「人間の証明」最終回
「人間の証明」最終回を見ました~
なんか最後は駆け足っぽかったような気がしますが1時間枠で入るのはあんなものだったかも、という気がします。翔平はあんだけ?路子は先週ので後はつかまってお終い?さやかは?佐伯は?とかいろいろ…
リアルタイムで見たのは恭子自白以降で(苦笑)終了後恭子自白に至るまでの経緯を見るとゆー半端な見方をしてしまいました。んで、このCMまでに恭子は自白するんだね!と、構えており、しかも原作のラストを知っていたので、あれでよかったのか悪かったのか正直私には判断できません。いいと私は思うんですが、こっちの方がよかったかな?という思いもあり、うーんホントに判断できないですよ。でも面白かったですよ。
恭子自白以降はとにかくジョニーに泣かされました。ジョニーって池内なんだよね~と聞いてえええマジすか?と実は最初思いましたが、最終回は泣ける展開でした。「人間の証明」で悲しい場面でかかりがちなBGM、私あれを聞きたくてサントラを買ってしまったのですが(笑)音楽と合わせて悲しいです。
恭子はずーっとある種の感情を封印して生きてきたのだと思いますが、ジョニーが母親を助けるために自分から刺されて、しかも母親を逃がすために15分も歩いたっていう(のはあとでわかったでしょうから)あの場面で、なにかが壊れて溶けてしまったのではないかな?でもジョニーがああやったからこそ、恭子は今までの道を貫こうとしたのかもしれない。あの場面はとにかく切なかったです。
ところで小山田&新見コンビ。考えてみたら小山田さんの車椅子があるでしょうから翔平はあの二人だって察しがついたんでしょうな。
最終回でかなり好きな場面は、新見が翔平に語る場面かも。小山田さんは私たちふたりを憎んでいるはずなのにあの人は今助けてくれようとしている、というところ。人間ってのは不思議なものだな、と呟く新見さんがテーマを体現していたのか。
そして幻で現れる文枝さん(横山めぐみ)。
ハア?幽霊っすか?とか言いがちな私ですが、「人間の証明」の演出はなんかツボに来るらしく、素直に「小山田さんよかったねー!幻でも奥さんに会えたよ!」とか素直に感動しました。
うーん、でも路子最終回放置はなんか悲しかったです。死ぬんでも警察行くんでもどっちでもいいよ、と翔平を促した路子は決して普通にはいい人ではないんですけどある意味芯が強くて好きだったんで。
小山田と新見はやはりあの後会わなかった、ってことですが、新見さんは離婚なのね。あの展開じゃそうかなあと思ったけど、そうなんだ…
ところで最後テロップで「その後」が紹介されたのはポスター映りメンバーってことですか?個人的には緒形拳の係長さんが「実は独身」ってゆーのがびっくりなオチでした。
最終回はもっといろいろ見たかったなあと思うのでちょっと物足りない部分もありますが、個人的には楽しかったし、これまで楽しませてもらえたドラマでした。5話くらいから本格的にハマったなあ。
でも最初から10回だったんですよね?泉谷しげるとミュージシャンのところとか、最初見て面白いし好きだと思ったけど、最終回がこうなら最初なにか削ってくださってもよかったかも。ネットを廻っているとどうも初回・2回目くらいがトロかったそうですね。
なんにしても久々に民放のドラマを見てしまいました(爆)次のクールはどうかなあ。
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