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サンデー感想14号・2

ハヤテのごとく!はノリとしてどんな漫画なんだろうと、ネタを変えキャラを出し話数を重ねる中で思っていたのですが、古い話だけど「うる星やつら」系統なのだろうかと今週思いました。

つーかこの話のコンセプトは「ハヤテをいじめてナンボ」。そしてこの漫画で一番可愛いのはハヤテ。今週のハヤテもノリが女の子だしなあ。(ナギの頭の中では、だけど)

ハヤテはこの漫画で一番かわいいけど、不幸な目に遭うハヤテがもし女の子だったら話自体が成り立たない。いや、成り立つかもしれませんが、そんなものは少年誌には載せられません(笑)親の借金のカタにヤクザに売り飛ばされそうになった美少女ハヤテ。逆ギレ気味に大金持ちのナギお坊ちゃんを誘拐して大金をゲットしようとしたが、なぜか大金持ちのナギお坊ちゃんに惚れこまれる。ナギお坊ちゃんは借金を肩代わりしてくれた。ハヤテ(美少女)は一生かかってもメイドで稼ぐつもり。
メイド仲間のマリアさんは、お坊ちゃんの気持ちとハヤテ(美少女)がすれ違っていることを知り、仲を取り持とうとしつつも、いざ現状の均衡が崩れたときのことを考えると微妙に不安。

…やー、なんかアブなくなりがちですよこの設定?というわけで、ハヤテが男でよかった。極論を言うと、ハヤテは男の子なので、どんなヒドい目に遭っても大丈夫なのです。ハヤテが不幸な目に遭うのをギャグにできるわけです。

「男の子だから」という安全装置をつけておいて、この漫画はハヤテを不幸な目に遭わせてギャグにしているわけです。逆にナギもマリアさんも漢らしい。(マリアさんは美人だがやることが時折男前だ)一番状況に流されているのがハヤテ。超受身。漢らしいナギ(女)と、超受身で、やることなすこと誤解を招き不幸を招くハヤテ(男)。
ハヤテが報われる日はめったに来ないと思うし、そういう日が来ない、という前提条件でこの漫画は成り立っているのだと思います。

さてそんなわけで今週号。
ナギの婚約者問題、いきなり解消。むしろワタルが伊澄に惚れているという設定は、さらにハヤテを追い詰めるんだなー。これでワタルが素直にナギが好きだとハヤテはなんの遠慮もなく引くだろうし、それはそれでこの世界が破綻してしまうわけですが、うまく回避しておりますな。なるほど伊澄がまだ帰らないのはそういう事情かー。
それにしても、今週もデスノートネタっすか。畑先生デスノネタ好き?はやりものだから使うのでしょうが、こーゆー時事ネタは。もはや「単行本で数年後に読まれてなんじゃこりゃなどという事態は想定していない」そんなノリが潔い。

さて他の漫画の感想、いろいろ。
結界師…新展開になってどうするんだろう?というここ数週、人間の真似をするのに一生懸命な妖怪の皆様の生真面目さが可笑しさを誘います。「人間ならこう」って愚直な反応だなあ。彼らがなにをしたいのかわからないけど、それは来週の話し合いの内容如何なのかな。というかこの状況をどう打破するのか。
ジャぱん…くんせい→うんていというのはあまりにもこじつけじゃないのか?審判としてリアクションに命を懸けるってゆーのは、実は他にすることあるんじゃないのか黒やん?というのはもう言ってもしょうがないのですが、だんだん黒やんのりアクションが過剰に長くなっていく気がします。
おいしいものを作りました、どっちもスゴい!じゃあ話にならんわけですけど。
そして組長後継者問題は案の定店長に白羽の矢が立ってしまいました。うーん、お約束どおり。でもさあ、線が細くて云々なら、最初からそう言おうよ。そして堤さんの葛藤は妙に晴れやかなんだかさばさばしてるんだか。冠に「知らなかったとはいえ」とか言われても困るだろー。つか、納得できないだろー。
そして店長を無視している月乃さん、いいのかそれで。

H2対談(あだち充&石原さとみ)
ふつーでした。そりゃそうだよな、「私の中でひかりはありえないです!春華がかわいそう!」とか原作者に向かって言わないよな…言っても載るまいよ。
んーでも「春華がかわいそう」「あのオチは」とか語ってるところが載ってればいいのに、と期待してしまいました。さとみ嬢が言いたい内容は他の雑誌を見ればわかるけど、あだち先生本人の話はわかんないじゃないですか。
H2で驚いたのは「あいつさえいなけりゃって思うことがある」などとゆー台詞をあだち作品の中で聞けたことです。あだち漫画の登場人物がそんなはっきり言うなんて思わなかった。そんな生々しくなりそうな台詞を。

だっていつも優しい空間だったのに。タッちゃんはカッちゃんが死んだ後、南をあきらめようと思ったという。私はそれは嘘だと思っておりましたが。そんなのは違う、そんなのは優しいって言うんじゃないよ!と思っておりました。そんなわけないじゃん。と、思っていたので、ちゃんとタッちゃんが南を好きだと認めたのでよかった、と思いました。でもあれは(いかに相手が手の届かないアイドルとはいえ)里子に失礼だ。勝手に「試験を受けてみようと思ってさ」って、勝手だよねホントに。タッちゃんてやさしいの?やさしいフリだけでしょ?そーゆー自己完結気味なところは好みではないんですが、それはもう、そういうものだと思わないとあだち漫画は読めないような気がします。そーゆーのは好きじゃないけど、でもあだち漫画は好きなのです。あ、なんか話が逸れちゃいましたな…

クロザクロ…
完全巻き込まれ型の幹人が主人公なもんで、彼を巡っていろんなものが動き出した最近の展開は面白いです。結構展開がスローペースだったもんで、この新展開は楽しみです。ハンターに追われてから長かったし。新キャラは(お約束だけど)個性的で楽しいし、九蓋と御形との立ち位置の違いが明確になってきたり、ストーリーは不思議だし面白げです。
こんなスローペースだとジャンプでは速攻切られそうだ、などと考えてしまいまして(苦笑)サンデーはサンデーらしいゆっくりとした漫画を継続して欲しいと思います。

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