AT-Xでダ・ガーンを見る
ダ・ガーン1話から見ています。勇者を集めておりますが、以前AT-Xで見たときは途中からだったんで、やっぱり最初から見てよかったです。だってセイバーズ途中から空気じゃないですか!最初から見ないとわかんないよ!
…すいません、とりたててピックアップされたところを見たことがなかったもので、そうかこの人たちを最初に集めたんだよねえ、と思ってしまった次第です。(そんなこと言ったらランダーズもいままさに集めているところを見てるんですけど)
というか途中から見たのでレッドロン様が昔あんな人だったのも知らなかったんですけど。面白いお人だ…ヘンな美的感覚をお持ちなあたり。そういえば勇者の石探しってノリとしてはゴルドランはダ・ガーンと同じ系統なんですね。でも次回予告を見るとレッドロン様出撃される模様。あんな楽しい人なのにいなくなってしまうのでしょうか(復活するのは見たけど違う人になっていたよ)寂しいです。
ゴルドランと言えば今日放映の「王様のブランチ」で萌え系書籍について特集されていたのですが(「もえたん」とか)、BGMがゴルドランでした。CM後はBGMも変わったのですが、CM前はゴルドランのBGM連続使用。確かに萌えるかもなあ、とかうっかり考えてしまいましたよ!(え、違う?)
マイトガインなんかは基本的にどこを切ってもどこから見ても、な面白さだと思うのですが、ダ・ガーンは続けてみるとじわじわ効いてくる様な面白さなのですね。どちらも別の方向性で面白いものだと思います。
星史がイギリスに逃避しにいっちゃう話の録画分を今日見ましたが(これでとりあえず8人勇者が揃いました)星史の言ってることがいかにも子供なのですよね。そんなねー、秘密の隊長さんをやってて疲れて居眠りしてたら怒られるし、宿題はいっぱいあるし、誰もオレの苦労なんかわからないんだ!って愚痴る星史くん。そんなこと言っても、実はたかが宿題だったりするし、授業中に居眠りしてれば怒られて当然なわけで、「どんなにつらくても愚痴を言わない」とかそんな深刻なハナシではないと思うのですよ(笑)
で、このあとちゃんと隊長をやるぜ!って言っても、やっぱり星史は子供なわけです。そんな本質的に変わってるわけでも、超真面目に事態を受け止めているわけでもない。むしろ、深刻になってないからこそ、地球を守る隊長だぜ!って言ってられるわけで。
でもダ・ガーンというアニメは、一年間の放映を通じて、そんなふうに普通の子供だった星史が成長するお話なのだと思います。先に見ちゃったけど、クライマックスになり、お父さんを助けられなくて、もう隊長なんか出来ないと逃げる星史。だけど彼はもう一度立ち向かう。今度こそ本気で、守りたいと思うものを守ろうとして。
それは少年の成長というドラマとしては本当にクラシカルな基調なんですけど、星史を「そのへんの普通の少年」をして描いてきたからこそ成り立つものなのだなあ、と改めて思いました。うーん、ほんとに堅実な作品だし、「子供」という存在に向き合って作られている作品なのですね。
後半で一番インパクト強いのって山本ピンクの正体が発覚してひかるがショックを受ける場面なんですけど、そーゆーふーに、日常生活をちゃんとこまごまと描写してきたからこそ、非常事態になった時にものすごくショックを受ける、という感情の機微が無理なく描かれている。ダ・ガーンという作品の持ち味はそういうところにあるのだなあと思いました。
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