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絶対可憐チルドレンのアニメ

「絶対可憐チルドレン」中学生になっちゃいましたねー。私的にはとてもよいと思います。と、それもありますが今回はアニメの話。アニメのチルドレンはなかなかよいと思います。みんな見てね!って違う、か。(いや宣伝しようよせっかくだから)

最初に面白いじゃーんと思ったのは例のナオミちゃん回だったのですが、アレちょっと反則ですね。あれは面白いけど、絶チルの本線としての面白さではない。いや、面白いですよ?すごくよかったですよ?
しかしまあ、絶チルというのはやっぱりチルドレンの話なわけです。その本線はどうなの?というと、学校にいくまでのくだりが非常によかった。このあたりを見て、このアニメは面白い!と思ったものです。上に書いたナオミちゃん回も、「チルドレンが学校に行きたい」というエピソードにつなげてるんですよね。
で、チルドレン就学プロジェクトを皆本が作る。みんな学校に行ってみたい。学校に行けず寂しそうに小学生を見る三人、照れながら持ち物に記名する三人、子供らしくてとてもいい場面です。チルドレンの就学に対して「本当に大丈夫なのか」とシビアな現実を知らせる賢木も、チルドレンの未来に希望を抱きそれを表明する皆本もいいなあと思いました。

そんでもって次の回で学校に行く。ここで皆本が例の監視をするわけですが、アニメのほうは原作にあった「皆本がこっそり監視する後ろめたさ」が薄いつくりになっています。どうしてかっていうと、皆本が監視するのは単なる監視ではなく、「普通の人々」が薫たちの登校を妨害したりしないか、という護衛の意味も含んでいるんで。あと、最後まで皆本がこっそり監視してるんじゃなく、薫たちが不審人物を成敗するという話にもなっています。
原作は皆本視点だからああなってると思うんですけど、アニメはチルドレンの目線で作っていますので、これはいいですね。チルドレン目線から行くと、陰でコソコソやられてそのままってのはどうかと思うんで。そんなこんなで、チルドレンが学校に行く一連の話は、非常に丁寧に面白く作られていたと思います。

あと、最近やったチルドレン三部作はどれもいいですね。葵の話は…個人的には葵の連続テレポで酔う皆本が萌えでした。あれは女子的には皆本に萌える話ですよね!(断言)てか、眼鏡っ子で優等生キャラって皆本と葵は被りますね。皆本の優秀さも発揮されてよかった!あ、勿論葵は可愛いです。いや、本当に可愛かった。

次の薫話は、原作ではいささか強引にけりをつけてしまった感があるので、ちゃんと(?)和解に至る入り口に立っていてお話としては原作よりよかったのではないでしょうか。勿論原作あってのものだし、原作のオチがアレなのはページの都合なんでしょうけど、やっぱり再構成するというのは強いモノですな。

最後の紫穂話。手つなぎはココですよ絶対ココに投入するはず!と待ち望んでいたらちゃんと来た。手を握るのを拒否られる紫穂、本当に何気なく手をつないでやる皆本。これこそ紫穂です。はい、私は三人娘の中で紫穂派なんで、これがなければ。
紫穂話は、朝から殺人事件はダメかーとか、結構エグい話だからジャスティス仮面とかでまぎらわせてて効果的だったんじゃとかいろいろと。何故無意味に風呂に?とも思いましたが、一応風呂にも意義があったのがびっくり。
でも一番驚いたのは「○くってあそぼ」の彼だったことです。え、いつもあの声じゃなかったのか…(失礼)

まあそんなわけで最初はビミョーかも?とか思っちゃいましたが、アニメの絶チルは面白いですね。皆本が例の予知を知らないというのが猛烈に新鮮だ…
あ、皆本と言えば、チルドレンが大人に見えちゃう話のラストにブチ切れたやつ、あれはよかった。「大人として扱って欲しければ責任ある行動を取れ」「そんなことやってるからガキなんだ」まっったくそのとおりのガチで正論ってヤツなので、大きく頷いてしまいました。
「君たちは子供だ」という台詞を災害救助の後でガチ説教かますところは初期絶チルの熱さ、暑さ、良さです。だけど一方で、猛烈な説教漫画なんですよね。

しかしアニメの皆本は説教したわけではない。こどものくっだらない悪戯にキレて、(作品の根幹にかかわる部分で)正論を述べているにすぎません。これはいい意味でライトな処理ではないかな。

そういえばチルドレンはいつも皆本に子供扱いするなっていうけど、皆本の方が誠実だよね。子供は子供だ、っていうわけですから。兵部のあれは明らかに、モノの道理を理解していない子供を口先だけで騙している部分があります。まあそのへんが兵部が誘惑者として強い所以なのですけど。子供皆本だって誘惑できちゃうんだもんなー。そりゃ兵部強いわ。

てか、兵部の論理の建て方っていつもそうなんですけど、ネガな方向にだけ持ち込んで話を引き寄せるんですよね。原作の「ファントム・メナス」で薫が家族にも打ち解けられないけど周囲の気持ちを理解した…っていうやつも、兵部に言わせるとエスパーは結局エスパーにしか理解されないときたもんだ。
未来に向かって、よい方向に変わる可能性というのを彼は斟酌しない。そこが兵部が過去にのみ固執する部分であるのかなーと思ってるんですが。でも、人のネガな気持ちにつけ込んで悪い方向に引きずり込む兵部の力というのはホンモノだなーと最近思いました。ってアニメから原作の話に戻って来ましたけど、とりあえずこんなもんで一応終わってみます。ってまた長いよ!


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