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February 2007

どろソース

ウイークデーは毎日テレビ大阪で「幽遊白書」の再放送を見ているのですが(笑)どろソースというやつの宣伝が流れます。映画の「どろろ」のタイアップCM。毎日見ているので気になって買ってきました。うちはカレーにウスターソースを入れるので試しに投入。明らかに入れすぎたと思いましたが、おかげでめっさ辛いカレーになりました。辛いカレーが好きな旦那大喜び。

どろソースって本来そばめしとかに使うものなんですよね?今度は正規の使い方にチャレンジ予定。
オフィシャルサイトに行ってきたらロゴがあったので拾ってきました。↓


Oliverlogoオリバーソース(株)

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今更で何なんですが「14才の母」

おまえそんなにいっぺんに書いてどうするんだという。
いや、書いて保存してあったんですけど。

秋は「14才の母」を見ておりました。いまは同じ枠の「ハケンの品格」を見ているわけですが。ハケン~は春子のスーパーハケンぶりを見せる前フリがあまりにもアホっぽいのでどうよとも思ったんですが小松政夫がイイ味を出しているじゃないですか見ようよ見ようよ!と思っていたら、今日の回で小松政夫フューチャー。なんてこと!

って、「14才の母」に戻して。
いっぱいドラマサイトの感想を探して読んだのでとても今更なのですが、いちおう記録的に。

とりあえず、何故あんなにも産みたいのかさっぱり分かりませんでした。
いや、「会いたいから」って言ってたけどさ。いちおう。あれが理由らしいんだけど。

つーか3話の中絶手術する・しないで未希としては「やっぱり産めるわけがない」と自分でも分かってるんですよね。子供を産みたい、でも産めないだろう、と。それはやっぱり、育てることがいかに大変であるかとか、経済的な状況とか、彼氏がどう思ってるかとか、いろいろあるから、産めないのは分かってるけど産みたい、ということだと想像していたわけです。

なんだけど未希は母の語りを聞いて産みたいと決意してしまう。そしてその後、「産んでどうするのか」「お金はどうするのか」「経済的な問題」というのは、完全に彼女の中でスルーされてしまっています。これはおかしい。じゃあなんで、3話で「やっぱり産めないよね」って思うのか。いや、困難だけど頑張ります、って思い直したのかもしれないけど、やっぱりおかしい。後半で母親学級に行って助産師に「子供を産んだらお金を稼がないとね」と気づかされるまで、未希は全くそのことに思い至らないのです。これは非常におかしい。そして何よりおかしいのは、こんな一番大事なことを中絶可能な時期が過ぎてから持ち出す物語のプロットそのものです。

親に援助してもらって子供を産むことはそれぞれの家庭で決めることですが、未希は「援助してください」とすら口にしない。これは傲慢かバカのどっちかです。そんな傲慢でバカなヒロインは、申し訳ないが応援する気にはなれない。

あと、未希ちゃんは有り体に言って口だけ娘ですね。
最終回は非常に痛い子でした。
赤ちゃんが死んじゃうかも!なんて、悪いけど母親が口にするものなのか。そういうことは、一番口に出したくない台詞じゃないかな。
しかも、実際赤ちゃんの容態が大変になった時にはキリちゃんとお外でラブトーク。ふざけるな。それで「わたし14才だけどこの子の母です」って、素晴らしく口だけ偉そうな態度です。なんじゃこりゃ。

とどめはあれですね。「そら(娘)は誰にも望まれなかった、私にも」
開いた口がふさがらないとはこのことですよ。最悪。これで「わたし14だけどこの子の母です」と言われても、はあそうでっか、という感じです。

と、まあ未希についてはなんだかなーだったのですが、お話の作り方もアレでしたねえ。4話冒頭未希がバイクと接触事故を起こすあたりから顕著なんですが、この話の作り方は「盛り上げるために盛り上げる」というヤツです。
CM前に興味を引きつけて「どうなるよ」と思わせるためにバイク事故を入れる。それを予告にも投入する。初回の万引きも、全然後につながらないんですよね。「妊娠検査薬も買えないのに子供を産んでどうする」と、見ている人は思ってしまうのに、経済問題は美しくスルー。個人的には万引きが学校にバレるくらいでもよかったんじゃないかなーと手厳しい展開を見たかった。

最後、誰も文句を言えない「赤ちゃんは、未希は無事か?」で最終三話引き延ばしのようにひっぱり、予告で「赤ちゃんの死」(らしきイメージ)をちょこちょこちらつかせ、というのもなんか…最終回の1回前、未希が赤ちゃんに会ったところで終わった方がきれいだったのにな~と思いました。

とかなんとかさんざんダメダメじゃんと言いまくって来ましたが、そうは言いつつこのドラマ、「両親がどんなに子供を愛しているか」というメッセージは非常に強固なものがあり、伝わってくるものがありました。これを見ている子供世代のひとたちが、親はどんなに子供を愛しているか、心強く思ってくれればいいなあと思います。
最終回の未希の「望まれなかった命でも頑張って生きている」もその延長だと思うんですよ。君はこんなに愛されている、というメッセージと共に、もし、そうでないと思ってしまうような人がいるとしても、生きているということはこんなにすごいことなんだ、と伝えたいのだと思います。

まーそれは分かってるんだけど未希が「私にもそらは望まれなかった」ってーのはなんじゃそりゃ、なんですけど。

あと、未希の14才ぶりが非常にいいですね(いや14才が全部こうだと言っているわけでは…)。これは志田未来ちゃんの演技力が素晴らしいのですが、戸田菜穂さんが演じる妊婦さんとお話した時の演技がとてもいいと思いました。知り合ったばかりのオトナの女性に向かってちょっとタメ口みたいな態度。「わたしオトナなのよ」って感じが、逆に子供の子供らしさが出ていてとても上手い。

未希が最終回で「何もかも失ったと思ったけど」って言うんですけど、あれも14才的「なにもかも」なんですよね。友達と彼氏と学校。かたやきりちゃんのお母さんは家も仕事も財産もすべて失い命まで失おうとしたわけですよ。この「なにもかも」の温度差。
ヘンなところで感心してしまいましたよ。

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読書感想文3/「野獣の薔薇園」

野獣の薔薇園ってスゴいタイトルなんですが。美女と野獣の別バリエーションものという感じです。美女と野獣新解釈(と帯に書いてある)

イスラムの国の王子様がうっかり戒律を破ってしまい、呪いをかけられライオンにされる。彼を救うのはただひとつ、「女の愛」。ライオンになったため、狩りで命の危機にさらされた王子は、ライオンたちに混じって生きようと旅に出る。
しかしそれもかなわず、彼は女の愛を求めてさらに旅立つのだった。

いやー、この話の王子様、大変に萌え(いきなりそれか)。
だってねー両親思いでいいお父さんとお母さんがいて、うっかり呪われちゃうんですよ。愛を知らず高慢だったとかじゃ全然ないのです。一人っ子の王子様で両親にも愛されているのですよ。

そんでもってその呪いをかけられるシーンが怖い。仰々しいものではなく静かな場面なんですが、「あ、罠にかけられた!」と分かってしまう、すっと後ろから来るような怖さがあります。

で、ライオンになったからにはライオンとして生きよう…と前向きなんだけどうまくいかない。しかたがないのでやっぱり女の愛を求める。そんな中で彼の中でライオンの「野獣」の部分と人間の部分が交錯する。

女の愛を手に入れるために脅迫してみたり、かと思うとヘンに勘違いして突っ走ってしまったり、細やかな描写がとてもいいです。「美女と野獣」で言うと、あの話は最初からベルが野獣の館に行く訳なんですが、この話はベルが館に行くまでが長いのです。

ベルは終盤で登場するんですが、この子もとてもいい。お正月に実家にあったのを読んだのですが、母がどっかで見つけてきたそうです。ありがとう母上。いい拾いモノでした。

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読書感想文2/「子盗り」

子盗り…はずいぶん前に読んだんですが。

旧家に嫁ぎ、子供が産まれないで悩む妻は、思い詰めて妊娠したフリをする。追いつめられた夫婦は産婦人科病院から新生児を盗み出そうと計画する…
という話なんですが。複数の視点で複数の物語が交錯するもので、あ、あれ?さっきのどうなったの?と思わせたり、オチの部分がこう来ると思っていたら意外だったり、ストーリー的に結構引き込まれるものがありました。

あと、主人公の子供がなかなか出来なかった奥さん…なんですが、いざ子供が手元に来てみると、まだ食べられないのにベビーフードが気になって仕方なかったり、○ヶ月から~みたいな商品チェックしてみたり、そういうところが非常にありそうでリアルな印象。作中に「これは子供の食いつきがよかったおすすめベビーフード!」としてほうれんそうとビーフのすりつぶし、という瓶詰めのベビーフードが出てきます。ちょっと見てみたい。

「八日目の蝉」を新聞連載で読んだので同じような状況の話を見つけて読んでみたわけですが、なかなか面白かったです。

うん、最後のオチは大変びっくりしました。しかしこういう、結局は子供がかわいそうな話をどうまとめるのかな~と思わせて、わりと状況的に収まっているのでそれもびっくり。

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久々に本の感想とか。1(黒衣の宰相)

大変お久しぶりになってしまいました…
ずるずる暮らしていたのですが、本の感想なんかをいろいろ書きたいと思ってはいたので、とりあえず。
黒衣の宰相という本を読んでみました。

家康のもとで働いた僧侶・金地院崇伝の小説です。墨染の僧衣を着ながら政治に参加してるから黒衣の宰相なわけですね。有名な方広寺の「国家安康 君臣豊楽」という例のアレにいちゃもんをつけた人、ということなのだそうですよ。

大河ドラマ「葵 徳川三代」に出てきたんですが、というわけでビジュアルイメージはそれで固定されてしまいました。っていうかそんな人にスポットが当たってる「葵」ってやっぱりマニアック大河ですな。

崇伝は若くして大出世を遂げた人なのですが、この小説で見るとキャラ的には「会社に入ったら希望はマーケティングか商品開発で!」みたいなところがありますね。板倉勝重さんというかたが家康配下にいるんですが、その方がとてもいい人で(この小説では)そういういい人が、「自分は困っているからこういう手伝いをしてくれないか」と言ってきてくださるんですよ。ありがたい話です。ふつうはそういうものを足がかりに人脈を作っていくものですね。
なんだけど彼は断る。板倉さんにお願いされたのが地味な仕事だから(笑)もっと派手なのがいい!オレは世間に出て権力をつかむのだ!ってー。しかし板倉さんの主人であるところの家康に「若い頃は地味な仕事をして苦労しなさい」とチクリと説教されてしまいます。

基本的に「エラくなってやるぜ!」というバイタリティで動いている人なんですが、途中から動機がくっつきます。戦乱の世を安定させるために汚れ仕事でもなんでもやる。自分は恨まれてもかまわない…と。でも、まさに途中からくっつくんですよね。本人の中で途中から固まったそうなのでしょうがないんですけど、どうも、くっついた感が否めない。

あと、男の世界に生きてるんだけど突然美女に惚れられたりとってつけたように濡れ場を投入するするあたりは高杉良的ですね!(会社から離れろ)

どうもとってつけた感が否めないのはコレが俺様カッコイイ小説だからだろうなあ。だって、詐欺まがいの方法で荒寺をみるみる栄えさせちゃったり、家康が三成配下の忍びに襲撃されてるところを偶然通りかかって助けちゃったりする。配下の忍びの女には愛を告白され、大阪城にいる小宰相の局はかつて愛し合った女。政治の世界に生きるために崇伝は彼女を捨てるも、彼女の面影を忘れたことは一度もない(なんて都合のいい)

生き別れの友達は大富豪になり自分を助けてくれる。しかし友はあろうことかキリシタンになってしまった!キリシタンは禁令になったのに!崇伝は涙を呑んで友を追放する。友達を追放しなければならない自分カッコイイ感がにじみ出るようなキャラです(※このあたり言いがかり)

つーかこの人、「あんなにがんばったのに家康が自分を信頼してくれない!」って嘆くんですが、人に与えないのに返して欲しいとはこれ如何に。なら最初に板倉さんをサポートして人徳をアピールしなさいよ。そんな地味な仕事じゃイヤだオレが世に出られないと人の手を振り払っておいて「信頼して欲しいなあ」という、なんて矛盾に満ちた態度。

というわけで主人公キャラとしてはとっても感情移入しづらいのですが、なんですかねこのドリームちっくな展開は。女キャラは本○ひろし的にご都合主義の固まり…なのは個性?いや本○ひろしはあれはひとつの世界を作ってるんですけど。

歴史的に地味な存在を女性によって華やかに彩ってるということなんですけど、その女と来たら「一度は捨てたのに、崇伝のハートの中にあるアツいものをただ一人理解してくれる」とか、「ずっと恋い慕っておりました」と唐突に告白するとか、いやあ、ロマンだなあ(棒読み)

おお、褒めていない。再開していきなりコレですか。

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