人間の証明#8
と、いうわけで「人間の証明」です。間に合うか判らなかったから録画しつつ本放送を見ましたが、録画しておいてよかった!な秀逸な回でした。
小山田文枝の夫と愛人コンビが…なんかもう、今まであんなにコメディだったのに、ここ2回すごく悲しくも切ないっす。半ば白骨化した遺体、を見て新見さんは吐きそうになっちゃったんだけど、小山田さんは眺めて抱きしめる、その差が対照的でした。そして、遺体の出てきた山中に行って「車椅子では行けませんね」と言われると、新見さんがおんぶしていく。なんかすっげー仲イイっすね既に。公式サイトで新見役の風間杜夫がこの人たち一緒に住むんじゃ、とか新見と小山田をさして言っていましたが、事件が終わったあともちょくちょく通ってきそうだ…
横渡刑事が二人を見て複雑そうですね、って言ってたのがちょっと可笑しいですな。
でも本当に悲しい回でした。ずーっと藁にもすがる思いで探してきたのに。でも見てる方は文枝さん死んじゃったって知ってるわけなんですけど、あの二人は知らないから必死で探していて、仲良くマジックハンドで喧嘩している様がおかしかったわけですが、今回よかったなあ。おちゃらけだったシーンも改めて際立って見えてくるような。
そして文枝さんの携帯(遺留品)の写真はようやくここで生かされるのかな。つーかそんなに持つものなの…?かよくわかりませんが。いや、あれが見つかっちゃったらもう逃げ場ないですし、既に疑われてますけどね。
で、何本も筋があるうちの主人公パート、棟居さん。棟居が「もしかしてこいつが親父の仇?」という相手を庇った場面。ホントにケンが忘れてそうなところがすごいなあ。
ほぼ反射的に庇ってしまったようですが、反射的に庇うからこそ「人間の証明」なのかも、と先取りして思いました。
ドラマは原作に足したりふくらませつつ、ですがさくっと削られている場面もありまして、1小山田・新見コンビが頼んだ探偵役のどこぞの会社の社員 2恭子さん家にお手伝いにおしかける女の子 3文枝遺体発見者のなんだか突然なエピソード …とか?
新見さんはアメリカ行かなさそうな気もしますが、いや、もう行かなくてもいいか。
小説として偶然すぎる場面をいい感じに削っているところはいい感じに仕上がっていると思います。つーか揶揄したような物言いをすると削られた場面はスタッフの原作へのダメ出しですか?(爆)あー、こりゃあんまり偶然すぎるわ&強引すぎるわ、みたいな。
なんにせよあと2回!
ところで今日のエンディング、あのままテーマ曲を流して欲しいと思った…んですが…(あの曲好きだし)何故そこでいきなり転調してしまうのですか…
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