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新選組!最終回、よかったよー!!!

うーわー新選組!最終回。泣けます。実際にがーっと泣いたわけではないけど、でもすごい!泣けるよ最終回!

不覚だったのは、「井の中の蛙大海を知らず、~」ヒュースケンの回だというのを、蛙が出てきた時に思い出せなかったことです。あ、確かこれなんかあった!と蛙見ながら思ったんですけど、思い出したのはあとになってからでした…

もー、ありがとう最終回。わりと言葉がないです。長かった多摩編も、時折ウザかった捨助も、全部ここにつながるのかと思うともうなんていうか一年間付き合って感無量。なんで打ち首なんだ、可哀想だよと盛り上げておいて、勝先生が「どう死ぬかじゃないどう生きるかだ」と救いをくれたようでありがとう。勝先生、慶喜公が大阪から逃げ帰ってきた回はいちいち台詞が嫌味満載で楽しくて、近藤を切ると言い出した時はうわ容赦ねえなと思ったけど、でも判ってくれていないわけではない、と判って満足です。

沖田とお孝ちゃんは可愛くて微笑ましい。「そういうんじゃないですから」学生さんのようだ…微笑ましい。でも悲劇的な結末。お孝さんは沖田のことを思って刀を仕舞っちゃったんだけど、刀がその場になかったことが彼女の命を奪ったとも言えなくもなくて、余計切ないような。
それにしても沖田、最初は「人の気持ちが判らないニブい人」だったけど、ここ最近、もう命の残りが短くなってから聡い聡い…もう徳川の世が来ないなんてこと、あの人にだって判ってる。そして、土方さんは嘘がつけない人だ、もうみんな一緒にいないんだ。もうすぐ死んでしまうであろう沖田が半ば諦めたようにか、一歩引いて遠くから言うからなのか、それは本当に真実を突いているのだなあと思って、沖田の最近の一言一言がずばっと来て、そして沁みてきます。

永倉さん。あの人を悪く言っていいのは苦楽をともにしてきた仲間だけだ、俺だけだ、と。知らない人は勝手なことを言うけど、そうじゃないんだと。永倉さんは近藤さんとずっと一緒にやってきて袂を分かったからこそ、近藤さんについてなにか言う権利が彼にはある。そして一方、原田は近藤のもとへ舞い戻ろうとする。斉藤は近藤の首を取り返しに京都へ赴く。

一方で戦う土方は、「お守りだ」と言ってあの日のコルクを手の中で弄ぶ。同じ頃近藤は、ずっと身につけていたコルクを手放してしまった。近藤が去る部屋にはコルクが転がる。土方はまだ手に持っているのに。

勝ち残った者だけが偉いのか。それ以外は正しくないのか。そんなふうに切り分けはできないけど、勝った者の望みによって、負けた者は首を刎ねられる。でも、負けた側が間違っていたわけじゃないんだ、と一年間このドラマはずっと語ってくれたんじゃないかと思う。

そして最後。
実は近藤勇の最後の台詞がなにか、前情報をまーーーったく仕入れていませんでしたので、見るまで知りませんでした。三谷幸喜が「考えてます」って言ってたのだけ知ってて、なんだろなんだろ?ってずっと思ってたけど。
「トシ」

…うわ、そう来るんだ。本当にそう来ちゃうんだ。びっくりでした。

というわけで雑多にがーっと書き抜いてきましたが、ほんっとーに一年間楽しかったです。時々間延びしてるなあと思ったところもあったし、ええなんだよこれーと思ったこともあったけど、「ああ、これはホントに最高だ!この1回だけで、もうなんだって構わない!」とマジで山南さんの切腹の回で思いました。マジ泣けました。本当にスゴいものを見たと思いました。
「この一話」というならあとは「ある隊士の切腹」が好きです。あれも山南の死と同じような構造の話で、一人の男が死ぬまでを周囲を絡めつつ描いていく回でした。源さんの死ぬ回は「おいおい幽霊かよ!」とはちょっと思いましたが、今日最後の回想で源さんが出てきたときほんっとーに切なかった…

いやいや、本当に楽しかったです。
駄目なところもあったのかもしれないけど、最後まで見てよかったです。
個人的には沖田の成長がすごく良かったっす。最初あんな子だったのに、最後こうなんだもんな…あの、普通に子供なところと、残酷なくらいなにかが欠落したところと、最後のまるで悟り切っちゃったような雰囲気と、本当に彼は変わっていったと思います。

近藤さん、いろいろ「ええ?」と思ったり「近藤さんはすごい」と言われても納得いかないよこの展開、なところもあったけど、前回の「加納君、お久しぶりです」で全部チャラって感じ(苦笑)この人が局長だったんだ、というのが判ったような気がしました。困ってる加納に対して、自分から言ってあげるんだもんな…

土方さん、本当にかっちゃんが好きなんだね彼は。
三谷氏ではないけど、山本耕史がリンダリンダに出ているのを見に行きまして、それも等身大の年齢の若者が自分でも訳のわからない苛立ちをぶつける場所と方策を探している、みたいなキャラクター性を感じました。そういう感じなのかな、と勝手に思ってみたり。
というわけで、ありがとう、三谷幸喜氏をはじめとするスタッフの皆様。
お疲れさまですキャストの皆様!
年末の総集編&アンコール「友の死」やるんですよね?見なくちゃ!

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Tracked on December 12, 2004 at 11:41 PM

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