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September 2004

サンデー44号


で、ほんとにカテゴリ分けをしてしまいました>モンキーターン
今週号ですが、「人を呪わば穴二つ」とはまさに洞口のためにあるような言葉ですな…(笑)仲良く負けてしまいなさい、とか言ってたけど、ホントにこう来るんだ。
で、一方の波多野。「俺は救いようもねえバカだ」というモノローグに向かって、「そうだね」「今更そんなあったりまえのこと言ったってどうしようもないよなあ」とかあくまで手厳しい感想しか出てこない辺り、最近の私は相当大人げないようです。
でもなあ、今更そんなこと言ったってさー…(笑)

澄が見に来てるし元鞘路線は確定なんですかね?うーん、いいのかこの展開。波多野負ける→澄は、もう応援する気になれないはずだったのに波多野の勝利を祈ってしまう→レース後波多野にそれを伝える→やっぱりお前しかいない、澄!みたいな?
正直、そんな波多野に都合のいい展開イヤです(きっぱり)

つーかこの一連のエピソードの洞口のピエロぶりったらありませんな。せっかくライバルなのにね。(基本的にこういう人かもしれんが)
ありさと澄が強引に浮気調査して巻き込まれる→波多野の相手が青島だと当の澄から知らされる→頭の中が沸騰→とても大人げない挑発
ってば。

青島がこうも出てこないのは(観戦シーンくらいあったっていいと思うんだけど)、福岡シーンで「明日東京に戻って、それで」のあとが伏線になってるんでしょうね。あの後波多野がなにを言ったのかは省略されてますから。
「澄に別れを告げてそのもう一度会おう」にも見せかけて、実際には澄の母親に、もうちょっと経ったら選ぶから待ってちょ(そんな台詞じゃないです)と来ましたから。ので、青島とも連絡を取らず、しばらく待っててくれ…ってこと?ですかね。

なんてゆーか青島も澄も波多野に都合よくなってるのがなんとも。青島の「時々会ってくれるだけでいい」もえ?と思うところだったのですが、波多野が澄母親に言った「二人とも好きです、もう少し待ってください」を澄は聞いてない…ってこと?
それズルいと思うんですよ。というかあの波多野の発言を、澄本人が聞くと聞かないでは全然違うと思う。だってナメてるじゃないですか。完全に。この女は何を言ったって俺を待ってるっていう思い上がりがないとあんな発言出てこないじゃないですか。

この一連の恋愛エピソードでの波多野のイヤなところって、結局自分のことしか考えてないところです。澄に「青島が好きだ」と吐いちゃったのは、黙ってるのが辛くなったからって、それだけなんだもん。本当に青島が好きになって、澄にすまないと謝るのはしょうがないと思う。それだったらしょうがないと思うんだけど、黙ってる自分が辛いからって理由で相手を傷つけて「それで彼女を傷つけてしまいました」とか、あんな言い方、まるで他人事みたい。
それともダービー後、澄なり青島なりを選ぶとして、相手から、もう貴方のことは信用できない、さよならって言われる可能性も考えて言ってるんですかね?どーなのかなー。そうであってほしいけど。
どっちとも別れるつもりだって結論だとしても、そんなのダービー後までひっぱることじゃないでしょう、っていくらでも突っ込めます。しかしてそんな自分がどうかと。そんなに漫画キャラにムキになってどーするよ、と。


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モンキーターンの波多野くんについて(ついか)

波多野は痛い目を見るべき同盟

わ、なんか楽しい同盟を見つけてしまいました。貼っちゃう!
踏みつぶしたいとか言ってましたが、本当にこんなのがあるなんて!
…どんどん過剰になっていくなあ。反省しつつ、でも貼ってしまいます。
でもこのへんでやめておこうと思います…(苦笑)

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モンキーターン(先週までのまとめ)

明日サンデーが出るわけですが、いっそ毎週モンキーに突っ込もうと思う今日このごろ。(そして増えたらカテゴリ分けするつもり)

でも私競艇はわかんないので、なーんとなく判らずに読んでいるのです。でも帯ギュからのファンなんでなんとなく飛び飛びで読んでおります、モンキーターン。青島さんが洞口くんと付き合っているころから「今度は告白するのか河合克敏?」とか実は思っていましたが、(桜子があったから)こうなってしまうと、どうも。
こうなってしまうなら「お前のことは友達としか思えない」で落としてくれてよかったよ波多野…(まだ言うか)

さて青島告白以降のサンデーですが、その当時はモンキーに毎週突っ込んでおらず、今にして思うと勿体ないなあ。というわけで明日のサンデーを前にして振り返ってみようと思います。

青島さん告白直後は、メールの文面とかから青島かわいいなあと思う波多野でこのまま青島で行くのか?と見せたわけですが、そううまくシフトするわけもなく。ペールギュントから澄へ行ってるか?とも見せかけているわけですが、だめだ思い出すと波多野の悪口しか出てこない(爆)

この展開どーなのよ?と一番思うのは、洞口と澄が会ってみゆき路線?と見せかけつつの今の展開だったりします。仮定の話ですけど、波多野が「やっぱりお前だ、澄ゴメン」と言い出して元の鞘におさまった場合、洞口と澄が会ったのはいったいなんなの?と思っちゃうんですね。
仮定の話で進めてもしょーがないんですけど、澄と洞口が会って、みゆき路線を匂わせる→しかし特にメールをやったりとったりするわけでもなし(みゆき路線を匂わせるにしても一度会っただけでは説得力がないと思う)→波多野に振られた澄が洞口に電話→青島と波多野が付き合っていることが洞口に漏れる

え、それじゃあ、洞口と澄が対面したのって、青島と波多野が付き合ってるのを洞口が知るルートに使われただけ?

青島と波多野が付き合ってるのをいつか洞口が知って彼が怒る、というのは絶対あると思っていました。でもそれって競艇世界でどこかでバレる話だと思って、じゃあどっから?と思ってたんですよ。だからこういう展開は実は予想していませんでした。澄が洞口に電話して、「あの話はもういいです」とは言っても、相手が青島だってことまで言うとは思わなかったんですよ。だってそんなの言わなくてもいいことじゃないですか。そんなことまで、ろくに会ってない相手に言うことないでしょう?これはなあ…澄が洞口に電話して、相手のことは言わないで、競艇界の噂で知ってしまって、なんて可哀想なんだあの子は、波多野許せん!みたいにワンクッション欲しかったと思います。

澄って、こんなこと言っちゃうなんてどうなの?どーゆー子なの?と思ってるわけじゃないのですよ。こんな役をヒロインに振るなんてこの展開どうなのよ?って感じです…でもって、一方で青島放置だもんなあ。恋愛ものにするなら細かいエピソードを積み重ねていかないと展開が早すぎる、あるいはちょっと無理なんじゃ?ってことになっていくと思うんですけど、モンキーターンの最近の展開は、恋愛ものにしても、無理無理っていうか、えーこれって流れとしてはあんまりじゃないの?って感じなので、レース→恋愛→レース→恋愛、みたいに行かなかったんですかね?
波多野だって1回澄ときっぱり別れちゃうくらいの方が、同じ「澄に戻る」にしたって印象悪くならなかったんじゃないかなあ。相手の母親に「二人好きです、もうちょっと経ったら選びますから待ってね」なんて引っぱりかたするこたあないのに!

澄も青島も悪い子ではないと思うのに、恋愛ものでこーゆー展開にしよう!っていうストーリーの方にキャラが引っ張られてる気がします。

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ジャンプ44号

そういえばココログのバージョンを上げたのです、実は。有料版にしました。よくある「この続きを見る?」ってのをやってみたくてですね。ミステリのネタバレなんかに便利じゃないかな~と思いまして。
しかし全然使っていません(笑)長いんだから切ればいいんじゃあと思いますが、切り分けもせずに使っています。しかしココログばっかやってるとハマりますね。気に入ったものをその場でざかざか書いてしかもカテゴリ分けまでしてくれるので、HTMLで書かなくてもいいじゃんよ!とつい思ってしまいます。ら、楽だ。

んで今週のジャンプ。
「本当の屈辱をくれてやる」BY天地。そーゆーの最近はやってるんですか…?最近モンキーターンで同じようなことを言っている人がいましたが。久々の東城さん、可愛いですな。しかし泳げない人を泳ぎがおぼつかない人が助けて泳ぐのは相当無理じゃないかと思いますが。でもなんか今週の展開、ヒロイン候補からいつの間に外れてる向井さんが可哀想だなあ。
PS2版の綾特集ですが、浴衣を着ている絵ですが、あれどっかに出かけるっていうんじゃなく旅館の中で着る浴衣では?宣伝文句だと「みんなで一緒に旅館にでも行くのか?!」だけど、アレは行った後に着るものでは?なんとなく意味もないツッコミ…

ところでグレイマン、神田も我儘だと思ったけどコムイ局長もすごい人ですな(笑)箱庭のごとく狭い価値観で動いている人のようにも思えますがそんな人がエラい人でいいのかよあの世界は!(笑)次回リナリーがぶち切れてオチ、というのがもっともベタなところだと思いますが、それだったら1回でまとめてくれちゃってもいいなあ(爆)

銀魂は前回より桂さんプリティなのでは。かわいい生き物に弱いんかいな。でもエリザベスはああいう可愛さじゃない気が。ああいう可愛さなら定春の方がストライクゾーンな気が。でも今回の一番のヒットはやっぱ「特盛」に尽きると思う…なに盛だろーと思ったら特盛ってすごすぎ。

ワークワークですが、今週印象に残ったのは「プラちゃん、もしかして私…このままここから帰れないのでしょうか?」の神さまです。あと、シオが手を合わせるところですね。このマンガで好きなのは、大コマでそのキャラを切り取ったような演出です。今回のシオのアップとか、神さまの不安さ孤独さみたいなものを示した大コマとか、第三話の「ホントは誰とも戦いたくないから」のシオのアップとか。ヨキ先生の「うわっこの人悪そう!」なアップとか。

ブリーチ…な、長かった…すんげえ長かったですよ…そろそろ謎の種明かしをお願い…来週また剣八さんだったら何号ひっぱられればいいのかしら(泣)

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「タッチ」のこと

BSマンガ夜話をスカパーで見ました。「タッチ」でした。
昨日の日記で南ちゃんってばさ~とか書いてましたが、そんなことを書きながら、連載中は南ちゃんが好きでした。だって絵がきれいだしかわいかったんだもん!本当に。

連載当時好きだったけど、後で読み返して「こ、これってちょっとどうなの?いいの?」と思うのは、「星の瞳のシルエット」の香澄ちゃん&「タッチ」の南ですな。BSマンガ夜話ではオープニングのファックス紹介で「ちなみに、わたしは南ちゃんが嫌いでした!」といきなりそーゆー意見が飛び出して、笑いました(笑)
南で「どうなの?」って思ったのは中学生の時「先生知らないんだ!」と言い放った奴かもしんない…すごいなあ先生に向かって…(笑)

夏目氏がタッチの技術面について紹介していたのがコマ割と構成の技術で、おお!と思ったのが最終回付近の告白の回。インターハイ当日に不安になった南のところへ、タッちゃんが現れて、「上杉達也は朝倉南を愛しています」と告白する回です。

甲子園の映像→川原での達也・南の会話→達也の回想・アイドル住友里子と達也の会話→ふたたび川原での達也と南の会話・告白

という展開で、川原での達也と南の会話場面は大コマが使われていて、二人の会話が進むにつれページあたりのコマが増えていき、回想の住友里子と達也の会話の場面ではさらにコマが多くなり会話が増え、ふたたび画面が川原での達也と南に切り替わる。そこで「上杉達也は朝倉南を愛しています。世界中の誰よりも」で、ばんと大コマを使う。緩急のテクニック。

他にも、ページの右左で、同じコマ運びが使われていて対照になっていたりというのも紹介されておりました。
あだち充っていうと写実背景や大コマを使用した独特の間の取り方が特徴、って思ってたんですけど、緩急の「緩」だけイメージしがちだったんですけど、緩急だったのか…と納得してしまいました。

ところで、画面に登場した南ちゃんのカット何点も、サンデーコミックスカバーや連載扉ページ、はたまたきれいなアップ、そういうのを見ると南ちゃんは本当に可愛い。改めて思いました。

新田由加は無神経のように描かれておりましたので(3年次、西村が負けた時の「泣き出しちゃったんですよ」「みっともない」発言とかね)全然好きになれなかったんですが、あだち充は完璧ヒロインと、それを引き立てるためのブス系に描かれた女(勢南のマネージャーとかどうなのよ…)、由加みたいな、この子馬鹿女?といわんばかりの上記のような無神経な発言をする引き立て役ライバルって感じで、そのへんは全然面白くないと思うんですが、それはもう「型」が決まり切っているので、そういうものだと思うようになりました。
高嶺の花のヒロインが、実は自分がモテるって判ってそうなあたり、あの子たちは本当に作中で言われているようにやさしくて性格のいい子なんだろうか?顔がきれいで頭がよくて万能アイドルで、本当は中身は問われていないような気が…
でも「ナイン」の百合と雪美とか、「陽あたり良好!」のかすみと圭子なんかは割とヒロインのキャラが立ってたよなあ。「H2」は全部読んだ気がするんだけど、ひかりより春華がどーもお飾りっぽい気がするんですけど、そう思うのはちゃんと全部読んでないのかなあ…

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巨人の星#2(そこから連想するスポーツ漫画)

つーわけで巨人の星の続きにしようと思いましたが、昨日の今日なのに、もうなにを書こうとして続きにしたのか忘れてしまいましたよ(爆)

わたしが雑誌で漫画を読んでいるときにはやっていた、野球を扱った漫画は「タッチ」でした。「タッチ」は、和也が天才投手でなかったらなんにも問題なかったのにね(ミもフタもない)南が子供の頃言った「甲子園」というのを射程距離に置けちゃうような人だから話がこんがらがったのであって、甲子園なんて無理無理~な人だったら、お話にはなりませんが、あんな話にはならずにすんだのでは。

…というのは南ちゃんの「甲子園に連れてって」とゆーのも、いやあムシがいい話だよなあ、あんたなんにもすることないじゃん、己の努力が全く介在しないところで人任せな夢なら人に押しつけるなよ、と言いたくなった時もあったのですが(あったんかい)、和也が「南の夢は叶えてあげるよ」と言い出さなければよかったというか、和也がその力を持っていなければ、南の夢も子供のたわいない夢ですんだので、南が悪い(悪いのかよデフォで…)とは言えないなあ、と。

つーか南ちゃん。アニメ放映当時映画版も作られましたが、そのパンフ上で「南ちゃんは悪女?」と言われていまして、今思い出すと笑えます。
映画版は原作とはちょっと離れたストーリーで、高校二年の夏、達也は甲子園を目指すんだけど、和也のコピーとして投げる。そして、結局打たれて負けてしまう。ラストで南が「来年こそ甲子園に連れてって…タッちゃんが」と言うのです。
これで南役の声優さんがパンフレット上の対談で、南としては、タッちゃんはがんばったんだからもういいよ、と言ってもいいはずだ、それなのに「来年甲子園に連れてって」というのは南ちゃんは実は悪女なのではないか?と突っ込んでいたんですね。

…声優さんにそう言われてしまうというのも…すごいなあ。

で、「タッチ」の話になってしまいましたが、女のためにスポーツするなんてナンパだ、という意見も当時あったのかもしれません。でもそのへんはスラムダンクの花道が「春子さんに惚れてバスケを始め、最初はバスケが好きかと言われて勢いでハイ!って応えちゃったけど、最後の最後で、今度こそ本気でバスケが好きだと言えるようになる」という物語である意味乗り越えちゃった気がしなくもありません。勝手にいろんな漫画をつなげてしまいますけど。

だから全然巨人の星に話が戻らないなあ。えーとそんなわけで、わたしがスポーツ漫画を読んでいた時にはもう、ああゆう巨人の星のような漫画ははやらなくなっていたらしく、あーゆー漫画は雑誌には載っていませんでした。「タッチ」とかそういう流れに行く前に(=少年誌をラブコメ風味漫画が席巻する前に)水島新司も巨人の星が嫌いだった、みたいなことをどっかで言っていたような気がしますが。でも、なんとしてもその漫画を否定して、違う漫画を描きたいと思わせるようなものだったら、巨人の星というのはすごい高いハードルだったのかも、と思います。

巨人の星と言うと、「飛雄馬は大リーグボール1号~3号を投げ分けていれば長持ちで活躍できたのでは?」とゆーツッコミが入るものらしいですが(そりゃその通りで)、そういう意味では、星くんは野球の投手のあるべき姿を追っていたわけではないように思います。つーか、必殺技が一度破られたら二度と使わない、繰り出した必殺技が破れて新しい技を開発する…ってゆーこと自体野球の投手の発想じゃないよなあ(笑)そもそも決め球だと思って投げたものが浮いちゃったらホームランコースってこともあるし、相手が勝手におかしなところでバット振ってくれることもあるし。どんなにコントロールいいって言っても、一度も失投がないってことはありえないでしょう…漫画じゃないんだから。あ、しまった、漫画でした。
というわけで、よくよく考えてみると巨人の星はそういう意味では野球の本質を捉えて描かれた野球漫画ではないわけです。ゆってみれば格闘ものの野球版なわけですよね。(そりゃ原作者が梶原一騎だし、どうもそのつもりだったらしいし)
でも「巨人の星は野球に名を借りただけで、野球を描き出したものではないから野球漫画ではない」なんて言い出しても始まらない。

あ、今思いつきましたが、ミスフルって路線(ノリ)としては巨人の星なのかも(笑)
たとえば鹿目先輩ってば、普通のカーブ&剃刀カーブ&魔球X投げ分けてたら相当イイ線ですよねえ。でも魔球Xの投げすぎてバテてるし。今回の新選組高校さんも、シンカーったらシンカーばっかのようですし。実は投げ分けて読み勝つところに意義があるのに、必殺技を投げまくって、打たれたら際限なくノックアウト。そして新しい必殺技を開発する…前のはなかったように。そのへん、バトルものっぽいなあと思いました。

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巨人の星(そのいち)

あしたのジョー続きにしようと思いつつ今日は巨人の星について。
巨人の星は…確か豪華版みたいなのを中学生くらいの時に読みました。確かそう。
なのですっかり忘れています。意外とネットで探しても消える魔球がいかに破られるかとか出てこないんですよね…(つーか読み返せばいいじゃん)

しかし、なんか巨人の星は読み返すのに若干の抵抗があります。何故か。それはものすごく個人的な理由なのですが、最初に読んだその中学生くらいの時、クライマックス(大リーグボール二号破れる→三号くらいかな)を一気読みして、なんか酔ってしまったんですね。酔ったというか、気持ち悪くなってしまったわけですよ(笑)なんでだ…

というわけで、いやあ今更読んで酔うわけないと思うのですが、あの時酔ってしまった漫画を今読んだらどうなるのだろう、もしかして「なんでこんなモノで酔うの?おかしいよ当時の私」とか思うくらい感触が違ってもショックかな、と。

なんかやたら追いつめられて悲劇的で(しかもなんか前提として悲劇的なんだよね。何故なんだ)、人生そのものを考えてしまいそうな漫画を読んで、車酔いってんじゃないけど漫画酔いしてしまったというのも今にして思うと恥ずかしい話ですが、ほら中学生だし。というわけで、本論。

漫画酔いをするからには、私は梶原一騎にいい意味で騙されたんだと思うんですね。子供だから「大リーグボールすごい!」とか、花形が大リーグボール一号を打つくだりをうっかり納得してしまったりとか。どんなかというと、大リーグボール一号は勝手にバットに当ってくるわけです。そのままだとファウルフライになっちゃう。んで、バットに当ってきたボールの衝撃に負けずにそのまま振りぬいてホームラン!大根切りみたいな感じだったでしょうか。(もう覚えてないからさすがに読んでみよう)
この打法をマスターするために、花形さんは実家の自動車工場で特訓します。花形モーターズですね。そう、当時今をときめいたのかも知れない自動車産業。結構キャッチャーですね、梶原一騎氏という方は(勝手なことを)ではどんな特訓を?
鉄バットで飛んでくる鉄球を打ちます。

…この時点でありえない…(笑)

でも当時、これで本当に大リーグボール一号が打てる、と思っていました。しかし、花形は大リーグボールを打った衝撃ですごい骨折をしてしまった、のです。確か。こんなヤバい打法は出来ない。んで大リーグボールは打てない。というところまでは覚えています。その後どう破られたのかがいまいち曖昧なので、本当に読んでこようと思います。

まあそんなふうに、一事が万事、かなり騙されてしまいました。そして破滅に向かう星飛雄馬に引きずられるように漫画酔いして本当に気持ち悪くなってしまったのです。
そーゆー意味では非常に思い出深い漫画ですね。

でも当時も酔わず不思議に思っていたのは、野球>女の子だったことですかね。いや、そういう問題じゃないな。巨人の星をめざす者には恋愛は障害にしかならん!って感じだったような気がするのですよ。でも、これはおかしいなあと思いまして。だって、プロ野球選手とゆーのはふつうに奥様がいらっしゃるわけじゃないですか。そりゃ中学生でも知っていますよ。だからこれはおかしいと。恋愛を排除してまで野球をやらないと一流になれないというのは一般論ではないと、そのような違和感を感じたような気がします。

あと、もっと言いますと、恋愛とかそういう楽しげな部分を全て排除して野球で一流になったとして、それってなんか意味あるの?なんにも楽しいことないじゃん。ひとつも楽しいことや嬉しいことがなくって、苦しいだけだなんてそんなのおかしいよ、と思ったのですね、多分。

だって飛雄馬って楽しそうじゃないんですもの。きっとスポーツっていうのは大変なんだろうけど、でもこれっぽっちも楽しそうに見えないんですよ、飛雄馬は。そんなのおかしい、もっとスポーツっていうのは楽しい面もあるはずだ、というようにも違和感があったのでした。

多分なんか続く(予定)。

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あしたのジョー

実家の兄から「あしたのジョー」文庫版を先日借り受けてきました。まだ全部ちゃんと読んでないけど、流し読み。
旦那様は「アニメしか見てない」とゆーので「漫画を読め!」と宣伝してみました。というのは私はアニメを見ていなくて、漫画しか知らないので、アニメに対する意図は特にないのですが、ひらたく言うと「ちばてつやの絵を見ろ」と言うことですね、この場合(笑)しかしその勧め方もマニアっぽいかもしれませんなあ。でも面白かったそうです。二日がかりで一気読みしておりました。イエーイ(なんで自慢)

で、私はこれをはるか昔、何故か兄が持っていたコミックス版で読んでおりまして(多分小学生くらいだ…)確か高森名義だったのでこれが巨人の星と同じ原作者だなんて知らなかったんですよ。その後これが梶原原作だと知り、今になって読み返してみると、ああ梶原ワールドだー!って言っても私巨人の星しか読んだことありませんが(そんな人に語られても…)
ので、「ああっ確かにこの話巨人の星と同じ人が作ったって言われたら信じるよ!」と、そんな感じです。白木葉子さんで一番思ったな…でも紀ちゃんと葉子お嬢さんが同じ顔だったなんて、読み返すまで知りませんでしたよ…(ほら、小学生だったしそこまで読んでなかったのです)

あしたのジョーっていうと話すとめちゃめちゃ長いのですが、とりあえず数点というかまとめてというか。
夏目氏の「消えた魔球」という文春文庫に入ってるイラスト入りコラムがありまして、スポーツ漫画の系譜を模写入りで紹介するよーなモノなんですが、あしたのジョーも入っています。いまちょっと手元にないんですけど、この中で、ちばてつや氏が、今もうジョーが描けない、みたいに言っていたと紹介されておりました。

「我々はあしたのジョーである」というのはどれくらい世代を越えた有名な文言なのか…と思いますが、私ちょっと判らなかったんですよ。当時マガジンの連載で、まさにリアルタイムで読んでいた世代の方々にとって、あしたのジョーってどれくらいのものだったのか。同世代でないだけに判らない。力石の葬儀をやるくらいですから「たかが漫画」っていうのとははるかにかけ離れたものだったんでしょうけど、いかんせん子供の頃に読んだだけなので、なんか見当もつかなかったわけです。

…なんですが読み返してジョーを見て、ああこれは本当にかっこいい、これは当時のヒーローだったんだ、と言われたら、判らないなり納得するものがありました。
そして、その主人公のジョーの顔。もうこの顔は描けない、と作者の方に言われても納得する、と勝手に思ってしまいました。こんなすごい顔もういっぺん描けって言われたって描けない、ものすごく納得してしまうものがありました。

私はジョーに共感したりというのではないのですが(あまりにも時代も状況もなにもかも違いすぎるので)、でもこの漫画の主人公は本当にかっこいいんだなあ、きっと人気あったんだろうなあ…ということを思いました。

おまけ。
テンプルへの一撃とかコークスクリューパンチとかノーガード戦法とかハリマオがロープびゅんびゅん飛ぶ奴とかカーロス・リベラとか力石のアッパーとか、ジョーのクロスカウンターとか、おっちゃんの「あしたのためにその一」とか「打つべし!」とか…

覚えてるもんだなあ。所謂必殺技系とか名前とか。
ホセ・メンドーサとの一戦を前にして葉子お嬢さんが告白して…とゆーところは超メロドラマで、ああいうの大好きです。葉子さんが来てるって結局おっちゃんは判らないっていう、あの演出すごい。本当にすごい!

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祝!グレートマイトガイン合体

本日二連投。先週・今週のマイトガインについて。ダ・ガーンもファイバードも見てるんですけど、AT-Xで。勇者シリーズについて解説したら旦那様に「そんなにアニメフリークだったのか」と驚かれてしまいました。じゃあゴルドランのセルビデオ持ってたりジェイデッカーのレーザーディスク持ってたりそもそもLD本体もジェイデッカーのために買ったなどと言った日にはどうすれば。
つーか今のところ地上波のアニメ見てなかったのに、いきなり「AT-Xに加入したのは勇者シリーズを見るためなのですよ!」などと言い放ったらそりゃ驚くかもしれません。
そんなわけでエースのジョーがハンドル握ってメカ操ってますよー、などと驚いていたわけですが、エースのジョーは主人公舞人くんを追っかけるライバルです。事情は判らないのですがなんだかとても執着しているご様子で、一歩間違えるとストーカーちっくです。うーんちばテレビが映るともっと早く知っていたら毎週見たのに。

それで先週と今週は(※再放送ですが)地球に小惑星が接近してピンチ!グレートマイトガインに合体して小惑星を破壊して地球の平和を守れ!つー話でした(先週のは前フリだったけど)
でもエースのジョーはわりと空気をお読みにならない方なので、地球のピンチもなんのその、「俺はお前を倒す!」とゆー一念のみで、小惑星を破壊するために宇宙へ向かう舞人くんを足止めしてバトルを挑みます。石ころひとつ知ったことではないそうです(エースのジョーさん談)まあ空気読んでこいやって方ですね。舞人くんもとうとう怒って、メカの腕を使ってパンチです。まあこんなライバルは殴ってもいいと思う。舞人くんの怒りの言葉に落ち着いたジョーは、「(ビームを)撃ちたければ撃て!」という舞人くんの捨てぜりふめいた言葉を聞きながら、舞人くんの乗ったメカを撃つことが出来ません。そして「俺は何故撃てなかった?」と悩みます。いや、そこで撃ったらお終いって気もしますが(笑)

で、舞人くんの乗ったグレートマイトガインは小惑星を前にするけど、さっき戦っちゃったおかげで小惑星を破壊するにはエネルギーが足りない。ここでエースのジョーさんが現れて、自分のメカのエネルギーを貸してくれます。おお、お約束だけどやはりこの展開…

なのはいいんですけど。
舞人くんが共に戦うメカのガインは、超AIとゆうのが搭載されております。でもまあ、ガインは普通の人だと思います。死ぬ間際に友達の少年に向かって「そばにいてやれなくてすまない」とか言いそうにないし、自分の主人の実弟を燃えさかる宇宙戦艦に放置しそうにもないですし、いまわの際に共に戦った少年の笑顔だけが走馬燈のように浮かんだりもしないと思われます。
もしかしてマイトガインという作品はそのへんが物足りないのかもしれませんが、でも実は、それでいいのかも?だって舞人くんにはこんなストーカーちっくなライバルがいるんですよ。エースのジョーさんはさっきまで「石ころなど知ったことか」とかのたまってたくせに、状況判断するや「お前の命をそんな石ころにくれてやれるか」(※舞人くんが小惑星の爆発に巻き込まれて死ぬなど納得がいかない、という意味)と言い出す始末です。うーん愛憎劇(愛はどこにあるのかと言われると勢いで言ってるだけなんですけど)

こんな人がライバルとしているのに、ガインまですごい人だったら、それはそれで複雑な愛憎劇が展開しそうな予感。これ以上近づいたら小惑星の爆発に巻き込まれる!とゆー状況で、「舞人、きみの命は私が命に替えても必ず守ってみせる」とかゆーメカだったらどうなのかなー。そんな発言は勇者シリーズのメカなら言い出しかねないわけですが。
それはまるで三角関係みたいじゃないですか!そんな愛憎劇はいけませんよ!

…と思ったグレートマイトガイン合体の回でした。ほどよく(は?)腐れた意見ですなあ…

あ、こんなん書いてても意味不明だと思われますが、勇者シリーズにおける主人公の少年+主人公と共に戦う人格を持ったメカの関係性、というのは、シャーマンキングの葉くんと阿弥陀丸みたいな感じだと思っていただけると近いと思います。
あんな仲いいんですか?→そうです。

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モンキーターン、その後

飽きもせずに「モンキーターン」の話で(笑)
波多野踏もうキャンペーン増量中につき、とか始めようかと思いましたが、今週の洞口は一体(笑)もう二人揃って負けておしまいなさい貴方たち…「青島さんは元気かい?」って笑っていいの?いや、笑ってイイっていうか、おかしいんですけど。申し訳ない。

というかすごい急展開だなあ。あと○回で終わってね~とでも言われてるんかい!ってな(ジャンプの読み過ぎですよ)しかし本当にこのまま澄ちゃんと元鞘だったらどうしましょ。いえ、澄ちゃんじゃヤだ!青島さんがいい!ってんじゃなくて。それはまあ私は、実はどちらでもいいのではないか、と思っているのです。
でもね~取って付けたような「洞口のこの件も澄が教えてくれた!」ってのも、先週のペールギュントにひっかけ澄って可哀想だなあ発言もなんだかなー、だし、一方で青島さん放置。何ソレ。あんなにメールとか来てたじゃん。福岡で別れる際、何を最後に話したかわかんないけどね。でも、この展開でレース終わって澄ちゃんと再会→やっぱりお前だ!→嬉しい、憲ちゃん!も相当どうかと思うんですけど(ってゆーか仮定の話でなんだけど、本当にそれでいいのかよ澄ちゃんよ、と思ってしまう)一方あれ以来青島さん放置のまま、ずーーーーっとここまで来て、それで「ごめん青島、やっぱり俺は澄が」とか言うの?もうそれはなんかあんまりだなあ…そんな展開だったらもう河合先生の漫画読めません(泣)キャラないがしろにしすぎ。
というわけで波多野くんには炎尾燃先生のお言葉を捧げたく。(いや、もしかして河合先生に捧げてしまうのかこれだと?!いえそんなつもりは!)


「かいたものが何百万部とすられて世に出されるマンガ家がだ、男が女を安易にうらぎって幸せになるなんてストーリーをハッピーにかいて…そんな…そんな情けないフィクションを堂々とかくなーっ」「きさまの世界では女をボロボロにしてすてる男が幸せになるのかっ」

これ、読んだ時は「おお、『たとえばこんなラブ・ソング』?」とかちょっと思いましたが。(あれはリアル路線だからなんとも言えないけどでも真里子可哀想だったなあ。結局初恋に勝てないってんじゃあんまりにも…)
でも普遍性ありますなあ。何年経っても使えますよ!

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宝塚・日生劇場公演「花供養」

うわ、なんか最近だんだんパソが不安定に。今度こそCD-R購入の上HDD初期化しようかなと思います。まあそのうち。とりあえずCD-R買ってから。っていつなんだよ、それ。

ヅカ関係で面白い日記を見つけて読みふけってしまいました。というわけでヅカ関係(安易)
土曜日に「花供養」というのを見てきました。日本物で、ストレートプレイ(つまりヅカなのに歌も踊りもないのです)お話は、二代将軍秀忠の娘和子が後水尾天皇に輿入れし、そのおかげで後水尾天皇寵愛のお与津が後宮を追い出される羽目になり、という時代設定で、主役は後水尾天皇、ヒロインがお与津。準主役は天皇の弟。
この弟さんは近衛家に養子に入った方で、和子入内により宮中にいられなくなっちゃったお与津を近衛家にかくまう。そーすれば、こっそり兄である天皇がお与津を訪ねて来られるわけです。しかし弟さんも実はお与津を愛しておりました…という設定で話が進みます。
しかしまあこの天皇さま…我儘つーかなんというか。徳川家の姫である和子が入内して、それよりずーっと前から寵愛していたお与津と会えなくなるのは可哀想、それはそうなんですけどね。でもなんか、徳川の世になって、「天皇とはなんなのだ、徳川家は専横を極めて、自分はなんのために天皇なのだ、飾り物ではないか」と言われてもなあ、と思ってしまいました。だって、それって貴方だけじゃないじゃないですか。他の方もみんな、今まで権力を持っていたわけじゃないでしょうに…お与津と引き離されて怒るのは判るんですけど、私は権力を持ちたいのだ!なのに徳川がいいようにしている!不満不満!俺に権力を取らせろ!みたいな態度に見えてしまいまして。それってなんか、我儘っ子にしか見えないんですけど。
そして、弟に向かっても、すんごい心を砕いてもらったのに「お前まで徳川の手先か、裏切り者か」とか言い出す始末だし。ちょっとこの主人公は好きになれませんでした…

でも(元)りじちょの主人公って結構不甲斐なくて愚痴っぽいかも、とも思いまして。弟くんの方がいい役だと思ったのですが(耐える役だしね)そういえばチャムガ様もチャムガ様の方が遙かにいい男だったような気がしなくもありません。
(元)りじちょは、どっちに自己投影しているのか、ちょっと考えてしまいました。

お話の流れはともかく、人数少ないから遊びの場面とか、多人数を使って華やかに見せる場面とか、複数人で状況を説明してくれるとかなくてですね、ひたすら説明は説明台詞、お話は息抜きの場面がないもんで、見ていて疲れました(笑)つまんなかったというのではないのですが、疲れるから1回でいいや、というか…
元の登場人物配置はいいと思うのにそのへんが残念。

セットは非常にきれいでした。舞台としては非常に美しいと思います。
よかったかな?と思うけど、でも見てて疲れるなあ、そんな感じです。不満とかでは決してないけど、リピートはいいかなあ…と。

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今週のジャンプ

ワークワーク4回目~かわいい!チーチー言ってる機械がかわいい!なんか今週いきなりフジリューっぽい展開になってきたような気がします。リサイクルマークがいろいろあって面白いなあ。

銀魂は、桂さんがはげしく美人なのがびっくり。ナンバーワン美人と言っても差し支えないのでは(笑)今回台詞が結構好きでした。「こんなところでノリノリで踊ってる奴に国も救われたくねーだろうよ」とか好きっす。ところでエリザベスの中身はもう判明しているはずなのに、何故桂さんはまだ一緒にいるのですか?そしてエリザベスが必死で桂さんを止めようとしているあたり、非常に笑えるんですけど。というか、あんなん(=エリザベス)連れてたら目立ちまくりなんじゃないでしょうか。桂さんツッコミどころ多すぎ!

…ところでヴィンセントが主役のゲームが出るって…(ジャンプ情報)はるか昔友人が、エンディングにも出ないヴィンセントを嘆いて「ヴィンセントのスペシャルバージョンを作ったんですよ僕ら」(BYスクウェアスタッフ)みたいな話をネタでしていたことがあるんですが、まさかこんな日が来ようとは。

ミスフルも新選組なんですねー。しかし、大河も折り返し、同じ雑誌で銀魂が載ってると、どーも三番せんじくらいに思えてしまうこの不思議さ(本当は新選組って定番過ぎるほど定番なのですけどね)というか新選組ネタなら水島新司も出したしなあ、昔。なのですけど、なんだろう合宿さえなくて、フツーにそのまま村中兄弟が出てくれば「あ、こっちも新選組なのね、今年大河だしなー」とか私的には思ったんですけど、なんとなく妙なインターバルを貰ってしまった気分です。つーか合宿は心からいらなかったと思うんですけど(爆)だって面白くなかったんですもの!
…正直とっととセブンブリッジ戦が見たいな…あの、鈴木信也先生のキャラ出しって、もうマンネリ化してると思うんですよ(今回暴言が多いなあ)どうも、出し方に既視感を激しく覚えるんですね。とは言っても村中兄弟なんかイイと思うんですけど、今回登場した他のメンバーのような場合なんですけど。結局個性をつけているようで、似たような顔の人が何度も出てくることになってしまうと思うんですよ。だから今後、もしセブンブリッジ戦まで行ったとしても、何度も同じパターンでやってると肝心の本命に近いところで飽きちゃうような気がしまして。私が思ってるだけなんですけど、まあ。

毎回似たような個性キャラを大量投入→初期有利→いきなり形勢逆転されてピンチ!→その後試合経過省略→さあ残り少ない!ピンチ!→猿野が活躍して大勝利!

ミスフルって、もう毎回これじゃないですか。
そんなに脇まで実はキャラ立ちさせる必要はないと思うし、毎回のように途中省略されるし、毎回猿野だし。猿野は好きだけど、たまには猿野以外が見たいなあ。武軍のラストでシシカバ先輩に点を取って欲しかったりもしましたよ…実は。

合宿がすっごくつまらなかったので、ミスフルに不満たらたら…す、すいませんそろそろ止めます。

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YAWARA!

スカパーで見られるキッズステーションでYAWARA!が放映されております。なんとなく見ております…柔ちゃんがユーゴの世界選手権で松田さんがいなくて不安で不安で、決勝戦で松田さんの姿を見た瞬間一本背負いで勝っちゃうところあたり。今日、まさに勝った回でした。勝って松田さんと柔ちゃんが二人になって、柔ちゃんが泣いちゃうとゆー。
YAWARA!はリアルタイムでスピリッツで読んでいました。と言っても途中からですけど。ソウルオリンピックの前、「オリンピックが終わったら独占インタビューさせてくれ!」ってところあたりかなあ。懐かしい。…懐かしすぎる…

今になって松田さんと柔ちゃんのじれったい関係を思い返すと「あああじれったい!君ら小学生じゃないんだから!」とか思ってしまいますが(いや、主に松田さんに(笑))でも今日見たよーな柔ちゃんを見ると、可愛いなあ。ホントに柔ちゃんは可愛い普通の女の子だなあ、と思いました。考えてみたらハタチそこそこですもんねえ、そりゃ不安にもなるよなあ、って感じで。

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ヨキ先生かっこいい…(今週のジャンプ)

なんか微妙なワークワーク。うちきられないとはとても自信を持って言えないこの微妙さが…(爆)今週うっかり朝から50円切手を買ってアンケを出してしまいましたよ(苦笑)うわ、初のジャンプアンケートはがき提出。実は。
今週の展開はちょこちょこ好きなところがあるのですが、シオがすんごくいい子なだけに、敵側に判りやすく人間味のある魅力的なキャラが欲しい感じがいたします。長い序章ってジャンプではありえないと思いますのが(そんなことをして切られるくらいならとっとと話を進めろと)
来週から本格始動って感じなのかなあ。銀魂の時は初回が微妙でその後そこそこ面白いかな~でもどうなのよと思って春雨編が始まったあたりの掲載順でマジで終わりかよ!と相当ビビっていたらあっという間に上に行ってしまってびっくりしたものですが。
ワークワークは今んとこ「で、これがジャンプで載っててどうなるの?」感があるのですが、まあ切られたら切られたで他誌で読みますよ…(今から何を言っているのか)

以上、ジャンプって昔からこんな雑誌なわけですが、もはや贔屓の漫画が切られるか否かも刺激のうちですがな(笑)でもジャンプ漫画って好きだなあ。

で。
ミスフルはええと…牛尾ファンのお友達が旅行中でジャンプを読めないのが可哀想です。しかし羊谷そこまでイイ役を取ってこようとするあたりなんなんですか貴方はもう。っていうかこの人私が思い込みで言ってるんじゃなくてマジ牛尾さんお気に入りなんじゃ…?ばかやろう牛尾に触るな、だしなあ。蛇さんクラッシュの時は蛇神の怪我なんかゲッツー以下だと思ってたクセに(そこまで言うかい)
あ、でも落ちればもろとものつもりだったんですね牛尾キャプテン。この人予想を裏切らない人だなといつも思います。

テニプリはもう、ビーチバレーでなんでトリプルカウンターが使えるんだよ!なんて突っ込んじゃいけないんですよね。しかしテニプリのインターミッション的ギャグ編の面白さは正直ミスフルのそれより上ではないかとこーゆー話を見ると思ってしまいます(笑)


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「人間の証明」最終回

「人間の証明」最終回を見ました~
なんか最後は駆け足っぽかったような気がしますが1時間枠で入るのはあんなものだったかも、という気がします。翔平はあんだけ?路子は先週ので後はつかまってお終い?さやかは?佐伯は?とかいろいろ…
リアルタイムで見たのは恭子自白以降で(苦笑)終了後恭子自白に至るまでの経緯を見るとゆー半端な見方をしてしまいました。んで、このCMまでに恭子は自白するんだね!と、構えており、しかも原作のラストを知っていたので、あれでよかったのか悪かったのか正直私には判断できません。いいと私は思うんですが、こっちの方がよかったかな?という思いもあり、うーんホントに判断できないですよ。でも面白かったですよ。
恭子自白以降はとにかくジョニーに泣かされました。ジョニーって池内なんだよね~と聞いてえええマジすか?と実は最初思いましたが、最終回は泣ける展開でした。「人間の証明」で悲しい場面でかかりがちなBGM、私あれを聞きたくてサントラを買ってしまったのですが(笑)音楽と合わせて悲しいです。
恭子はずーっとある種の感情を封印して生きてきたのだと思いますが、ジョニーが母親を助けるために自分から刺されて、しかも母親を逃がすために15分も歩いたっていう(のはあとでわかったでしょうから)あの場面で、なにかが壊れて溶けてしまったのではないかな?でもジョニーがああやったからこそ、恭子は今までの道を貫こうとしたのかもしれない。あの場面はとにかく切なかったです。

ところで小山田&新見コンビ。考えてみたら小山田さんの車椅子があるでしょうから翔平はあの二人だって察しがついたんでしょうな。
最終回でかなり好きな場面は、新見が翔平に語る場面かも。小山田さんは私たちふたりを憎んでいるはずなのにあの人は今助けてくれようとしている、というところ。人間ってのは不思議なものだな、と呟く新見さんがテーマを体現していたのか。
そして幻で現れる文枝さん(横山めぐみ)。
ハア?幽霊っすか?とか言いがちな私ですが、「人間の証明」の演出はなんかツボに来るらしく、素直に「小山田さんよかったねー!幻でも奥さんに会えたよ!」とか素直に感動しました。
うーん、でも路子最終回放置はなんか悲しかったです。死ぬんでも警察行くんでもどっちでもいいよ、と翔平を促した路子は決して普通にはいい人ではないんですけどある意味芯が強くて好きだったんで。

小山田と新見はやはりあの後会わなかった、ってことですが、新見さんは離婚なのね。あの展開じゃそうかなあと思ったけど、そうなんだ…

ところで最後テロップで「その後」が紹介されたのはポスター映りメンバーってことですか?個人的には緒形拳の係長さんが「実は独身」ってゆーのがびっくりなオチでした。
最終回はもっといろいろ見たかったなあと思うのでちょっと物足りない部分もありますが、個人的には楽しかったし、これまで楽しませてもらえたドラマでした。5話くらいから本格的にハマったなあ。
でも最初から10回だったんですよね?泉谷しげるとミュージシャンのところとか、最初見て面白いし好きだと思ったけど、最終回がこうなら最初なにか削ってくださってもよかったかも。ネットを廻っているとどうも初回・2回目くらいがトロかったそうですね。

なんにしても久々に民放のドラマを見てしまいました(爆)次のクールはどうかなあ。

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モンキーターン(今週のサンデー)

ええとずっと「モンキーターン」を読んできたわけですが…
なんなの波多野。波多野踏みつぶしたい同盟とかあったら加入したい気分なんですけど今週号。つーか洞口さん改心したそうですけどこんなサイテーな波多野なんざダンプで潰しちゃってOK。でも今の洞口はフェアだからそんな手は使わずに正々堂々と戦って勝つつもりなんでしょうな。頑張れ洞口!波多野なんぞに負けるな!!でも来週休載。

えーとどんな展開かというと、競艇選手の波多野は幼なじみの彼女・澄がありながら、同期の女の子青島優子の告白に「俺も好きだ!」と応えてしまう。澄と青島の間で揺れる波多野は、澄への後ろめたさに彼女を避け続ける。そんな中青島と波多野が逢い引き。青島は澄の存在を知っており、波多野が澄と付き合ったままで自分と時々会ってくれれば構わない、と言う。波多野は翌日澄に「青島のことが好きになった」と正直に吐いてしまう。澄は波多野に振られたショックで家に引きこもる。
ずっと付き合っていた隣家の幼なじみに娘が振られたと知った澄の母親は、波多野に向かって「あんたがいると澄が家から出てこられない、なんでうちの娘が被害者なのにこそこそしてなきゃいけないんだ、あんたこそこの界隈から出ていけ」ときつい言葉。
応えて言った波多野の台詞(要約)。

俺は今でも澄が好きです。でも二人同時に好きになりました。それを澄に言ったら彼女を傷つけてしまった。もう少し待ってください、ダービーが終わったら決着をつけます。

だそうです。
いや、これで波多野が「はっきり澄を振ります」というなら、そんなのは最初に澄に「青島が好きだ」と言っちゃった時点で伝えてしまえばよろしい。でも波多野はその時もまだ「俺の話を聞いてくれ」と言っていた。
で、波多野はもうちょっと待ってくれ、決着を付けるから、と言うわけです。つーことはまだ振るつもりはないと見た。
つまり、どっちも好きだけど、今どっちにするか決めかねてるから待ってくださいね、ダービーまで。
と、そういうことを、幼なじみに「他に好きな女が出来た」と言われてすっかり振られたつもりの(だってそうでしょ)娘の母親に向かって言うわけですね!

さいてー。この人さいてー。こんなヤツが「やっぱりお前を選ぶよ」とか言っても、そんなバカは振っちゃってくれ澄さん!母親も黙ってこんなバカの言い分聞いてないではり倒していいから!
「ふざけんな!うちの娘はフラれたつもりだよ!今更やっぱり戻ってきましたなんてどのツラ下げていうつもりだ!」と言っていいから!

…でもなんか…こんなバカ波多野が「やっぱりお前が好きだ、澄!」と言って、澄ちゃんが泣いて喜ぶような展開はあまりにも澄ちゃんをバカにしているし、そんなアホな話もないよ…つーかそんなくだらない展開にするんだったら最初からこんな三角だか洞口入れて四角関係未満な話やらないでほしい。
こんなバカ、青島さんにも失礼ですよ。澄ちゃんにも失礼。これで主人公特権でダービーに勝ったらどうしてくれようかなあ…ないと言い切れないあたりが嫌だなあ。

というわけで、「今どっちにするか決めかねてるのでもうちょっと待ってくれ」という意味でなかったことを願ってしまいますよ。そんな最低主人公だったらこの世から消えてしまえ、とさえ思いマス。
だってさ、そういう意味だったら、波多野って、澄ちゃんのことをものすごく傷つけておいて、そんな憲ちゃんもう嫌い、会いたくもないって言われる可能性考えてないみたいじゃん…そんなの頭おかしいよ…ち、違うよね?違うって言ってください波多野憲二さん!!

つーか、今週の波多野の、ペールギュントに重ねて「ずっと俺を待ってた澄って可哀想だな」、みたいな発言も嫌。何様…?この人とにかく今週号で最悪ですがな。

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41号

銀魂3巻買いました。この巻が一番好きな話入ってるのでよかったです。うわ!この漫画好きだ!と思ったのはマダオ再登場の回だったり。
というか「コンビニ任されてるなんて貴方はもうマダオじゃないよ!」と思いましたが、来週コンビニが潰れてマダオに逆戻りしそうな予感。お妙さんがいるのに局長がいないーと最近の展開を見ていると新鮮な回でした。

で、グレイマンなんですが、ティムキャンピーってなんだかそれだけ判らないのですが…で、神田くんですが、不意打ちくらってざっくりいかれた人にお前さんは甘いと言われても…(笑)あんたが今回やったことって、大口叩いた割には騙されてざっくりいかれただけじゃん…(相変わらず容赦ない。一応その後反撃してたけど)や、失礼しました。初戦闘の成果、というのは非常に大事だと思うのですよ。でも絵がキレイだなあ。

ミスフルは、もうなんか、そうですか全部ハッタリですか。思っていた予定調和とはちょっと違ったけど全部ナシですか。印象の弱い野木くんを1話使って落としたのも、かと思うとレギュラー組の脱落を1話でまとめてくださった構成も全部この日のためのハッタリですか…そうですか…さようならこの漫画、とか一瞬殺意が芽生えましたが(どこまで本気よ?!)主将の笑顔を見るとああよかったね~と許してしまいそうなので、見ないように軽くページをとばしました(意味不明)もうちょっとこの迷走極まる展開に怒っていたい気分ってゆーか(笑)

…とか沸騰してないで。
いちごの西野さんは相当思い詰めてそうでコワイですな。黙ってサボっても戻る気なら、高校生の女の子だしそれくらいのおイタは許してくれそうな気がしますが(希望的観測)日暮さんが、そんなんでパティシエになれるか!とかいう方向で厳しく言ってくれても実はいいのかも。留学の斡旋とかそういうことと、日暮さんと将来どうこうっていうのは別にしておいた方がいいと思うんですけどねー。鶴屋のばーさんは突っ走ってますけど。

ワークワーク。二人ともかわいいですな。神様の名前はいつ登場するのでしょうか…トキコさんも三話めにして名前初登場でしたが、今回喧嘩を売りに来た人がいるのでもっと遅くなるのかも>名前判明
今回の防人さんなにかジャンキーのように危なっかしいなあ(偏見)
わーでもスゴい絵。

で、本名が防人だったキャプテンブラボー。出てくる人に「戦士・○○」って言い続けると結構な違和感を感じました。パピヨンと桜花さんが協力体制でイイ感じ。最近のトキコさんの献身っぷりは泣かせます…

ところで、改心後(?)つーか目つき悪くないライトはちょっと伊角さん系に見えます…

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マイトガイン再放送感想

録画しておいた勇者特急マイトガインを3週分まとめて見ました。ちなみにスカパーAT-Xを登録して(土)ダ・ガーン(日)ファイバード(火)ちばTVのマイトガインというラインナップとなっております。すごいよ勇者漬けになれるよ!

で、勇者特急マイトガインとゆーアニメですが、旋風寺コンツェルンの若き社長さん(だったと思う)舞人くんが、金にあかせて正義のロボ軍団「勇者特急隊」を作り、自らがマイトガインを操縦して謎の悪の組織と戦うとゆー内容のようです。舞人くんは檜山さん。普通に正義の熱血少年なので非常にカッコかわいいです。でのあの過剰なまでの派手な名乗り文句は、敵に言われているとおり自己顕示欲強いのかもしんない、ナチュラルに(笑)ちなみに正義のメカ製造工場は青戸だそうです。なんでそんなローカルな地名、と思ったら、これはタカラのロボットアニメで、タカラが青戸にあるからなんですね。一瞬で納得。

ちばテレビが入って火曜5時にチャンネルが合わせられる方、よかったら再放送見てくださいねー(とPRしてどうする…)と、こーゆー話なら勇者部屋に足そうかとも思いましたが、増えたら移します(いかにブログが楽かということ)
で、今日まとめて見た話にエースのジョーというライバルが登場しまして。声は緑川光さんなんですが。見ると舞人くんを敵視しているようです。そうなのか。と思いながらDVDを眺めておりました。そしてお約束の戦闘シーン。

あの、この人ハンドルとギアとブレーキでメカ操縦してるんですけど!ハンドル切ってメカ動かしてるよ!ギアチェンジで変形してるよ!ブレーキ踏んで減速してるよ!

というわけで、なんか軽い衝撃を受けてしまいました。メカの操縦ってどういう仕組みになってるかは判らないけどなんかレバーみたいなの引いたりして動かしてるのをよく見るもので。まさに車のハンドルでメカを操縦する人、というのは私は初めて見たもので、結構釘付けになりました。と思ったら爆発炎上→脱出する時車乗って逃げてるんですけど。
レバー引こうがなんだろうがどう操縦してるのかは結局判らないようなモノのよーな気がしますので、嘘でもハッタリでも全然構わないと思うんですが、ギアチェンジで変形するのは結構受けたなあ。それもハンドルさえ握ってなければなんとも思わなかったんでしょうが、ハンドル・ブレーキときてギアチェンジしたらもうそれはクルマにしか見えませんから。

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野沢尚作品雑感(でも長い…)

書いてなかった分(書きかけ含む)をいっぱい上げている今日です。
野沢尚読書週間となっております。6月に亡くなられた方です。追悼ということで本屋さんに『深紅』がおいてあってそこから読んだのですが、これが一番好きかも。
というわけでこの稿はネタバレを含みますのでご注意下さい。って勝手に言っても…すいません。しかもすんげー容赦ないですな書いてみたら…うわあ。

主人公奏子ちゃんの彼氏の渡辺くんが出来すぎだと意地悪にも思いましたが(爆)氏の書くヒロインは結構突っ走り系が多いのでしょうか?見守る男性が気弱っていうのは(いや渡辺くんはそんな気弱でもない)『破線のマリス』も同じかも、と勝手に思いました。
『深紅』は非常に構成が上手いなあと思います。いかにもテレビドラマな感じはしますが(文章がシナリオっぽいというか、いかにも映像映えするというか)、ヒロインのトラウマ、「四時間」と作中で称されるそれ、がクライマックスで非常にうまく生かされていると思います。でも、出口があるようで壊れそうな、なんとも微妙なエンディングですね。女性が状況の差異はあれ視野狭窄とも表現していいほどの突っ走り系なのに対して(奏子にそういう言い方をするのは酷だとは思いますが勿論)、気の弱い善人の男性が、そんな女性を否定もせずに寄り添っているという型があるように思いました。そして作家の主観は女性の側にあるのだろうなあ、と何作か読んで勝手に思った次第です。

で、視野狭窄を極めるのは『破線のマリス』のヒロイン。
この人の怖いところは、報道のありかたとして教わったものが、現実に彼女がやってることを見るとぜんぜん身についてないところですね。

報道に必要なもの、5W1HのほかのふたつのF。FOR WHOMとFOR WHAT、誰のためになんのために。それを彼女は勇気と想像力に置き換える。誰のためになんのために、という理念は夫から教わり、勇気と想像力という言葉は息子から教わる。

と、何回言えば気が済むんだってくらい繰り返すんですが、じゃあなんのためなの?誰のためなの?っていう意義は、彼女は何も語らないんですよ。そして「勇気と想像力を持って」と言いながら、彼女には己の過失を認め引き返す勇気も、相手の立場を思いやる想像力も備わっていない。まるで欠落したようにそういうものを持っていない。でもお題目のように、からっぽの「勇気と想像力」という言葉を唱える。人から教わった、なにも身に付いていない言葉を、単語だけ並べる。なにもない、空っぽなヒロインです。
彼女は事実になんか興味がないと言い切り、自分の妄想を固めるために現実をねじ曲げようとして、客観的な事実を嫌い、自分の思い込みが、客観的事実に即してみたらただの間違いだと判った最後に至っても、それは私にとっては真実だったと言い切る。

じゃあなんで客観的事実に興味がないのかっていうと、そこには自分が入る余地がないからだと思います。彼女は最後まで、自分を見てくれ、と言っていたのだと思います。だって、自分が殺人を犯して、最後に自己検証ビデオを作って、「それでも皆さん、私を疑ってください」って言うんだもん。ものすごい自己主張。スタッフの撮ってきた映像を切り貼りするのが仕事だった彼女が、最後に自分自身を切り取る。彼女の最後の自己検証ビデオは、表面の思いはともかく結局は彼女自身を皆に見て欲しくて作ったものなのだと、私は思いました。

彼女の「FOR WHAT」と「FOR WHOM」はなんだったのか…自分のため、だったのだと思います。そんな彼女は、根拠のない自分の思い込みが正しいのだと確かめるために一歩も二歩も、いや十歩くらい踏み外す勇気はあったけど、自分の過失に気づいて途中で引き返す勇気は欠片も持っていなかった。自分が間違っていない可能性を捏造する想像力はいくらでもあったけど、他人の立場を思いやって、はたまた己を振り返る想像力はなかった。だって全部自分のためだけにやってるから。
そんな彼女が踏み外し自滅したのはある意味必然ではないかと容赦のないことを思いますが、『破線のマリス』の続編たる『砦なき者』では、彼女の後輩だった赤松は踏み外さない。おおざっぱに言ってどこに差があったのか。赤松も仕事的にはヤバい橋は渡ったけど、彼は自分のためにやっていたわけではなかったから、だと思います。そんなおおざっぱに括ってもなんですが。

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高野和明「十三階段」

高野和明「十三階段」(講談社文庫)を読みました。なるほど、なかなか息もつかせぬ展開で、こうなった?と思うと違う方向に話が進んで、そこからまた展開して…とページをめくる手が早い早い。そしてかなり一気に最後まで読んでしまいました。うん、面白かった…と思いながらオチを見る。

…いや…こういうオチなのか…とちょっと首をひねりつつ、つーかページ足りないよさすが乱歩賞とも思いつつ(注:枚数制限があるので、なかには枚数が足りなかったためオチをつけずにミステリを投稿してしまった強者な作家さんもいらっしゃいます・笑)内容を反芻しました。

すいません、ツッコミどころ満載なんですけど!!(笑)アレもコレも無理じゃないのか?!つーかその作戦は本当に成功するのか?!いろんな意味で謎なんですけど!
そして、最初に「階段を上った記憶を取り戻した」つーのがイマイチよく判りませんでした。もっと超重要な伏線だと思ったのに。

そういえば反町=殺人を犯した青年・三上純一で映画になりましたね。映画になったのはテレビの宣伝で知っていて、それでこの小説を知っていたんですが、宮部みゆきの解説によると映画はイマイチだった模様。いや、原作もツッコミどころ多いと思うんですが。

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人間の証明#9

人間の証明。来週でとうとう最終回です。なにげに会社の人に勧められて見たドラマですが、面白かったので終わっちゃうのは寂しい…けどラストは見たい(笑)
新見さんの後ろに翔平が迫っていましたが、フジテレビの公式サイトを見たら、追いかけっこで崖下に落ちる、とかなんとか。両方死なないとは思うけど…恭子を落とすのに使われる話かもしれませんがどうでしょうね。どんな展開なのかなあ。今週1回思わせぶりに麦藁帽子の詩を朗読しましたが、どーなるのかなあ。
ところで翔平としては、成田前で検問→別荘に戻る(結構長距離だよね)→ガラス割られてるし不法侵入?で謎の犯人のゴルフクラブを振り上げたってことなんでしょうかね?真っ暗だし、新見&小山田コンビなのか判ってるのかなあ。新見がよければ判るでしょうけど、翔平が新見&小山田コンビを襲ってる!ってのは読者に判る絵ですから、翔平は既に気づいているのか、それともゴルフクラブを振り回してみたら相手があのコンビだったのか、どっちなのかな。

しかし不法侵入ですかい、新見さん…いくらなんでも、今まで全部黙ってたとしてもヤバイんじゃ…だって取締役部長だよね?来週新見&小山田コンビがどうなるのかも興味深いですが、新見さんが死んじゃってバットエンドなんてことはないよね?ない、と…思うんですけど…(なんかこのコンビ気に入っているだけに過剰に不安)

全部録画しておけばよかったなあ。残してる分もあるけど、録画したけどなんとなく消しちゃったやつもあるし。まービデオ&DVDレンタルされたら、とりあえず最初見てない2話を見ます。

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