大河ドラマ「義経」第二回感想
何も知らずに清盛を父だと思っている牛若可哀想っていうか、真実を知ったときはめっちゃショックですなあ。もう次回わかってしまうのですね。鞍馬山とか五条大橋とか、義経の物語は伝説的で一種ファンタジックでありますが、予告を見ているとハマりそうで映像になるのが楽しみです。五条大橋のワイヤーアクションについては「ワイヤーアクションは本当にピンキリだから!」とお友達から教えてもらいましたがどうなんだろう…つか、そこまで求めてはいけませんな。
そして薄幸の佳人的な常盤。これはいいなあ。時子との対比が素敵です。清盛の妻時子も話がわかっていないヒトではないのですが、どーしても常盤のことが許せない。いや、時子さまにしても、「常盤が清盛の愛妾になることを断れば息子の命がないであろうことが分かっているから受け入れた」ことは分かってるよーなんですけど、それでも、そもそもそんな話を持ちかける我が夫と、それを受け入れてしまう常盤に納得がいかない。このへん、変に潔癖なわけじゃないけどどうしても感情的に受け入れられない、というのがいいなあ。最近の大河ドラマってほら、なんでもいい話に還元しちゃいがちじゃないですか(笑)
常盤の、なにもかも受け入れてしまう様が対照的で、儚くてまたいいなあ。
さて、前もそうでしたが、本質的にこの感想は今後のネタバレを思い切り含んでおります。
というわけで。
今こうである人が、最後にどうであるのか、っていうのまで考えて見てしまいますね~もちろん、作る側というのはそういうのを考えて作ってるんだと思うんですよ。先を知らない人には伏線を見せ、先を知っている人にも同じ伏線を見せておくのだと思うのですね。と、いうわけで、兄との比較に悩んでいる宗盛、らしい。そのことが、時子さまの口から語られる。なんでも出来る重盛といつも比べられる宗盛は不幸であると。
…しかしこの後その重盛は親より先に死んじゃうというこの不幸。今から痺れちゃいますよ!(こういう楽しみ方ってのはどうなのかなあ)
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