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絶対可憐チルドレン 6巻感想

「絶対可憐チルドレン」6巻を買ってきました。
漫画段ボール詰めが完了していないのをいいことに。

というわけで感想~なわけですが、この巻と言えば不二子ちゃんですなあ。不二子ちゃん推進の「皆本とチルドレンをくっつけよう!」プロジェクト。


ごめん、キモい。(爆)


えーと個人的には「管理官はどこまでマジなんだ?!ああゆうこと言ってるけど実は裏の意味があったりとかしない?」というようにまだ疑っているのですが、ぶっちゃけ10歳の女の子と20歳の男性を現段階で恋仲にしよう、と20歳の男にプッシュするのは、正直サンデーでやるような漫画ではないと思います。モラル的にまちがっている。ギャグっぽく使ったからと言って済むようなものとは思いません。正直それは、人間としてのモラルがなっていない。まー管理官は80のくせに若いナリをしているせいで感覚が麻痺してるのだろうと思いますけど。80でアレじゃ10歳と20歳の年齢差などものともしないだろうなあ。

これがチルドレンが主役の少女誌掲載漫画で「憧れのお兄さんをゲットしちゃえばいいのよ!」とけしかける悪いオトナがいる、という話なら微笑ましいと思うんですけどね。そうだよこの漫画、な○よしかなんかに載ってれば問題なし!(と、友達に言ったら「だって漫画家さんのパーティーなんかに行ったらひとりだけ浮くよ?」と言われました。)

つーわけでこの巻の展開は「キモいなー、マジでこれで行くの?正直ついていけません…」なんですが(正直だなあ)

これって、「チルドレンという10歳の女の子三人が皆本ラブ☆」な漫画としては非常に微笑ましいし、憧れのお兄さん皆本とくっつきたくてあの手この手だったり、皆本とくっつくところを妄想する、とゆー展開じたいは非常にアリだと思うんですけどね。というかそういうのは10歳の女の子っぽいと思う。それが少女の夢として少女誌に載ってるなら、憧れのお兄さんは実際には10歳の女の子が大人になるまで待ってくれる王子様なので問題ないと思うんですね。だけど、皆本に対して、今10歳の女の子を恋愛対象として見据えなさい、という展開はどうなのかと思うわけです。

そしてもっと根本的には(モラル云々というよりも)、「10歳の女の子の他愛ない王子様ドリーム」というテーマは、サンデーに載ってても雑誌的にはたいしておもしろくもないんじゃないだろうか、と思うわけです。それはアリだけど雑誌が違うよ、みたいな。そんな感じです。

話変わって前半に掲載の「パンドラの使者」どうも本誌で読んだ時一週飛ばしていたことに気づきました…(なんで気づかなかったんだろう)その一週を補完してみて、サイコメトラー(賢木・紫穂)の戦闘能力とその限界…とゆーのがよくわかりました。そう、敵の動きが読めたって、ついていけなくちゃ意味がないのだ(笑)ほんとーに賢木はいいキャラです。今週まで本誌でやってたのでも思いましたが。

エスパーのバトル描写ですが、チルドレンの強大なパワーと、まだ10歳の子供であるが故の未熟さ、というのは上手く表現していますね。不二子ちゃんに手もなくひねられるチルドレンですが、おそらく予知の未来では超度7の力を使いこなす最強のエスパーとなり、「女王」「女神」の風格も身につけているのでしょう。その未来を考えると、いつまでも10歳で皆本とうだうだやってやれれば幸せなんだろうなーとつい考えてしまいます。


ところで管理官が「三人とも取られる」と言ってますが、よく言われるように紫穂は未来のビジョンに出てこなかったり、兵部が通り名みたいなので呼ばなかったり、紫穂は果たしてあの未来で薫や葵と行動を共にするのか?とゆー疑問がありますよね。そのへんはどうなんだ。管理官は皆本のプロテクトされた思考を読んだだけなので単純に「三人とも」と言ってるだけなのか、あるいは「紫穂はパンドラ側につかないのではないか?」という読者の予想をひっくり返す展開を示唆するのか、どっちでしょうね。

あの未来で薫は皆本に「知ってる?皆本、あたしさ。(大好きだったよ。愛してる)」だったわけなので、薫は皆本に好きと伝えないまま道が別たれてしまったのではないかと予想できますよね。個人的には、紫穂と皆本がくっついて薫が言えなくなってしまった、みたいなベタな予想を推したく(ベタだ、てゆーかそういうの好きだな)
と言っても椎名先生が真っ向から三角関係の破綻するような物語を志向するとはあんまり思ってないんですけど。

名前占いじゃないですが、紫穂というのは紫の上+女三宮のふたつの名前を背負っており、特に紫の上と言えば光源氏の本命な存在、紫穂→皆本ラインって結構強固だと思うんだけどなー。ところで名前占いで言うと朧さんは柏木ですか。光源氏を裏切る柏木なのかー。これで朧さんが裏切り者だったら(それもベタな予想ですが)サクラ大戦をプレイした時のショックを思い出すなあ。
薫をライバル視する少女が「澪標」の澪だったり、名前に関しては結構考えて原典から引用されていますよね。

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