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ヅカに行って来ました。


…ブログが止まっていました、すみません。
本田透氏の「萌える男」をがんばって読んでいたり感想を書こうと思っていたりしかしこれは実は深遠すぎてヤバいものに手を出してしまうのではと思ってみたりどうもパソ椅子に座るとチョーシがよくなかったり(いい時もあるんですが)

サンデー!サンデーが!きゃあ。
でもとりあえずお試し的に宝塚ネタにします。
というわけで月組公演「JAZZYな妖精たち/レビューオブドリームス」に行って来ました。ショーは英語で書くような気がしたけどすんません。

感想としては、結構面白かったです。JAZZY。話は、ファンシーな妖精さんが登場する場面と「昔の友達がヒットマンに!」な展開が噛みあってないよーな気もするのですが、(というかこの話が同じところで存在しているのがオカシイというかオモシロイ)とりあえず主演のあさこちゃんの真っ白ぶりはぴったりだと。そしてかなみちゃんはかわいいよ、と。なんかそれだけでお釣りが来る様な気がしました。
緑色を基調としたファンシーな妖精さんが出てくる話でヒットマンきりやんが一人でマジで悩んでるとなんとも言えないオモシロ違和感をかもし出すのも、ゆーひくんの役が「オイオイ、お前さんがそれを言うかあ?!」な半端っぷりをいかんなく発揮しているのも、まあ、ご愛嬌ということで。いや、きりやんもゆーひくんも悪くないよ!悪いのは脚(以下略)

でも、そうは言いつつ、全般的には楽しかったです。
いやああさこちゃんスゴイねえ。あんな、ありえないような主人公キャラ。持ち味真っ白。ある意味、タカラヅカの主人公的な性格のなさ。あれが似合うってのがなかなかありえません。真っ白いスーツも、バケツのよーな青いスーツも、ふつう着られないよ?すごいなあ、まさにヅカのトップさん的なまっしろぶりです。なんかそれを満喫して帰ってきました。

まあ、どっちかというと「昔の孤児院の仲間五人が織り成す人間模様」っていうのも萌えなんですけどね。だって萌えるじゃないですか!

一人は政治家志望の真っ白な主人公。
一人は童話作家として売り出し中、しかし病気。
一人は暗殺者に堕ちてしまう。
一人は暗殺者に堕ちてしまった友達を庇う警察官。
一人は夢破れたジャーナリスト、今は金で動く男。

って、その設定スゴいじゃないですかー。これだけで真面目にやったらそれはそれでスゴいシリアスなドラマじゃないですか?妖精は妖精でファンタジーでいいんですが、一方でこんなシリアスな設定が半端になってしまってるよーな気がする。ソレがもったいない。
…ところでラストでシャノンが死ななかったわけですが、こーゆー話で死んじゃっても寂しいので、多少(多少?)いろんなものが棚上げになっても、ヘンに死なれても後味悪いし。

ショーはショーで、中村先生らしくレビューの王道、という感じで、非常にオーソドックスでよかったと思います。ところでショーのかなみちゃんは大活躍でしたな。オープニングで赤い衣装着て出てくるあたりとか、非常にかわいい。というか、ショーのかなみちゃんは非常にお衣装もいいしよろしいですな。
あさこちゃんの歌、という点ですが、やっぱエリザベートやっただけあって上達しておりましたね!初トップさんだというのに非常に堂々としていますね。

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