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April 2006

長七郎江戸日記

家にいつつもなかなか時間通りにテレビを見るのもまかりならんのですが、一番まともに見ているのが実は「長七郎江戸日記」の再放送のような気がします。

ものすごく昔再放送をやっていた時に見たモノなので話は知っててオチまで気にならない…というかこのテの話はバリエーションは違えど皆似たような話ですし。気楽に眺めております。

長七郎(里見浩太朗)というのは、三代将軍家光の弟・駿河大納言忠長(ただなが)の息子という設定。忠長は兄の家光と将軍の座を争い、謀反の疑いで切腹。長七郎は野に下り、夢楽堂(むらくどう)という瓦版屋さんに居候。事件に関わっては首を突っ込み、最後は葵の御紋の派手な着物で悪人の屋敷に乗り込み悪い奴らを斬り捨てます。

で、柳生宗冬さま(丹波哲郎)が、長七郎はなかなかの人物だし、いまだ政情不安なこのご時世、長七郎をかついで徳川幕府に刃向かう連中がいるかも!ということで、長七郎に監視をつけている。で、時々長七郎を殺そうと企むわけですよ。

初代・「長七郎の監視役」についたのが柳生の忍びの沢木兵庫(三田明)。兵庫は「蕎麦屋の六さん」として長七郎と接している。…んだけど長七郎の人柄に惚れて柳生を裏切り、長七郎の味方になる。以降、長七郎のパシリ人生を送っております。
まあ、その後も長七郎を監視する忍びはいるんだけど、このテの話のお約束として、皆様長七郎の人柄に惚れてしまうのですね。これはそういう話です。

沢木さん(蕎麦屋の六さん)の話でよくできてるなと思うのは、ちゃんと彼が、長七郎の人柄に惚れ込み、次第に敵ながら協力してあげて、最後には長七郎サイドにつく、という過程がちゃんとあるんですな。
長七郎が事件で知り合った人に説教してる現場を陰で六さんが聞いてて感じ入ったりしてる場面があったりするんですよ。で、次の回には、さりげなく情報を流してくれたりする(というのは妄想かもしれない)

ちなみに六さんはスペシャルの回で宗冬さまに殺されてしまいます(泣)。でも、六さんは結構長い間長七郎のパシリとして野放し状態だったので、なぜ宗冬さまがその回でいきなり六さんを始末しようと思ったのかよくわかりません。思いつき?
これ以上長七郎に味方するなら…とゆーのが一番ありがちな理由ですが、だって今まで放置してたじゃん。なぜ。

ちなみに六さんが当初柳生を裏切った時は、六さんは宗冬さまの側に控えて延々と「私には長七郎君を殺すことは出来ません!あのお方は(以下、長七郎を褒め称える言葉が続く)」などと語り倒しておりました(笑)そして宗冬さまはどんな気まぐれを起こしたのか、六さんを当分の間無罪放免おかまいなし、という処置にしたのです。

その後、六さんは長七郎のパシリ…もとい、長七郎のお手伝いをしてさまざまな屋敷の床下に潜ったり天井裏に潜んだりして情報を持ってきてくれ、長七郎が事件を追って旅に出れば「ひとりじゃなにかと大変でしょう」とかゆってついてきたり、なんてゆーか忠義あふれる姿を見せてくれました。まさに「心酔」という感じ。
あまつさえ六さんは必要とあらばかつての上司の柳生さまのお屋敷に忍び込んだりもするのでそんな恩知らずはふつう速攻殺っちゃうと思うのですが(爆)宗冬さまは放置しておいてくれたんですね。長きにわたって。で、新しく密偵を用意したりするんだけど、その密偵がまた長七郎の魅力にハマってしまうと。


里見浩太朗と言えば「八百八町夢日記」でもねずみ小僧次郎吉(風間杜夫)をパシリにして…いやいや密偵として使うお奉行様でした。そういうのが非常によく似合うキャラだと思います。

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八日目の蝉

読売新聞に連載中の「八日目の蝉」を読んでます。
いや、読んでましたというべきですね。うちは読売ではないのですが、里帰りしていた実家が読売新聞だったのです。

どういう話かと言いますと、不倫して中絶して既婚男性に捨てられたOLが既婚男性のうちをストーカーし、家の鍵があいていて、赤ちゃん(生後6ヶ月)が寝ているのを見て盗んでしまい転々と逃亡しながら子供を育てる。という話です。
赤ちゃんは女の子なのですが、彼女は不倫して中絶した自分の子どもにつけようと思っていた「薫」という名前をその子につけて、自分の子供として育てる。
逃亡生活を続ける彼女は薫を連れエンジェルホームという宗教施設に隠れ住んだり、一時ラブホテルの寮に住んだりするのですが、友人の母のもとに身を寄せるんですが、地元のお祭りで撮られた写真がコンテストに入賞し全国紙に掲載されたことでとうとう逮捕。盗まれた赤ちゃんは3歳になっておりました。

で、いま、「誘拐犯に育てられた子供」である薫(本名はえりなちゃん。漢字なんだっけ)は成人し、彼女の物語になっております。

生後6ヶ月の赤ちゃんを連れ去るなどとゆー話を読んでるのもアレですが(笑)ほら、お話と割り切って。これは実家の母が面白いと勧めてくれたので、最初の流れは母に聞いたものです。私はエンジェルホームを出てからくらいから読んでいる新参者なので。

薫を育てる主人公の女(キワコさん)、当然薫の保険証も母子手帳もありません。3歳まではエンジェルホームという施設にお医者さんがいたのですが、エンジェルホームに警察が入るとの知らせで施設を逃亡してからは外界のお医者さんにかからねばならない…つうことで薫が熱を出して吐いたりするわけです。しかし保険証がない。のでお医者さんに嘘ついて、旅行先なので保険証がないんですと言って余分にお金払って薬をもらって、「なんとかなった」と安堵します。ここで「あれ?」と思ったのですが、子供が病気して薬もらって「(旅行だから保険証がないと)ごまかせた、なんとかなった」と安心するのであって、薫が早くよくなりますように、とか、そういう心理描写がないんですね。これってわざとそう描いてるのでしょうか。ちょっとギモンでした。

ところで薫(じゃないが)の両親というか父親。自分の奥さんが妊娠してる時に愛人作って子供中絶させて捨てたんだよね…なんつうか最悪だなそれ…
現在えりなちゃん視点でお話が進んでいるようなのですが、えりなちゃんの母(つまり自分が長女を妊娠中に旦那に不倫されたほう)はヒステリックに描かれております。そりゃ、ヒステリックにもなるよって状況なんですが、えりなちゃんは母親にちょっと手厳しい。んだけどえりなちゃんは母親について語っても、そもそもの原因をつくった父親については語らなげなんですな。こういうえりなちゃんの心理状態についてはこれから明らかになっていくのでしょうが、語られる部分よりも、描写がない部分について気になる小説です。

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ご挨拶

なんだか素晴らしく長きにわたり放置しておりました。スミマセン。

実はこの間にわたしが一児の母というものになり、(※2月のこと)、実家にお世話になって帰ってきたのがつい最近だったのでした。で、今は赤子が寝ております。
赤ちゃんのお世話はたいへん…!とか言いながら(いやそれは間違いないですよ?ぶっちゃけ生後1ヶ月くらいまで記憶がねえですよ)サンデー買ってきては「皆本かわいい!」と萌えまくりお友達にメールを出して「皆本がかわいいんだよ~」とかほざいていたりもしたのですが。←記憶があるようになった頃の話ですが
ちなみにお友達は「絶対可憐チルドレン」を読んだことすらなかったのですが。
いやいや育児と萌えは別腹なのですよ、きっと。
しかし赤子はどうやら私がパソに向かっていると本能的に放置されているのを察するらしく(寝てるんだからいいじゃねえかと思いつつ)、なぜかご機嫌ななめになってしまいます。

まあそんな生活をしています。
長文とかはきっとなかなか書けないんじゃないかと…
(つうか育児しようよ)
そんなわけで生存報告めいていますが、そんな有様なのでした。

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