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モンキーターン(今週のサンデー)

ええとずっと「モンキーターン」を読んできたわけですが…
なんなの波多野。波多野踏みつぶしたい同盟とかあったら加入したい気分なんですけど今週号。つーか洞口さん改心したそうですけどこんなサイテーな波多野なんざダンプで潰しちゃってOK。でも今の洞口はフェアだからそんな手は使わずに正々堂々と戦って勝つつもりなんでしょうな。頑張れ洞口!波多野なんぞに負けるな!!でも来週休載。

えーとどんな展開かというと、競艇選手の波多野は幼なじみの彼女・澄がありながら、同期の女の子青島優子の告白に「俺も好きだ!」と応えてしまう。澄と青島の間で揺れる波多野は、澄への後ろめたさに彼女を避け続ける。そんな中青島と波多野が逢い引き。青島は澄の存在を知っており、波多野が澄と付き合ったままで自分と時々会ってくれれば構わない、と言う。波多野は翌日澄に「青島のことが好きになった」と正直に吐いてしまう。澄は波多野に振られたショックで家に引きこもる。
ずっと付き合っていた隣家の幼なじみに娘が振られたと知った澄の母親は、波多野に向かって「あんたがいると澄が家から出てこられない、なんでうちの娘が被害者なのにこそこそしてなきゃいけないんだ、あんたこそこの界隈から出ていけ」ときつい言葉。
応えて言った波多野の台詞(要約)。

俺は今でも澄が好きです。でも二人同時に好きになりました。それを澄に言ったら彼女を傷つけてしまった。もう少し待ってください、ダービーが終わったら決着をつけます。

だそうです。
いや、これで波多野が「はっきり澄を振ります」というなら、そんなのは最初に澄に「青島が好きだ」と言っちゃった時点で伝えてしまえばよろしい。でも波多野はその時もまだ「俺の話を聞いてくれ」と言っていた。
で、波多野はもうちょっと待ってくれ、決着を付けるから、と言うわけです。つーことはまだ振るつもりはないと見た。
つまり、どっちも好きだけど、今どっちにするか決めかねてるから待ってくださいね、ダービーまで。
と、そういうことを、幼なじみに「他に好きな女が出来た」と言われてすっかり振られたつもりの(だってそうでしょ)娘の母親に向かって言うわけですね!

さいてー。この人さいてー。こんなヤツが「やっぱりお前を選ぶよ」とか言っても、そんなバカは振っちゃってくれ澄さん!母親も黙ってこんなバカの言い分聞いてないではり倒していいから!
「ふざけんな!うちの娘はフラれたつもりだよ!今更やっぱり戻ってきましたなんてどのツラ下げていうつもりだ!」と言っていいから!

…でもなんか…こんなバカ波多野が「やっぱりお前が好きだ、澄!」と言って、澄ちゃんが泣いて喜ぶような展開はあまりにも澄ちゃんをバカにしているし、そんなアホな話もないよ…つーかそんなくだらない展開にするんだったら最初からこんな三角だか洞口入れて四角関係未満な話やらないでほしい。
こんなバカ、青島さんにも失礼ですよ。澄ちゃんにも失礼。これで主人公特権でダービーに勝ったらどうしてくれようかなあ…ないと言い切れないあたりが嫌だなあ。

というわけで、「今どっちにするか決めかねてるのでもうちょっと待ってくれ」という意味でなかったことを願ってしまいますよ。そんな最低主人公だったらこの世から消えてしまえ、とさえ思いマス。
だってさ、そういう意味だったら、波多野って、澄ちゃんのことをものすごく傷つけておいて、そんな憲ちゃんもう嫌い、会いたくもないって言われる可能性考えてないみたいじゃん…そんなの頭おかしいよ…ち、違うよね?違うって言ってください波多野憲二さん!!

つーか、今週の波多野の、ペールギュントに重ねて「ずっと俺を待ってた澄って可哀想だな」、みたいな発言も嫌。何様…?この人とにかく今週号で最悪ですがな。

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