「神のみぞ知るセカイ」1巻

えーと結構話題になっている「神のみぞ知るセカイ」を買ってみました。

ギャルゲーの「落とし神」こと桂木桂馬。現実(リアル)なんてクソゲーだと言い切る彼は、女子は女子でも2D女子のみをこよなく愛する。落としたギャルゲヒロインは一万人、リアル女子を「精度が低い」と切って捨てる桂馬は、リアル女子からは「オタメガネ」と渾名を付けられ、お互いに必要としていない模様。でも桂馬って顔はかわいいんですよ!(ここポイント)

そんな彼の前に現れたのがドジっ子悪魔少女のエルシィ。彼女の任務は、地獄を脱走し、女性の心の隙間に隠れ潜むという「駆け魂(かけたま)」の回収。心の隙間を埋めれば駆け魂ははじき飛ばされる。心の隙間を埋めるのは恋がイチバン!桂馬はエルシィと悪魔の契約を結んでしまい、駆け魂狩りを続けなければ首を落とされることに。

かくて2D専門の桂馬は3D(リアル)女子を攻略する羽目に陥る。”落とし神”桂馬は己が攻略したギャルゲーのルートと方法論に則ってリアル女子を次々と撃破していく!

…というストーリーです。
いやいや、これ非常にオモシロいですね。評判がいいのはコミックス1巻収録の美生編のようですが、連載1話の完成度ときたら素晴らしいモノですよ。
設定の説明、主人公の桂馬と悪魔少女エルシィのキャラ立て、桂馬の武器たるギャルゲ方法論と、桂馬をアシストするエルシィのアイテム。エルシィの登場シーンのインパクトに、駆け魂捕獲に至るカタルシス。桂馬とエルシィの二人のキャラが光り、次の物語へと繋がるオチもよくできています。
なんていうか、失礼な言い方をしますとアルバトロスはバトルものを描いてねと雑誌サイドに言われて描いた漫画なんだろうなあ…としみじみ思わされます。こっちはまるで水を得た魚のようなイキの良さ。なんたって前作とは主人公のイキイキ度が違う。

新世界の神!的なキャラはデスノートの夜神月の系譜ではありますが、我らが桂馬君はギャルゲ界の神。もんのすごく狭い世間の神です。器が大きいんだか小さいんだかよく分かりません。
しかし、真面目な顔と抜群のルックスで「現実なんてクソゲーだ」「3D女子は精度が低い」等と堂々と言い放つ桂馬のはっちゃけぶりは主人公としてサイコーに魅力的です。本作において「鎧を外した」のはツンデレ女子じゃなくて桂馬を描く作者様ご自身ではないでしょうかね?

この漫画はこの勢いで行けばすごい!!と、思わされる1巻でした。末はアニメ化、みたいな(何いきなり大きく出てるの…)


ここからははげしく余談。
女子的には、桂馬のカワイサが素晴らしいですね。桂馬がギャルゲから借りてきたくっさい恋の告白やらちゅーシーンやらを真っ赤な顔してやらかす様は最高。
理知的な眼鏡にカワイイ顔立ち、とんがった趣味と圧倒的な理屈にそれを語り尽くす多弁さ、しかしさりげなく優しい性格。桂木桂馬君は素晴らしい!是非女子にもおすすめしたい漫画です。女の子もみんな可愛いしね。

個人的には桂馬が攻略されればいいのにと思わざるを得ません。己に立てられたフラグと戦う桂馬!イエイ!
出来れば男子に攻略されるといいよと思うのですが、それは無理ってもんですよねえ(←死んでこい)てか「神のみぞ知る~」で検索してきた人に怒られそうです。ゴメンナサイ…(なら最初から書くなよ)

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おジャ魔女どれみ、再放送中

おお、珍しく連投。
最近再放送で「おジャ魔女どれみ」をやっているので見ています。
偶然つけたら子供が気に入りました。プリキュアの次はおジャ魔女か…なぜ女子向けなのに、と考えたのですが、女子向けアニメの方が色がカラフルで派手、目がでっかい顔でかわいくわかりやすく変身シーンが華やかなのでひきつけられる?のかな、と考えました。
本編については、これがあのおジャ魔女どれみ!って感じに名前しか知らなかったのですがこれは非常におもしろいですね。OPもすばらしい。ザ・アニソン!って感じです。(さっそく覚えてしまいました←アホですか)主人公のどれみがベタなダメっ子なんですが、なんというか言語化しづらい長所の持ち主です。どれみと一緒に魔女になるのはのんびりしたお嬢様のはづきちゃん、関西弁のノリノリあいこちゃん。この三人のやりとりも息があっています。いい子供向けアニメですね、こういうのは大好き。地方局のアニメの再放送はいいな。

どれみ達三人もいいんだけど面白いなと思ったのがどれみの妹のぽっぷ。ぽっぷがおつかいをする話があったのですが、色々考えましたよ。オイオイ幼稚園児に電車ひとりで乗せておつかいって当時はアリだったのか?!とか(笑)いや、アニメですけどね、突っ込むのも無粋ですけどね。で、ぽっぷがうまくがんばって、どれみも手助けしてぽっぷは幼児なのでいい気になったまま自慢しまくり、どれみはお母さんに気持ちをフォローしてもらう、つー話だったのですが、これ、本当に小さな子供ってこうだよなー。自慢したいよねえ。勝手にアイス買っておトイレ行きたくなっちゃうのも、とても子供らしい。

なにより、このぽっぷの性格ってどれみがいるからこうなってるんだよなーと強く感じまして。私もきょうだいの下なので分かるのですが、下のきょうだいは上の影響を受けざるを得ない。無意識にも意識的にも、上を見て下は育つ。そりゃアニメだから極端に表現している部分もあるけど。子供が子供らしく、よく出来たアニメだなーと思いました。

しかし仮面ライダーとか見てくれないんですかねえ男児。
まあ、うちの旦那などは一号二号で育った人間ですので、イマドキの仮面ライダーを見るとこれは違う!って言い出すんですけど(笑)なんでも、仮面ライダーなのに武器を持っているところと、バイクがしょぼいところがいけないそうです。


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絶対可憐チルドレンのアニメ

「絶対可憐チルドレン」中学生になっちゃいましたねー。私的にはとてもよいと思います。と、それもありますが今回はアニメの話。アニメのチルドレンはなかなかよいと思います。みんな見てね!って違う、か。(いや宣伝しようよせっかくだから)

最初に面白いじゃーんと思ったのは例のナオミちゃん回だったのですが、アレちょっと反則ですね。あれは面白いけど、絶チルの本線としての面白さではない。いや、面白いですよ?すごくよかったですよ?
しかしまあ、絶チルというのはやっぱりチルドレンの話なわけです。その本線はどうなの?というと、学校にいくまでのくだりが非常によかった。このあたりを見て、このアニメは面白い!と思ったものです。上に書いたナオミちゃん回も、「チルドレンが学校に行きたい」というエピソードにつなげてるんですよね。
で、チルドレン就学プロジェクトを皆本が作る。みんな学校に行ってみたい。学校に行けず寂しそうに小学生を見る三人、照れながら持ち物に記名する三人、子供らしくてとてもいい場面です。チルドレンの就学に対して「本当に大丈夫なのか」とシビアな現実を知らせる賢木も、チルドレンの未来に希望を抱きそれを表明する皆本もいいなあと思いました。

そんでもって次の回で学校に行く。ここで皆本が例の監視をするわけですが、アニメのほうは原作にあった「皆本がこっそり監視する後ろめたさ」が薄いつくりになっています。どうしてかっていうと、皆本が監視するのは単なる監視ではなく、「普通の人々」が薫たちの登校を妨害したりしないか、という護衛の意味も含んでいるんで。あと、最後まで皆本がこっそり監視してるんじゃなく、薫たちが不審人物を成敗するという話にもなっています。
原作は皆本視点だからああなってると思うんですけど、アニメはチルドレンの目線で作っていますので、これはいいですね。チルドレン目線から行くと、陰でコソコソやられてそのままってのはどうかと思うんで。そんなこんなで、チルドレンが学校に行く一連の話は、非常に丁寧に面白く作られていたと思います。

あと、最近やったチルドレン三部作はどれもいいですね。葵の話は…個人的には葵の連続テレポで酔う皆本が萌えでした。あれは女子的には皆本に萌える話ですよね!(断言)てか、眼鏡っ子で優等生キャラって皆本と葵は被りますね。皆本の優秀さも発揮されてよかった!あ、勿論葵は可愛いです。いや、本当に可愛かった。

次の薫話は、原作ではいささか強引にけりをつけてしまった感があるので、ちゃんと(?)和解に至る入り口に立っていてお話としては原作よりよかったのではないでしょうか。勿論原作あってのものだし、原作のオチがアレなのはページの都合なんでしょうけど、やっぱり再構成するというのは強いモノですな。

最後の紫穂話。手つなぎはココですよ絶対ココに投入するはず!と待ち望んでいたらちゃんと来た。手を握るのを拒否られる紫穂、本当に何気なく手をつないでやる皆本。これこそ紫穂です。はい、私は三人娘の中で紫穂派なんで、これがなければ。
紫穂話は、朝から殺人事件はダメかーとか、結構エグい話だからジャスティス仮面とかでまぎらわせてて効果的だったんじゃとかいろいろと。何故無意味に風呂に?とも思いましたが、一応風呂にも意義があったのがびっくり。
でも一番驚いたのは「○くってあそぼ」の彼だったことです。え、いつもあの声じゃなかったのか…(失礼)

まあそんなわけで最初はビミョーかも?とか思っちゃいましたが、アニメの絶チルは面白いですね。皆本が例の予知を知らないというのが猛烈に新鮮だ…
あ、皆本と言えば、チルドレンが大人に見えちゃう話のラストにブチ切れたやつ、あれはよかった。「大人として扱って欲しければ責任ある行動を取れ」「そんなことやってるからガキなんだ」まっったくそのとおりのガチで正論ってヤツなので、大きく頷いてしまいました。
「君たちは子供だ」という台詞を災害救助の後でガチ説教かますところは初期絶チルの熱さ、暑さ、良さです。だけど一方で、猛烈な説教漫画なんですよね。

しかしアニメの皆本は説教したわけではない。こどものくっだらない悪戯にキレて、(作品の根幹にかかわる部分で)正論を述べているにすぎません。これはいい意味でライトな処理ではないかな。

そういえばチルドレンはいつも皆本に子供扱いするなっていうけど、皆本の方が誠実だよね。子供は子供だ、っていうわけですから。兵部のあれは明らかに、モノの道理を理解していない子供を口先だけで騙している部分があります。まあそのへんが兵部が誘惑者として強い所以なのですけど。子供皆本だって誘惑できちゃうんだもんなー。そりゃ兵部強いわ。

てか、兵部の論理の建て方っていつもそうなんですけど、ネガな方向にだけ持ち込んで話を引き寄せるんですよね。原作の「ファントム・メナス」で薫が家族にも打ち解けられないけど周囲の気持ちを理解した…っていうやつも、兵部に言わせるとエスパーは結局エスパーにしか理解されないときたもんだ。
未来に向かって、よい方向に変わる可能性というのを彼は斟酌しない。そこが兵部が過去にのみ固執する部分であるのかなーと思ってるんですが。でも、人のネガな気持ちにつけ込んで悪い方向に引きずり込む兵部の力というのはホンモノだなーと最近思いました。ってアニメから原作の話に戻って来ましたけど、とりあえずこんなもんで一応終わってみます。ってまた長いよ!


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子どもの本

私は子どもの頃、関西に住んでいる親戚のところへ新幹線に乗って出かけることがよくあったもので、新幹線という乗り物が大好きでした。その東海道新幹線に「のぞみ」が登場した時、「すげー!速いよ!」と子どものように感動したことをよく覚えています。なので私は700系も大好きです。
旦那はあの700系のフォルムがどうもキモチワルイらしく0系とか100系とか先が丸い新幹線のほうが親しみやすいと言っています。

さて、うちの男子は男子故なのか着々とテツへの道を突き進んでおります。お付き合いでお母さんも電車の種類が分かるようになりましたよ!イエーイ。それにしてもテツの道はすごいですなあ。あれは業の、いや剛の道だ。まあそんなこんなで乗り物にちなんだ本を延々と読まされる毎日です。
そんな本のレビューであります。

「しょうぼうじどうしゃ じぷた」
いただきものですがいろんな人に聞いたら「コレ読んだことあるー!」と。そ、そうなのか。旦那も知っていたようです。
内容は…ジープを改造した小型消防車の”じぷた”が、とある街の消防署で活躍しているのですが、じぷたは同じ消防署の花形トリオのポンプ車やはしご車や救急車たちにコンプレックスがあって…って児童書をかみ砕いて説明すると実際の文面よりはるかに漢字が増えて違和感が。
それで結局じぷたは最後山火事で適材適所で大活躍して認められるのですよ。よいお話ですね。じぷたが花形トリオに抱くコンプレックスとか、花形トリオがじぷたを小バカにしている様が妙にリアルで朗読していて思わず力が入ります。

「ぼく しんかんせんにのったんだ」
2歳児には長いので、適当に省略して読んでいます。上の本に比べると音読していて文章がよくないし、テンポが猛烈に悪い。なのであんまり好きじゃないです(ゴメン)じぷたと同じ人が書いてるのになんでこう違うんでしょうか。謎です。
内容は、くまた君に爺様婆様からお手紙が来て「遊びにおいで」というものですから、くまた一家(パパ&ママ&くまた)が新幹線に乗るというものです。新幹線がこだまなのは単純に旅行区間がこだま向きなのか?(小田原を想定しているようなので、そういうことなのかな)
なんというか、懐かしいです。むかし、新幹線でお茶売ってましたよね。あの、プラスチックの小さな入れ物に入ってて、フタがコップになってるやつ。あれが登場するんですよ。うおおお今ペットボトルになっちゃったけど昔これ珍しくて大好きだったよ!と懐かしくなりました。ブルートレインとコンテナ特急と東海道本線が併走してるあたりフィクションだなあと旦那が突っ込んでいました。

「のりものアルバム」シリーズ
だいたいこういうのは100点写真が掲載されているので、我が家ではコレを延々読み進めていくことを「100本ノック」と呼んでいます。おかげで新幹線や特急電車やバスやなんやかんやについてずいぶん覚えさせて頂きましたよ!

「バスでおでかけ」
2歳児には長いのですがわりと聞いてるんだなこれが。
雪のクリスマスの日に四人家族でバスに乗ってお出かけ、遊園地や動物園、スケート場に港町やデパートと楽しそうな施設を見ながらも次々と通り過ぎ、おとうさんにどこに連れて行ってもらえるのでしょうか?

…という楽しい話のはずなんですが、デパートの横では交通事故が起こって救急車が駆けつけてたりする謎の本です。遊興施設がうなるほど存在するこの街はドコなんだよ?!という突っ込みも無効。そうは言いつつ、書き込みがめちゃめちゃ細かいのでその細かい絵を見るのが楽しい。


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スカーレット・ピンパーネル

宝塚大劇場まで行って「スカーレット・ピンパーネル」を見てきました。いやあ、おもしろかったですよ。ただ、悲しいかな宝塚のオケは健在。悪い意味で。ああ、いい歌だねえ…と思っているとぱおおおお~んって感じにハズしてくれます(笑)何年も見てないわりには、そういう昔と変わらないものが気になりました。宝塚って変わらないですねえ。

お話はフランス革命…の1794年、理想を追い求めて始まったはずの革命はいつしか独裁と恐慌へと変貌し、という時代。行きすぎた「革命」により失われる命を救うために尽力する組織「スカーレット・ピンパーネル」。その頭目はどうやらイギリス人貴族であるらしい?
かつての革命の闘士にして花形女優のマルグリット、彼女の夫となったイギリス人貴族のパーシー。彼こそがスカーレット・ピンパーネルのリーダー。
そして、かつてマルグリットと共に革命を戦い、いまは公安委員会で働き反革命の人々を捕縛するショーヴラン。彼はスカーレット・ピンパーネルを追う。

とゆう設定ですね。
パーシーとマルグリットは夫婦でありながらお互い互いに言えない秘密を持ち、ショーヴランはマルグリットの弱点を突いて彼女を脅す。この三人の関係は一筋縄ではいかずにディープでアダルトで微妙で非常に見応えがありました。お話もちゃんとしていて、コレおかしいだろうというところも特になく、充実した観劇となりました。よかったよかった。
詳細感想は閉じてゴー。

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