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June 2006

「友吉、愛に死す」の感想


テレ東の再放送で、友吉が死ぬ回を見ました。この次の回のスペシャルで六さんが死ぬってなんか…レギュラーを入れ替えるという事情はわかりますがだからってばんばん殺すこともあるまいに。

そうは言いつつ、この回、上手いなあと思うんですよ。泣かせるように出来ている。友吉の死に方としては、うまく作ってある話ではあるなあと思いました。キャラがよく出ているよね。正直、見ているこっちとしてはあんな馬鹿女ほっとけよ!と思うわけですが、そんな女を放っておけないのが友吉の優しさ。どう見ても騙されてる状況なのに、友吉の忠告を聞かない幼なじみ。だけど彼女は友吉に自分の幸せを見せつけたくて意地になっていたのだ。しかし彼女が友吉を巻き込んだことで、何も知らないおみつが事件に巻き込まれ、おみつを必死で助けようとした友吉は命を落としてしまう。あそこまで深追いしなければもしかして死なずにすんだかもしれないのに、友吉はおみつへの愛ゆえに簡単にあきらめることなどできなかった。そして、友吉がおみつを連れ去ろうとした悪人どもの首魁と一緒に水に落っこちたことで、その水の滴りが地面に残されていたことで、悪の首魁の居所が知れる。

うん、これ、話としては非常によく出来ているんじゃないでしょうか。泣けるように作ってあります。友吉が可哀想なんだけど、可哀想であるが故に、逆に作劇のうまさに感動してしまいました。だから泣けて可哀想なんだよね。
やっぱ長七郎江戸日記って人を死なせて泣かせる系統の時代劇だよなあ。レギュラーを引っ込める時なんてゆーのはキャラ殺しの絶好の機会なのかもしんない。

でもなんか、人気がありそうなキャラに可哀想な最期を用意しているような気もしなくもないですよ…あざとい作劇やな。

レギュラーが死ぬ時にふいっと気づかされるのが辰の優しさです。なんで死んじゃうの、ねえ?!というように、非常に素直に悲しみを表現してくれる。火野正平ってやっぱ上手いなあ。そして辰ってほんといいヤツなんだなあと思わされます。
1月に時専でやったスペシャルで六さんが死ぬ回でも、今回の再放送で友吉が死ぬ回でも「ああ、辰やさしいなー」と感動したものなのですが、考えてみると本放送時は友吉が死んだ回の次の回(スペシャル版)で六さん死んだんだよな、と。二連続で辰にこのように泣かれるのもせつない。


ときに六さんを長七郎君のおそばから引っ込めようと思ったら、やっぱり花道としては「宗冬様に斬られる」ではないでしょうか(オイ)花道って語弊があるか、なんてゆーか、パワーバランスを考えるとその線かなと。

というのは、六さんはもともと柳生を裏切って長七郎についた身の上。人生の優先順位は間違いなく長七郎君がナンバーワンですから。で、六さんの作中強さステータス(?)を考えると、ほかの人に殺されるというのはちょっと難しいわけなので。柳生サイドに始末されるというのなら斬られる相手は宗冬さまかもしんない。過去柳生の隠密だったものとしては結構見せ場のある最期ではないかと。問題は、スペシャル編で死ぬのが割と脈絡がないことではないかと。宗冬様としては「これ以上長七郎君の手助けをさせるわけにはイカン」なのかもしれんが、それこそ今更ですがな。第二シリーズの途中まで放置プレイで(時々殺そうとしてたようですが)今更なにを思いついたんですか!!

あと、初期に死んじゃった右平次。この人も人生の優先順位で長七郎君がナンバーワンの人です。国元へ帰るとかって帰る国ないような気がするし

でも右平次も佐渡で唐突に死ぬんだよね。なんていうか…あざとい時代劇ですなあ。

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「八代将軍 吉宗」まだまだ序盤

八代将軍吉宗、飛びつつなんとか毎日見てます(なんか執念だな珍しく…)
西田敏行が吉宗を演じたこの作品、確か吉宗のかなり若い頃から西田敏行が演じる、ということで当時話題になったかどうかは思い出せませんが(その後「葵」でやりすぎでしたが。)小林稔侍演じる吉宗の側近・加納久通。吉宗は子役三人が西田敏行の前にやってるわけなんですが、加納久通はずーっと小林稔侍なんですな。年齢設定はどんなもんなんだろ、と特に考えもせず見ていたのですが、台詞の中で久通の年齢が。第5回「江戸の迷子」の時点で25歳だそうな。

えと、小林稔侍さんは1943年生まれらしいので、1995年放映のこの大河ドラマの時点では…52歳ですね。倍だよ!大河ではありがちかもしれんけど。
そういえば久通とともに吉宗の側近であるところの有馬氏倫はすまけいなのね。次の「葵」では政宗なのね。ってほんとに同じ人出てくるなあジェームズ大河。気に入ると何度も使うのだろうか。

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「食品の裏側」

まりやさんの記事を見て気になっていた「食品の裏側」という本を読みました。これ新聞で取り上げられてたので気になってはいたのですがずるずると買い忘れていて(※アマゾンで何冊かまとめて買う時に買い忘れ…)今更ながら読んでみました。

アミノ酸って書いてあるやつは化学調味料ですよ、っていうのは母親学級で聞いたのですけど、添加物表示の仕組みを知ると「そうか、そうなのか…」と改めて思います。なんか、何も買えない病(?)に陥りそうですよ!ミートボールの話は新聞で紹介されてたので「そうなのか」という感じにそれほどショックでもなかったのですけど。ハムの話とか読んでてちょっと死にそう(泣)ポーションはほっとくと分離するのが気持ち悪かったんですが、なんで分離するのかよくわかりました…

しかし子供がちびな時期というのは、なかなか時間が思うように使えず、そんな時に加工食品というのは非常に便利なアイテムなわけです。うーん、なかなか難しいものがあるなあ。

なんにせよ、知らないで使っているというのは知った時がショックだなあと思いましたので、読んでよかった一冊でした。

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るろうに剣心 追憶編

アニマックスで放映されたもので、「るろうに剣心 追憶編」を見ました。剣心と巴の過去、テレビシリーズで放映されなかった部分をOVAにしたやつですね。はるか昔、一幕だけ借りて見たんですがそのままになっていたので視聴。これ、非常に面白かったです。曖昧にとれる解釈は原作よりもむしろ私はこっちの方が好きかな?つー。

決定的に違うのは、巴さんの剣心への思い。巴が剣心のもとを去る時に原作だと「さようなら、私が愛した二人目のあなた」ですが、アニメの追憶編では「さようなら、私を愛してくれた二人目のあなた」なわけです。こんなところをわざわざ改変するからには、「私(巴)が(剣心を)愛した」というのともちょっと違う方向に持って行きたいスタッフさんの意図が見えるわけです。だって、「私を愛してくれた二人目のあなた」につながる台詞は原作のまま、「この人は私の幸せを奪った人、けれどもうひとつの幸せをくれた人」なわけなので。

で、巴が剣心を愛した故の行動として原作では「巴が剣心の嘘の弱点を教える」というのがあったわけですがそれはさっくり削除。「弱点は」「もう必要ない、おまえが弱点だ」という会話に持って行くあたりも、「巴は剣心を愛してしまった」という点をクリアに見せない方向性なんだなー、と。剣心の十字傷も、OVAでは瀕死の巴が剣心の頬に自ら傷をつけるわけで、偶然ついちゃった原作とは違う。

ちなみに原作では超ワルモノキャラだった闇の武の頭領が「人の業とは」とか語り出すかっこいいオヤジになっていたのがなんかツボでした。

巴が最期に剣心に傷をつけたのは、たぶんいろんな解釈があると思いますが、私個人としては、意図してかそうでないかに関わらず、清里が剣心につけた傷と交差して巴が剣心の頬に傷をつけたことで、清里と巴は再び触れ合い結びあわされたのではないかと。

で、巴は剣心を愛していなかった解釈?と書いてみましたが、別にほんとにそういうわけではないんだと思います(どっちだよ)ただ、そういうところを非常に曖昧にしている演出だなあと。敢えて「私が愛した」を変えることによって曖昧にした部分が逆にリアルでいいなあと思うわけです。でもまあジャンプにそういうものを載せるのもアレですし、アニメのOVAだからこそこーゆー展開なんだと思うんですけど。

アニメスタッフさん、るろ剣のオリジナルはアホな話すぎて目眩がしたことが何度もあったものですが、原作をふくらませたり多少解釈を変えたりするのは秀逸ですな。京都編もかっこよくて好きでしたよ。追憶編では、お堂の中で剣心と闇の武の頭領の戦いを見守っていた巴が清里の亡霊を見るオリジナル展開がいいですなあ。心理描写がまったくないので、巴が清里の亡霊を見てなにを思ったかは見る人の解釈次第なんだけど、そういう曖昧な話はダイスキです。

でも、この展開だと「実は巴さんは剣心を愛していたの!」と縁に日記を見せるという落としどころは通用しないような気がする(笑)

というわけで「るろうに剣心」の追憶編、非常に面白かったのでした。

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がんばれ徳重くん


前にも書きましたが徳重聡が好きです。
大根でも気にしない(自爆)

何気なく高○屋のホームページを見に行ったら徳重くんが。
そうか、輝いちゃうのか。がんばって輝いてくれ!
愛エプ石原軍団の時のキャラは楽しかったです。
是非キャラに見合った出演作に出てそこそこブレイクして頂きたい。
いつまでも団長の息子じゃヤバかろう…
いっそ団長の息子なら渡団長、大河ドラマに引っ張ってやってくださいませ。
(って結局ヒモ人事かよ!)

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「汚れた舌」再放送

「汚れた舌」が再放送でやってたので見ました。なんか最近こんなんばっかのような気がする。

内舘ドラマは昔(って「想い出に変わるまで」くらい昔)好きだったので本放送もちょこちょこ見たのですが、見てない回を再放送でコンプリートしました。ってなわけですが、内舘せんせいは結婚をなんだと思っていらっしゃるのかと(笑)

私は割と不倫ものが好きなのですよ。でも、女性作家の書いたやつに限る。失楽園はねえドリームなんだけどどんなドリームだっていうくらいドリームですから。不倫する男がちゃんとしょうがなくてふがいなくてダメ男なやつです。そういう意味では「汚れた舌」の不倫男の浩平さんはたいそうダメな感じが見ていてどうしようもな(略)いや、ほほえましくてよろしゅうございました。

浩平さんのダメなところは、「お前が言うのかよ(笑)」という素晴らしい説教です。不倫相手の千夏は、当初「結婚なんかしなくてもいい」「やりがいのある仕事がある」と口にする自分の足で立ってるカッコいい女に見えた。(それに対して奥さんはバリバリ専業主婦という対比)だけど千夏は仕事に行き詰まり、「私にも支えてくれる家族がほしい」とか言い出す。すると浩平は千夏に怒鳴る。「結婚なんかしなくてもいいってのはうまくいってる時だけかよ、結婚したら双方いろいろ責任があるんだ、そういうものがないんだから、一人で引き受けるのは当たり前だろ、おまえはそんなレベルの女だったのかよ」とかなんとか。
まあ、言ってることはあってるかもしれん。だけど当の千夏と不倫してるおまえがそれを言うのかと。結婚したら双方の責任がいろいろあってめんどいって、あなた不倫してるじゃないですかー、と。

浩平さんのダメなところはこれかと思っていたのですが最終回を久々に見て、もうひとつ。浩平は千夏が一人で立って歩けるようになったところで「もう大丈夫だな」とか言って千夏の前を去るんですね。うわ、すっごい自己満足な!千夏がズブズブに落ち込んでる時は「千夏を一人にしておけない」って言って女房放り出して千夏千夏言ってたというに、ラストには「もうおまえはひとりでも大丈夫だな」ときたもんだ。

と、いうわけで「ダメな不倫男」はフィクションで見てると非常に大好きなのですが、最近これ以上ないくりのダメ不倫男が!読売新聞で連載中の「八日目の蝉」に出てくる秋山丈博さんです。いや、なんていうかもう、読んでると笑っちゃうくらいダメな人。笑っちゃうっていうと語弊があるんですが、もーダメすぎて読んでるだけで腹立たしく、しかしあまりにダメすぎてもう笑うしかない、みたいな。
っていうかなんでそういうものが楽しいのか…(苦笑)

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テレビ

赤ちゃんにはあんまりテレビを見せてはいけないそうです。
まあ、そういうのもあって、前よりテレビを見なくなりました。
つーわけでHDDに録画して見てます。といっても毎週録画しているのが「銀魂」と「富豪刑事デラックス」だけなんですが。しかし六月から時代劇専門チャンネルで八代将軍吉宗を放送するらしいです。え、時専のって毎日やるやつ?それは見るのが大変な。でも西田敏行(注:将軍)が小林稔侍にブン殴られるところがもう一回見たいデス。あれってなんで殴られたんだっけ。

あ、私ジェームズ大河が結構好きなのです。大河ドラマって途中で見なくなっちゃうことも多いんですけど(ちなみに今年は上記の理由で既にリタイア)葵徳川三代まで全部見ましたよ。「葵」は大概ダイジェストすぎて訳がわからない話だよなあと突っ込みつつ、津川家康のハジケっぷり&気の弱い息子西田敏行のコンビが大好きでした。いやあ、ホントに津川家康悪いヒトだったなあ(笑)あまりに悪どいヒトだったので、西郷輝彦演じる真田幸村が大阪夏の陣で家康の本陣に突っ込んだ時「そのまま殺っちまえ!」とか一瞬突っ込んでしまいましたよ。「葵」は津川・西田ダブル主役のようなものだと思うのですが(後半は家康死んじゃうからさ)、西田秀忠は昨今の大河でも主役になれそうなイイ人ですな。いや、主人公は必ず「戦争はいけません」って言わなきゃいけないのか、最近の大河は。

話を戻して最近見ているテレビですが、富豪刑事デラックスは瀬崎様がいないのでやっぱ前作の方がよかったなあ。筒井せんせいはさすがにもうドラマには出てくださらないのでしょうか。でも昨日やった回は瀬崎様の「おのれ喜久右衛門!」がないまでも、「財産使い果たすはずがもうかっちゃってこんなはずでは」パターンがやっと復活したのでちょっと嬉しかったです。

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