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サンデー47号/「絶対可憐チルドレン」感想拡大版

1.ふつうの感想
(チルドレンの魅力を語り倒すバージョン)
皆本にだけ見えている扉の構図をほんとに数年後にやったら公序良俗に反するとかゆって皆本が怒られること請け合いだなあ。それにしても兵部の能力って便利だな。紫穂が透視しようとする構図なんて、本来の身長差を考えたら、手を伸ばして皆本に触ろうとするくらいで顔があんな近くならないわけだよね?でも、ああ見える。すげえな兵部の催眠能力。ブラボーって感じ(なぜ喜ぶか)そして思いっきり胸を意識せざるをえない状況下で「多少手足が伸びて見えたからって」などとイキがる皆本さんは意地っ張りで素敵です。いや、チチとシリとフトモモを意識してるだろう、あんた(笑)ところで371ページの皆本の「なぜです!?これが原因で僕がミスをやらかすとでも!?」は、安永航一郎な表情に見えました…(サンデー時代を思いおこすと古いネタ)

さて、ジムでトレーニングに励む皆本さん。皆本を発見した紫穂。皆本を心配する演技が大変わざとらしいです(笑)バレバレやん!しかし今回のポイントはなんと言っても葵。紫穂の上にテレポートする葵のふともも(から離れろ)。ヤバいくらい今回の葵は可愛いです。ブラボー眼鏡っ子!これを「大人になったらコンタクト」では威力が半減くらいはしますよ、椎名先生。
そして真打は薫。彼女はスク水で来ましたよ!
うーん、薫的には露出を上げて色気発揮!と思ってるんですが、個人的には水着で迫る薫よりも、紫穂や葵の短いスカートから見える美脚の方が萌えをそそると思うんですが。って、今回なぜふとももから離れんのだ私。
つうか皆本は「逃げるから追われる」って本質的に理解してなさげなのが可愛いヒトだなあ。
それにしても、大人になりたい少女たちの自尊心をくすぐる兵部さんの技はたいしたものっつーか、あっさり兵部に乗せられるあたりがむしろチルドレンたちが年相応の子供だってことなんだよなあ。最初からだまされ気味なのが無邪気な薫ですが、薫は「破壊の女王」という未来を背負っている分、だまされやすいのが微妙に切ない。悪に誘惑されても悪い方向に誘導されても本人がどうであるかなわけで、薫もあっさり兵部に乗せられきるわけじゃないんでしょうけど、無邪気で単純、いや純粋な分、世の中に起こった痛い出来事もまるっきり受け止めてしまうんだろうなと思う。そのへん薫は他の二人より扱いが難しいかなー。

2.言われたからにはマニアックな女性読者視点の感想
(兵部の真意というか、皆本に止めを刺すための最終兵器はなんだろう)

兵部は皆本をどうしたいんだよ!!(笑)
なんだよなんだよ、そんな誤解を招く台詞言ったって引っかからないぞ!!

…などと、サンデー読んでイキがってる時点で十分釣られてるわけですが。
それにしても「少年サンデーの進める低年齢路線」を蹴飛ばすような展開とはなんじゃらほいと思っていたら、最終ページの煽りはアレですか(笑)なにをやりだすのかと期待していたら斜め方向を行かれてしまいましたよ!

とは言っても、「マニアックな女性読者」云々は編集さんの煽りですから本編と切り離してもよいところだと思います。それにしたって椎名先生はどうしたんだいったい。なんですかあの兵部さんの誤解しろといわんばかりの最後の台詞は。いきなり独り言で誤解を招くような台詞を飛ばさんでもいいじゃないですか。誰も聞いてないからにはあれが本音でありましょうが、誰かが聞いてたら「兵部は薫狙いの幼女萌えな上にホモかよ節操なさすぎ」と誤解するじゃないですか。
そういう誤解を煽りかねない台詞ってことなんだろうなあ、あの煽り文句は。

椎名先生は本来、可愛く、かつ性格の過激な女の子をわんさか出していかにも少年誌的なライトHなコメディを志向する方だと私は認識しております。なんですか?先生はジパングで「殿に萌えます」系統のファンレターをいっぱい貰って、新たな萌えを自覚してしまったのですか?(イヤそれ以前からあったにしても)

さて、椎名漫画はオンナノコの可愛さが持ち味であるが故に、逆のハナシ狙ってないがために、椎名男性キャラにはそれはそれでまた、たいそうな魅力があると思うわけですよ。

というわけで「絶対可憐チルドレン」において、皆本光一氏は女性ファン層の支持を大いに得られるポテンシャルを持った萌えキャラだと思っております。皆本はかわいい。からかいがいがある。個人的にはもう少し襟足が短いほうが好みだな(聞いてないよ)
ついでに皆本の魅力のひとつは、背広姿です。あのようにかっちり着込んだ露出のなさがいい。露出が高いのと同様、露出のなさというのは萌えるのですよ(だから聞いてないよ…)ああ、もっと研究員風情な格好もしていれば、皆本は背広萌えと白衣萌えを両方獲得できるキャラだったかもしれないのに!なんてゆーか健全すぎる人は面白みがないとも言えるわけですけど、普通で善良でからかって面白くて健全だから皆本をからかうと大変面白い。磨けばいくらでも光る、サンデー屈指の男性萌えキャラ、皆本光一。

…すいません、そろそろやめておきます。やりすぎました。悪ノリして過剰に書いてるのであまり引かないでくださいー。わあ。

さて、兵部→皆本についての基本認識。
えっと兵部は前回までの展開を見るに、おそらく過去に、エスパーに理解を示す普通人(ノーマル)の相棒に裏切られてますよね?皆本がチルドレンたちをどう扱うかは、かつての自分を見ているような気持ちにもなるわけですよね?
兵部さんとしては、皆本は面白くない素材であると思います。君だっていつかその手を離すさ、と語っているところを見ても、過去の自分を投影しているらしいですから。皆本が今いいヒトな分、どうせ裏切るんだろうと思っているし、その分いけすかないと思ってるんでしょー。なので、薫がたった10歳である現在は皆本を構うのだと思う。

現状の薫はなんだかんだ言って兵部の守備範囲外なのではないでしょうか。未来の「破壊の女王」たる彼女には魅力を感じてるんだろうけど。いまのところ、未来の女王である薫を監視しつつ、行動面では暇つぶし的に皆本をかまってるわけだし、現状、兵部が興味を示しているのは皆本なのでしょう。

ところで私としては、前回兵部が皆本のことを「いぢめがいのあるおもちゃが見つかった」などと表現していたことから、今回のイベントは、ジャブ一発嫌がらせ暇つぶしその一なのだと思っていました。だけど兵部さんはどうやら一気に勝負をかけるつもりらしい。ちょっと意外でした(笑)こう、もっと、長期スパンで考えていると思っていたのですよ。

だけど今回兵部さんは、皆本を永久に自分のものにする(すげえ誤解を招く表現だな…)とか言っている。
というのはつまり、多分、皆本の精神を一気になんぞ悪い方向へ導いて、「仕上げ」とやらで完璧に兵部の支配下に置きたい、んだよねえ。

兵部の本来することは、チルドレンたちを直接負の方向性へと導くことで、それが善なる皆本と対をなすってのが定番だと思っていたのだが、いっきに皆本を負の方向に導くとは、やるな兵部さん。チルドレンたちの保護者・導き手を先に精神攻撃するとは。シンプルな光と闇の対立構造ではなくなっている。なんか、どっちかというと歪みを生じさせています。だってこのエピソード、兵部さんが描かせているらしいですから。彼はいまや、ありがちな「敵」というベタな役目を超えて暴走していますよ。かつてルシオラがかわいく「やっぱりヨコシマには美神さんなのね」とか物語の流れに沿うべく自分から納得していたのとは正反対の暴走っぷりです(さりげなく地雷)

というわけで、週刊連載のキャラが勝手に暴走するというのは読者としては見ていて楽しいので、もっとやれ兵部!って感じです。
がんばれ兵部。負けるな皆本!いや、皆本は負けないだろうけど。そんな、一気に支配されてどうするよ。というわけで、今回のエピソードのオチ=「皆本が負けないこと」は分かっているわけですが、兵部さんが繰り出してくる技には期待しております。ズルいなーとは思うけどね。だって、兵部が皆本にやってることははっきりいってだまし討ち
じゃないですか。自分はだまし討ちをしておいて、君みたいな理解者ぶってる人間は好きくない、みたいに言われても、兵部は昔傷ついたという前提はあるにしても、皆本にしてみたらフェアじゃないよなー。

ところで兵部の未来を予知したのが伊号のじーさんだということになると、兵部は伊号のじーさんにいい感情を抱いてるわけないよなー。いや、イルカにそのへんの機微を理解しろっつっても難しいのかもしれませんが。絶対防げない予知っていうとベタだけどトロイ戦争のカッサンドラを思い出します。最悪の結果を知っているのに、どんな手段を講じても防げないというのは物語的によくある流れなんですが、それって運命というよりも、やはり人間の意志が介在しているのだと思う。人の意志が物事の経過と結果を決める以上、あながち最初から諦めたものでもないと思いますけどねー。

って最後だけ真面目かよ!
やあ、次回が楽しみです。皆本ファイトー。

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