本の紹介
夏頃ですが、「あなたの子どもを加害者にしないために」という本を読みました。これはなかなかよい本です。
主な内容は、「少年A」の事件と、彼の両親の手記を見た、「少年A」はどのような家庭に育ってきたのか、という分析です。子供の心が縛られ、がんじがらめになり、親の支配下から抜け出せなくなると言うのはどういう育てられ方なのか、というようなことが書かれています。うーん、これは考えさせられます。ぜひいろんな方に読んでいただきたいです。
この本は秋葉原殺傷事件の関連の記事をネットで見ている時に知りました。
で、当時は絶版で、ア○ゾンですごい値段がついていたので買えないよと思って図書館で借りたのですが、今は復刊になったようです。
や、なんか真面目ですな。でもいい本ですよー。ちょっとドキっとしますが。
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