大河ドラマ「義経」12回目感想
さて、大河ドラマ「義経」。
あんまり驕ってるように見えませんがな。
あー、あと、後白河法皇と清盛の確執が途中からぞんざい。途中までよかったのにね。
清盛さんが悪い人じゃないのはもういいんですけど、重盛との台詞の応酬で済ませちゃうのが痛いなあ。
でも全てを吹っ飛ばす宗盛の馬鹿っぷりで結構チャラになったかも(笑)すごいよあの弟!本当に分かってなさそうでコワい。以前からつながってんだか微妙なところがアレだけど。こないだまでだって穏健というか臆病というかに見えたけど、ここまでお馬鹿さんだとは思わなかった…わー、このお馬鹿さんぶりは痺れるなあ。
でも重盛の死はもうちょっと引っ張ってほしかったかも。だって、真面目で出来のいい長男が死んじゃって、残った跡継ぎがアレだなんて、そんなのもっと長男の真面目さ出来のよさをプッシュするところじゃないですかー。平家話はすっ飛ばされ気味なので仕方ないのだろうか。
実は耳が聞こえてません清盛ですが、いい人なのはもういい。突然鬼になるのもいい。もう最近の大河はそんなもんだからイイです。
義経パートは義仲と強引に邂逅しましたな。なんて強引な。でもなんか血縁を見ると即座に反応する義経は面白いかもしれません。これで兄上と会うとなったらどーなるんだ。ナンちゃん伊勢三郎の歌ってる歌の歌詞(ってゆーのか?)が、今後そのまんまなので、考えると寒い。
つまんないというのではないし、毎週見てるんだけど突っ込みどころは多いなあ。突っ込みどころというか、「前とつながってないじゃん!」ってゆーやつですね。
今回の大河は、次から次へと繰り出される(惜しげもなくいろんなタイプを投入するよなあ)役者陣を愛でるものなのかもしれません。
切り貼りするように伏線めいたシーンが出てくるんだけど、いまんとこあんまりつながってるようでつながってないからずっとこれだと虚しい…なんだろう、脚本がカットされてるのか、なにかの要請(NHKとか事務所とか)があるのか、それとも純粋につながってないのか。
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