。何故、元義理の息子にそこまですんだよ学部長!とかぜんぜん思わないですよ!D・フランシスを読みつけた私には学部長×教授でもおっけーです。
(注:D・フランシスの某シリーズには、別れた女房の父親、つまり元義父を精神的な支えとして辛いときに避難場所にする主人公が登場します)

あの人は根本的に都合の悪いことは考えない性格だとしか思えません。あんだけやっといて「ホモ道に引きずり込むな」はねーだろアンタ。忍くんへのアレもありますが、2巻でヒロさんにキスしようとしておいて今更ホモじゃないとか言われても困るなあ。

そうは言いつつ、教授は己の社会的地位故にグダグダになってるところが非常に面白いですね。そうだね、大学教授×高校生だもんね…(笑)教授の自己突っ込みモノローグはサイコーです。ダメだダメだと思っているのに坂道を転がり落ちるようにもっと駄目な方向に転がり落ちていく教授はとてもいい。

でもいっぱしの大人らしく誕生日に寿司とってくれたりして、教授は大人としてかっこいい。ロマンチカの登場人物はいい大人なのにお育ちが違いすぎて一般常識が完全に欠落している人とかブチ切れて踵落としをかます人とかがメインで、まあ普通に育ってそうな相川さんにせよ〆切を守らない作家センセイのおかげでブチ切れてたりするもんで、普通の一般的な大人として分別のついた行動を取る宮城教授はかっこいいですね。普通にかっこいい大人であるということがなんて貴重なんでしょうか、ロマンチカワールド。

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