子どもの本
私は子どもの頃、関西に住んでいる親戚のところへ新幹線に乗って出かけることがよくあったもので、新幹線という乗り物が大好きでした。その東海道新幹線に「のぞみ」が登場した時、「すげー!速いよ!」と子どものように感動したことをよく覚えています。なので私は700系も大好きです。
旦那はあの700系のフォルムがどうもキモチワルイらしく0系とか100系とか先が丸い新幹線のほうが親しみやすいと言っています。
さて、うちの男子は男子故なのか着々とテツへの道を突き進んでおります。お付き合いでお母さんも電車の種類が分かるようになりましたよ!イエーイ。それにしてもテツの道はすごいですなあ。あれは業の、いや剛の道だ。まあそんなこんなで乗り物にちなんだ本を延々と読まされる毎日です。
そんな本のレビューであります。
「しょうぼうじどうしゃ じぷた」
いただきものですがいろんな人に聞いたら「コレ読んだことあるー!」と。そ、そうなのか。旦那も知っていたようです。
内容は…ジープを改造した小型消防車の”じぷた”が、とある街の消防署で活躍しているのですが、じぷたは同じ消防署の花形トリオのポンプ車やはしご車や救急車たちにコンプレックスがあって…って児童書をかみ砕いて説明すると実際の文面よりはるかに漢字が増えて違和感が。
それで結局じぷたは最後山火事で適材適所で大活躍して認められるのですよ。よいお話ですね。じぷたが花形トリオに抱くコンプレックスとか、花形トリオがじぷたを小バカにしている様が妙にリアルで朗読していて思わず力が入ります。
「ぼく しんかんせんにのったんだ」
2歳児には長いので、適当に省略して読んでいます。上の本に比べると音読していて文章がよくないし、テンポが猛烈に悪い。なのであんまり好きじゃないです(ゴメン)じぷたと同じ人が書いてるのになんでこう違うんでしょうか。謎です。
内容は、くまた君に爺様婆様からお手紙が来て「遊びにおいで」というものですから、くまた一家(パパ&ママ&くまた)が新幹線に乗るというものです。新幹線がこだまなのは単純に旅行区間がこだま向きなのか?(小田原を想定しているようなので、そういうことなのかな)
なんというか、懐かしいです。むかし、新幹線でお茶売ってましたよね。あの、プラスチックの小さな入れ物に入ってて、フタがコップになってるやつ。あれが登場するんですよ。うおおお今ペットボトルになっちゃったけど昔これ珍しくて大好きだったよ!と懐かしくなりました。ブルートレインとコンテナ特急と東海道本線が併走してるあたりフィクションだなあと旦那が突っ込んでいました。
「のりものアルバム」シリーズ
だいたいこういうのは100点写真が掲載されているので、我が家ではコレを延々読み進めていくことを「100本ノック」と呼んでいます。おかげで新幹線や特急電車やバスやなんやかんやについてずいぶん覚えさせて頂きましたよ!
「バスでおでかけ」
2歳児には長いのですがわりと聞いてるんだなこれが。
雪のクリスマスの日に四人家族でバスに乗ってお出かけ、遊園地や動物園、スケート場に港町やデパートと楽しそうな施設を見ながらも次々と通り過ぎ、おとうさんにどこに連れて行ってもらえるのでしょうか?
…という楽しい話のはずなんですが、デパートの横では交通事故が起こって救急車が駆けつけてたりする謎の本です。遊興施設がうなるほど存在するこの街はドコなんだよ?!という突っ込みも無効。そうは言いつつ、書き込みがめちゃめちゃ細かいのでその細かい絵を見るのが楽しい。
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