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September 2006

かわいそうな子役

独眼流政宗が時代劇専門チャンネルで開始。引っ越し準備しながらテレビつけっぱで視聴。テキトーな見方なのであとでちゃんと見たいなあ。

独眼流政宗と言えば言わずと知れた大ヒット大河、私も楽しみにしていたものですが(新聞に載ってたから)当時の記憶を引っ張り出してみると、

*不動明王を見て「梵天丸もかくありたい」
*虎哉禅師の「ぱんと手を叩いてどっちが鳴った」
*初期に子役が退場したと思ったらトモカズで復活した伊達成実
*輝宗が死ぬところだかなんだかすげー大事なところで電線が映っていたと抗議の投書があったような気が
*十字架背負ったナベケンがテレビ欄に出ていて度肝を抜かれました

他にもいろいろですが。
ときに「吉宗」を見て「独眼流」を見て、特に初回で感じ入ったのですが、これ子役がいいですな。やはり大河は子役です。かわいいのもいいんだけど、状況がかわいそうで引き込まれます。「吉宗」では源六(吉宗子供時代)がかわいそう。年の離れたおにーちゃんやら優しい両親にかわいがられて育ったら「実はお城のお殿様の子供でした」「お母さんとお父さんはほんとのお母さんとお父さんじゃないんだよ」という衝撃の事実が発覚。いきなりお城に連れて行かれるも、本当のお母さんはいない。城に行けば母親違いの兄にいじめられる。悲しくて夜中城の石垣を降りて城下に逃亡(落っこちたら死んじゃうよ!)、今まで育った家まで行ってしまう。源六はまたかわいい子供なので可哀想なのですよー。

政宗は幼名梵天丸、疱瘡(天然痘)で片目を失うが一命を取り留める。
ある日梵天丸はお城の中で部屋を脱出。じぶんの片目はどうなっちゃったんだろう?と、池の水面を鏡に見てみる。そこには醜く映る自分の…(という演出)ひとり泣く梵天丸。母のお東の方は哀れな梵天丸を抱きしめる。

ってー感じですが、そんな感じにそれぞれ主人公の幼少時にかわいそうなことがあります。ジェームス脚本はベタベタな展開が売りなので(と、勝手に思っている)ベタにかわいそうな話は本領発揮で非常に見ていて引き込まれます。しかも子供。子供が可哀想な話ですから。
そうですよ「葵」に足りないのはコレですよ!
後の西田敏行であるところの秀忠(子供時代)のかわいそうな話で視聴者の同情を引くのだ!って、そんなところからはじめたら三代終わりませんな。まあ、そんなわけで三代もやるのが無理なんだよな「葵」。

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絶対可憐チルドレン 6巻感想

「絶対可憐チルドレン」6巻を買ってきました。
漫画段ボール詰めが完了していないのをいいことに。

というわけで感想~なわけですが、この巻と言えば不二子ちゃんですなあ。不二子ちゃん推進の「皆本とチルドレンをくっつけよう!」プロジェクト。


ごめん、キモい。(爆)


えーと個人的には「管理官はどこまでマジなんだ?!ああゆうこと言ってるけど実は裏の意味があったりとかしない?」というようにまだ疑っているのですが、ぶっちゃけ10歳の女の子と20歳の男性を現段階で恋仲にしよう、と20歳の男にプッシュするのは、正直サンデーでやるような漫画ではないと思います。モラル的にまちがっている。ギャグっぽく使ったからと言って済むようなものとは思いません。正直それは、人間としてのモラルがなっていない。まー管理官は80のくせに若いナリをしているせいで感覚が麻痺してるのだろうと思いますけど。80でアレじゃ10歳と20歳の年齢差などものともしないだろうなあ。

これがチルドレンが主役の少女誌掲載漫画で「憧れのお兄さんをゲットしちゃえばいいのよ!」とけしかける悪いオトナがいる、という話なら微笑ましいと思うんですけどね。そうだよこの漫画、な○よしかなんかに載ってれば問題なし!(と、友達に言ったら「だって漫画家さんのパーティーなんかに行ったらひとりだけ浮くよ?」と言われました。)

つーわけでこの巻の展開は「キモいなー、マジでこれで行くの?正直ついていけません…」なんですが(正直だなあ)

これって、「チルドレンという10歳の女の子三人が皆本ラブ☆」な漫画としては非常に微笑ましいし、憧れのお兄さん皆本とくっつきたくてあの手この手だったり、皆本とくっつくところを妄想する、とゆー展開じたいは非常にアリだと思うんですけどね。というかそういうのは10歳の女の子っぽいと思う。それが少女の夢として少女誌に載ってるなら、憧れのお兄さんは実際には10歳の女の子が大人になるまで待ってくれる王子様なので問題ないと思うんですね。だけど、皆本に対して、今10歳の女の子を恋愛対象として見据えなさい、という展開はどうなのかと思うわけです。

そしてもっと根本的には(モラル云々というよりも)、「10歳の女の子の他愛ない王子様ドリーム」というテーマは、サンデーに載ってても雑誌的にはたいしておもしろくもないんじゃないだろうか、と思うわけです。それはアリだけど雑誌が違うよ、みたいな。そんな感じです。

話変わって前半に掲載の「パンドラの使者」どうも本誌で読んだ時一週飛ばしていたことに気づきました…(なんで気づかなかったんだろう)その一週を補完してみて、サイコメトラー(賢木・紫穂)の戦闘能力とその限界…とゆーのがよくわかりました。そう、敵の動きが読めたって、ついていけなくちゃ意味がないのだ(笑)ほんとーに賢木はいいキャラです。今週まで本誌でやってたのでも思いましたが。

エスパーのバトル描写ですが、チルドレンの強大なパワーと、まだ10歳の子供であるが故の未熟さ、というのは上手く表現していますね。不二子ちゃんに手もなくひねられるチルドレンですが、おそらく予知の未来では超度7の力を使いこなす最強のエスパーとなり、「女王」「女神」の風格も身につけているのでしょう。その未来を考えると、いつまでも10歳で皆本とうだうだやってやれれば幸せなんだろうなーとつい考えてしまいます。


ところで管理官が「三人とも取られる」と言ってますが、よく言われるように紫穂は未来のビジョンに出てこなかったり、兵部が通り名みたいなので呼ばなかったり、紫穂は果たしてあの未来で薫や葵と行動を共にするのか?とゆー疑問がありますよね。そのへんはどうなんだ。管理官は皆本のプロテクトされた思考を読んだだけなので単純に「三人とも」と言ってるだけなのか、あるいは「紫穂はパンドラ側につかないのではないか?」という読者の予想をひっくり返す展開を示唆するのか、どっちでしょうね。

あの未来で薫は皆本に「知ってる?皆本、あたしさ。(大好きだったよ。愛してる)」だったわけなので、薫は皆本に好きと伝えないまま道が別たれてしまったのではないかと予想できますよね。個人的には、紫穂と皆本がくっついて薫が言えなくなってしまった、みたいなベタな予想を推したく(ベタだ、てゆーかそういうの好きだな)
と言っても椎名先生が真っ向から三角関係の破綻するような物語を志向するとはあんまり思ってないんですけど。

名前占いじゃないですが、紫穂というのは紫の上+女三宮のふたつの名前を背負っており、特に紫の上と言えば光源氏の本命な存在、紫穂→皆本ラインって結構強固だと思うんだけどなー。ところで名前占いで言うと朧さんは柏木ですか。光源氏を裏切る柏木なのかー。これで朧さんが裏切り者だったら(それもベタな予想ですが)サクラ大戦をプレイした時のショックを思い出すなあ。
薫をライバル視する少女が「澪標」の澪だったり、名前に関しては結構考えて原典から引用されていますよね。

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貴志祐介の「青い炎」

まりやさんとこで紹介されていた「青い炎」を読んでみました。思えば貴志祐介ビギナー。

主人公の秀一は完全犯罪に挑んだはずなのに、彼が思ってもみなかったところで計画に綻びが生じるさまが緻密で面白い。そして、主人公がやってしまったことについてあとになって次々と「こんなことしなきゃよかったのに」と思えるようなことが出てくるところは苦く切ないですな。

作中で秀一が引用するのが「山月記」と「こころ」であるあたり、高校生らしさを醸し出しているような気がします。この手のテーマでは「罪と罰」が来るかなと思って、そのとおり秀一も読んでるんだけど、実際に彼の心に響いてのしかかるのは教科書に載ってる「山月記」と「こころ」なんですな。(てゆーか「山月記」だ)こういう肉付けが、シンプルな犯罪モノというだけでない面白いところだと思います。てか「山月記」好きだったなー。当時、周りのみんなが主人公が虎になるという超絶展開に心を奪われていたのを思い出します。

細かいディテールと言えば秀一のお母さんの料理描写がなんとも。見た目完璧なのにまずいんです、って。「女たちのジハード」の紀子さんの料理描写で「何時間かかってるのか分からんがとりあえず謎の練り物と美しく花形に抜かれた野菜があり、完成した料理は一品もなく、そのわり断固として手伝わせてもらえない」とゆーのがあったんですが、それと同じくらいウケました。と、ヘンなところで感心してみる。

というわけで結構面白かったです。でもあの最後はちょとどうなのよと…(苦笑)最後までキミって人は。
「黒い家」も気になってるんでそのうち読んでみようかな。
「青い炎」は映画の予告だけ見たことがあり、映画もちょっと気になります。どんなふうになってるのでしょうか。

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「暴れん坊本屋さん2」

「暴れん坊本屋さん2」を購入。

売っていたとは知らなくて(だってめったに本屋に行かないし行っても目的の棚しか行かないから)広告で発見。旦那がコレを好きなので探して買ってくる!と頑張っていたようですが、私が先に見つけてしまいました。

ネタとしては1巻より面白いなー。(正直1巻は、じぶんの本ネタは私的にはサムかったです)ふろくの話や定番セット、検索システムなど、ちょっと耳にしたり見たことあったりするネタなんだけど、たとえ話というかネタの擬人化(?)が面白い。所謂『定番セット』のファミレスネタがいちばん面白かったです。あー、あと「これあるー」というのが「一番上の本を取るか」なるほど確かに取りません、かも。ハードカバーって最近はキレイな紙(※特殊紙)を使ってると汚れてたりするし。

それにしても本屋のバイトはハードだハードだとは聞きますが本当にハードだ…

てか、引っ越し前でも本は増えます。いや、ブックオフに大量に吐き出したせいもありますが、こないだアマゾンでまとめ買いしちゃったよ!
それも「そういえばこの作者のこの作品だけなかった。この本棚の配置をより完璧にするためにこの際揃えてしまえ!だって引っ越ししたら本買ってる暇ないじゃん」とかなんとか。
うちには居間にでかいスライド式の本棚がありまして、その表面は我が家に来る方が必ず拝見する場所、というわけでここには漫画とかじゃなくてりっぱそうな本を置こうぜ!というわけで、ワタクシが気に入った配置にしているのです。(うしろの棚は見えないところにヅカのパンフレットとか脚本集とか仕込んである)その配置のことなんですが、相当どうでもいいこだわりです。

新しいおうちの間取りを見たらでかい本棚も引っ越しできそう。よかったよかった。
(途中から暴本と関係ねえ…)

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眠狂四郎円月殺法を見て呆然としました。

スカパー!で「眠狂四郎円月殺法」を放映中です。
以前「無頼控」の再放送をテレ東で見て、なんかエロい時代劇だのうと妙に感心しまして、しかし「円月殺法」のほうがエロいらしいですよと聞いて、いちおう確かめるべく見てみました(確認しなくていいよ…)

えーとなんか一番すごいやつを見てしまったようです。なんでも「無惨!乙女肌魔性剣」という回なのですが、ここに書くのも恥ずかしいような内容です(一回書いたんだけどいたたまれなくなって消した)ならそもそも取り上げるなよ!って話ですが、この回のカッとばした悪役=臥竜軒さんを演じていたのが若き日の小林稔侍だったとゆーのが個人的にショックだったので書いちゃう。

小林稔侍がむかしはあんな役やそんな役をやっていたというのは聞いたことがあったのですが、こんな役まで!
どんな役かっていうと(結局書くのか)お嬢さんを手籠めにして媚薬を飲ませて連れ去ったかと思うと、主人公の眠狂四郎と対決するために再登場するわけなんですが、その登場シーンが。
眠狂四郎に勝つための秘策!媚薬を飲ませてメロメロにしたお嬢さんを抱きかかえ、じゃねーな、腰にぶらさげてくっつけた状態で戦う!
眠狂四郎は敵(臥竜軒)を倒すためにはお嬢さんまで斬らねばならない!
どうだワシが斬れるかハハハハハ!みたいな。

えと、エロいと萌えるところなのか、大笑いするところなのか、飲み物を吹くところなのか、その戦い方はおかしいんじゃないかとまじめに突っ込むべきなのかかなり迷いました。

そうか、久通でイイ役だねえ~とか感動していたのにむかしはこんな役を…
てゆーかむかしのテレビってヘンなものを平気で放映していたのですね。

ところで時専の独眼流政宗の予告がかっこよすぎですよ。
見ちゃう!無理して見ちゃう!でも引っ越すから間ができてしまう。
あ、引っ越すことになりました。10月から関西へ。

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