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April 2008

「花の生涯」小説を読んだ

ドラマをがんばって制覇した「花の生涯」ですが、原作を読んでみました。
思っていたのとちょっと違う…(汗)いやその、前半で直弼・たか・主膳の三角関係にかなり筆を割いていたので、後半は政治ドラマに違いない、とか思ったわけですね。そうしたら後半は上記三角関係に村山たかの夫・多田一郎を加えた四角関係が延々と繰り広げられておりました。あ、あの、政治は?こんだけ?と、ちょっと思った(苦笑)

とゆうのをお友達に話したのですが、「それは新聞小説らしいね」とのコメントをいただきました。なるほど。これを毎日読んだらきっとハラハラしたに違いありません。というわけで納得しました。これは新聞小説なんだなあ。

そんでもって、小説「花の生涯」を読む前にさくさく検索していたところ「花の生涯」についてこんな手厳しいことも書いてあって、うーんそこまで言わなくても良いじゃんと思ったんですが、読んでみると、なるほどこう言われちゃうかもしんない、コレ(苦笑)

そんなわけで、そのうちに今度は同じ登場人物を扱っている「奸婦にあらず」に手を出してみようと思いました。

小説→ドラマ化について言うと、小説ではあんまり出てこない直弼の政治向きの場面も補足してあったりして、原作のドラマ化としてはいいんじゃない?てか、非常によくね?という印象。
そりゃ、ドラマ版にもオイオイその無茶な展開どうなのー!と思うところはありますけど。(里和が下田まで旅した時はどうしようかと)あと、埋木の章で直弼がたかを想っていたところから里和に感情がシフトする過程が全くないんですが、そこは時間が足りなかったんですかね。
あと、小説の直弼は結構アレな人ですので、ドラマはそのへんをうまいとこ改変してあったんじゃないでしょうか。原作の直弼はへんなドリームの詰め合わせみたいな人なんですよ…あと、この人はダメだと思うのが、恋愛について、自分が一番つらいんだといっちゃうところ。(言わないけどモノローグだけど)

喩えて言うと、少年誌に載っているラブコメの主人公が、複数の女の子の間で迷っていて、女の子も彼の気持ちの迷いのためにつらい思いをしていて、…という状況で、主人公の男子がたとえモノローグででも「(この恋愛で)俺が一番つらいんだよ」とか言い出したらエエエエエと思いませんか?原作の小説の直弼ってちょっとそういうところがある。それは私的にはとてもだめなのです。え、まったく私見なんですけど、ハイ(苦笑)

話かわって例の勝又十四郎くんですが、原作にもいましたよ。先代藩主時代の彦根藩の反直弼派の岡本半助の腹心。女絡みで相手の若侍を暗殺したのを岡本に助けられたことから岡本の手下になっており、直弼暗殺を持ちかけられ断れずにそれを受け、失敗して逐電。以上。

すごい大抜擢ですね!
勝又さんの大抜擢はおそらく、直弼の政敵である水戸サイドの描写の強化とか、所謂庶民パートみたいなものを請け負っている部分もあると思われますので、このあたりは納得。最後ポジション的に主膳を食っちゃってますが私は勝又さんが好きだからいいです。実際おもしろかったし、当初主人公を恨むがさまざまな経験をして最後は…っていうのは、キャラクターとしても筋が通っているような気がするんで。

というわけで、次は「奸婦にあらず」に行こうと思いました。

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