To Heart~Remember my memories~最終回
ええとTo Heart~Remember my memories~最終回。
あかりさん、貴女までなんで観覧車乗るの?つか、そこは退いた方がいい。マルチは結局思いを封印するんだから、最後くらいは浩之ちゃんと二人で話させてやれ。
と、思いました。だってマルチの問題はプログラムの欠陥っていうロボット全体としての問題でもあるけど、マルチにとってはあかりさんという恋人がいる浩之さんに惚れてしまった一人の女の子の悩みじゃん!なんであかりまで一緒にいるかな。なんですかー、浩之ちゃんはあたしの浩之ちゃんなの!でもマルチちゃんの気持ちもわかるわ、でも浩之ちゃんはあたしのものなの!…ってゆうふうに見えるんですけどスイマセン…
いや、マルチと浩之が観覧車でお別れしたら、この話のヒロインはあからさまにマルチになっちゃうわけですけどね。それもまずいのかなあ。
でもあかり株個人的にストップ安とは言わないが暴落気味です。ンな話は誰も聞いてないと思いますが(苦笑)
先週の感想で、浩之とあかりがマルチを探すのはどうなの?だけど、みんなで探すならあかりはワンオブゼムになるのかな、と書きましたが、あかりはワンオブゼムであるつもりなどなかったようですな。あかりの最終回のマルチに対しての行動ってのは、浩之ちゃんにはあたしがいるの、と堂々と宣言してるよーなもので、マルチがロボットだから喧嘩にならないけど、相手が人間の女の子だったら「最後くらいは二人で話をさせてください」とかだよなあ。
そしてアイキャッチ後の後半の卒業式。
さーむーいー寒々しい展開。卒業式でもらった指輪をいきなり左手の薬指につけるあかり。浩之ちゃんがそれで納得してくれたから勘違いじゃなくていいけど、高校卒業で彼氏にもらった指輪をいきなり左手の薬指につけちゃう飛躍ぶりはすさまじいなあ。これはあかり単体のっていうより、こういう寒い演出をかましてくれるスタッフ様側の問題だと思いますが。
浩之ちゃんがいれば他にはなにもいらないの、っていうのは自己実現とは微妙に違う気もするんだけどなあ。浩之ちゃん以外になにか見出せるかってそういう話では…なかったのですね。
というわけで「あかりってどうなんだよ!」とひっじょーに思ったのですが、途中まではそうでもなかったわけでした。3話のラストのあかりなんか切なくて好きだったんですが。こういう話はマルチのようにフラれる方がどうしても役的には美味しいわけで、幼なじみで浩之ちゃん以外いらないの、という従順系なヒロインあかりの扱いってすごく難しいと思います。なんかちょっとしたことで反発を買いかねないってゆーか(自分がそうだからって一般化してますが(苦笑))雅史に告白されるくだりも、雅史に揺れてもクレーム付くだろうしバッサリ振ってもなんか言われそうだしって感じで。
そういう意味では、スタッフ様も、ある意味一番反発を食うように作ってくださったような気がしなくもありません…>観覧車に一緒に乗るあかり
個人的には先週(最終回の1回前)が一番面白かったです。
最終回のオチは、予想される範囲内のものだったと思いますので、まあこんな感じだろうなって話でした。なんにせよ、マルチがせめて復活できてよかった。あれで廃棄とかではあまりにも気の毒すぎますので。
「アニメ・コミック」カテゴリの記事
- よりぬき銀魂さん「鍋は人生の縮図である」(2010.04.07)
- おさるのジョージ(2010.03.14)
- 紙端国体劇場さんの鉄道擬人化キャラソート(2010.03.07)
- フレッシュプリキュア!「ラビリンスからの招待状」を見たよ(2009.12.02)
- true tearsがブルーレイで発売されますよ(2009.11.14)
The comments to this entry are closed.
Comments