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「第一級殺人弁護」

中嶋博行「第一級殺人弁護」(講談社文庫)を読了。

最近子供が勝手にテレビをつけてくれるので、偶然コレをちょっとだけ見ました。ほんの途中しか見ていなかったのですが面白そうだったので原作買い。そしたらそのまんまではなかったらしい…いろいろ原作の登場人物を使いつつもなんか違う?の?
こっちを見ると、土曜ワイド劇場でやった1本目が原作から「鑑定証拠」という作品を使ってる模様。

主人公は京森英二・弁護士。(ドラマでは風間トオル。しかも眼鏡っこですよ!←それがどうしたのかと…)独立したばっかりで金もなくたいした仕事もなく優良企業の顧問弁護士になってるわけでもなし。上のリンクのドラマの説明だと「熱意だけは人一倍」とか書いてあるんですけど、原作ではそうとはとても思えません…典型的な「普段はグダグダだけどなんか巻き込まれちゃって半強制的にやる気にさせられちゃう」主人公。これもまた王道。

原作者の中嶋博行氏が現役の弁護士であるためなのか、超真面目で崇高な弁護士さんが小説に出てきません(笑)そこが面白いんだけど。あと、当番弁護士とか犯罪被害者救済制度とか、ちょこちょこ法律関係のネタが出てきて、勉強になりました。

小説内に当番弁護士制度に登録している弁護士の数は…って出てくるんだけど、(その制度自体は聞いたことがあった)あれって、全員参加じゃないのか!そうなのか!って、勉強になりました。

短編集なのでサクサク読めて結構面白かったです。京森さんで長いやつを書いてくれないかな~って、そんな感じに主人公もちゃんとキャラが立ってていいですね。なるほどドラマ制作現場っていろんなところから原作拾ってくるんだなー。

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