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ダ・ガーン初回で感動してみる~それからダグオンの設定について

ダ・ガーンがAT-Xで再放映となりましたので録画。初回を見ました。
前にやった時は20話前後からしか見てないのでこれでやっと全部見られますです。
というわけで、初回。勇者シリーズの初回というのは、主人公がロボットに出会って…から始まるわけで、展開としては一種定番なんですけど、ダ・ガーンの初回って人物紹介がものすごく巧みなんですね。なんの説明台詞らしい台詞もないのに、主人公・星史の家族構成とか性格とかそういうのが全部画面を見てドラマを見ているだけで分かる。
共働きで一人でご飯を作っていて、テレビをつけるとお母さんはニュースキャスター。お父さんは防衛軍の大佐。隣にはひかるちゃんが住んでいて世話焼きしっかり系統。
さらに学校に行くと、ニュースを見ている級友たちが「なんで(高杉母なのに苗字が)坂本なんだ?」「結婚前の姓を使ってる」って、説明っぽいのはこれだけど、こんなの説明ネームじゃありませんよ!台詞の中で無理なく設定を説明している!素晴らしいなあこの脚本…初回脚本、設定紹介、なんて無理がなくてテクニカルな。
一方でダグオンを見る。

というわけで、AT-X放映中のダグオンも見ました。ダグオンは本放映時に見ていて途中からビデオ録画もしていたので今回は録画してないんですが。途中から、なんですが、初回を見たのですよ。すごくどうでもいい設定と脚本で、しばらく見なくなりました(爆)確かライアンが出てきてまじめに録画を始めたよーな覚えがあります。
今日再放送やってた中に「復活の白い翼」がありまして、ファイヤージャンボ復活の話。作画監督が柳沢テツヤ氏で、この人途中からあからさまに自分の絵に持っていきますよね(笑)いや、悪太ファンの私としては、柳沢氏にありがとうと言いこそすれ嫌がるいわれなどどこにもないのですが。
作画はもー柳沢絵バリバリなわけですが、話はいったいなんなんだよ!久々に登場したブレイブ星人とやらが「自分たちの星は自分たちで守るモンだ」とか言って、ファイヤージャンボの修理だけして帰っていきやがりましたよ!

いやあ、すんげーどーでもいい設定ですね。まるで殴り書きしたような適当なオハナシです。この話じたいは5人の勇者高校生(その後仲間が加入)を戦隊モノっぽく演出+勇者シリーズらしくロボットアクション、という設定から生まれているわけですが、物語を演出するにあたっての枝葉末節の設定はとんでもなくどうでもいいです。

少年が勇者(ロボット)に出会うとき、偶然か必然であるか、両方考えられますが、たまたまなんのへんてつもない子供がある日突然ロボットと友達に!ってゆーのは勿論意義があります。それは、どこの子でもいい=テレビを見ている子供が感情移入できる、とゆーことです。で、最初は偶然だったかもしれないけど、普通の子が、ロボットとの交流と、敵との戦いを通じて成長する。最初は誰でもよかったのかもしれないけど、最後には、その子は己に強引に付与された使命を果たせるくらいに成長する。

さてダグオンは偶然系です。
突然現れてそのへんの高校生を現地採用する宇宙警察機構。宇宙警察機構は、いきなり現地で高校生を採用しておいて、その後長らく放置。途中ちょこちょこ出てくるも、いきなり「お前らの星はお前らで守ることに意義があるんだよ」とか理由付けて、全面的に協力したりはしない。なんていい加減な。こんな組織があるかーい!!

…そう、ダグオンの設定のいい加減さは、「ちゃんとした名前がついた組織があるのに、全部現地採用の高校生に丸投げする」ところにあるわけです。

いやいや、でもこれは高校生勇者が活躍する話なんだから、宇宙警察機構は出てきちゃ困るわけですよ。というわけで、出てこない理由をいちおう考えてみる。これは設定上の手続きです。その手続きが「お前らの星はお前らで守ってこそ価値がある」
って…
そんな適当な理由ならいらねーよ、と思いました(笑)なんのために警察なんだー!お前ら職務放棄じゃねーですか!どうせ出てこないならもっと、もっともらしい理由をつけろよ!宇宙警察カイザーズだって宇宙警備隊だって現地来たじゃないすか!なんなんだ宇宙警察機構。

いや、ダ・ガーンにもダグオンにもそれぞれいいところはあると思うのですが、それにしてもダグオンの設定の心底からのどーでもよさっていったい…と改めて思ってしまいました。
そういえばダグオンの仲間内でのパワーバランスってものすごいですな。エン一人勝ち。「復活の白い翼」で、ファイヤーエンを始末すればあとはどうとでもなる、といわれてましたが、まったくそのとおりです。
まあそれをいったらマイトガインも舞人が乗ってるヤツだけ強いんですけどね。ボンバーとダイバーズの扱いは時折泣けてきます。

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